

外壁塗装は建物を所有する人、全てが行わなければいけないメンテナンスです。
疎かにすれば、雨漏りやシロアリなどの被害リスクが高まり、修繕費用は外壁塗装の何倍にもなってしまう事もあります。
外壁塗装をするタイミングの目安はありますが、塗料や建物環境によって塗膜の劣化具合がそれぞれになりますので、外壁塗装をやる・やらないの前に一度業者の点検を受けることをおすすめします。
次回の外壁塗装の目安としては外壁を手でなぞった時に手に白い粉(旧塗膜)が付着するチョーキング現象が発生するだったら、次回の塗り替えも検討したほうがよいとされています。
これから外壁塗装をされる方向けに基礎知識を紹介していますので、参考にしていただければと思います。
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外壁塗装の流れは大きく7つの工程に分類することができます。
作業は1日1工程が基本になりますので、どんなに早い業者でも一週間はかかります。
塗料によって適切な乾燥時間を置かないと、下地に上手く密着してくれないので早期の塗膜剥がれの原因となってしまいます。
一週間よりも早く仕上がるようだったら悪徳業者の可能性もありますので、契約前のスケジュール確認は入念に行うようにしましょう。
一般的には天候などの影響もありますので、10日~14日で施工が完了することになります。
基本的には、塗装面積が狭くても外壁塗装の流れは変わりません。
外壁塗装の契約時に必要になる書類は上記3点です。
工事請負契約書は、工事の完成を約束する契約を結ぶ書類です。
契約書は同じ内容のものが2通用意され、療法に契約金額に応じた収入印紙を貼り、判子を押し、それぞれ1通づつ保管することになります。
請負契約約款には施工が遅れた場合の遅延損害金や瑕疵担保責任(欠陥が分かった時、無料で補修してくれる)、クーリングオフについての約束事が明記されていることを確認することが大切です。
請負代金内訳書(見積り書)は、各工程ごとの単価が細かく明記されていることを確認するようにしましょう。
外壁塗装では請負代金内訳書ばかりに意識が集中してしまうところですが工事請負契約書、請負契約約款もよく確認し、検討する場合には業者にコピーをもらってよく読み込むようにしましょう。
外壁塗装と一緒に付帯箇所も塗装してもらうことで足場代(20万円~30万円)の節約や業者との打ち合わせ時間の削減、近隣への迷惑を軽減することができます。
また、次回のメンテナンス時期を揃えられるので管理が楽というメリットもあります。
ただ、当然ながら塗装面積が広くなれば費用は高くなります。
無理して同時に行う必要はありませんが、余裕ががある方は外壁塗装と同時に付帯箇所の塗装も行う事をおすすめします。
敷地が狭くても外壁塗装をすることは可能です。
通常の場合、単管足場という鋼管を主体とした足場で本足場、棚足場、一側足場を使う事で解決しますが、単管足場も組めニア場合であればお隣の敷地をお借りして外壁塗装が行われることになります。
ただ、お隣さんとの関係で難しい場合には、屋上からロープで外壁にアクセスするロープアクセス工法が採用されることになります。
オーソドックスな支払方法は現金支払いとクレジットカード支払いですが、最近はリフォームローンを活用した支払いも増えてきています。
リフォームローンとは、融資額が最大1,000万円程度の無担保ローンになります。
住宅ローンと比べると、金利は高めで返済期間は10年程度と短く設定されているのが特徴です。
手元にまとまった資金がなくてもリフォームローンを使えば頭金なしでも外壁塗装をすることが可能です。
しかし、業者によっては未だに現金支払いにしか対応してくれない所も多くあるのが現状です。
支払い方法の充実は消費者の利便性を高める企業努力になります。
支払い方法一つを取って見ても、消費者に優しい業者なのかが分かりますね。
外壁塗装期間中でも施工前に業者にエアコンを使いたい旨を伝えることでエアコンの使用に対して柔軟に対応してくれます。
ただ高圧洗浄時はエアコンは使えません。
業者によってはめんどくさがって対応してくれない場合もあります。
特に夏場は締め切った空間で空気がこもることなるので、エアコンがないととても大変な生活となります。
丁寧な業者であれば、エアコン使用に関して聞いてくれますが、そのような丁寧な業者ばかりではありませんので、こちらからも確認しておきましょう。
職人への差し入れは特にする必要はありませんが、一般的には差し入れを用意しているお宅は多いです。
中には『差し入れを持っていかないと適当に作業されてしまうのではないか』という恐怖から差し入れを検討される方もいらっしゃいますが、差し入れを行わなかったとしても仕上がり具合に変わりはありませんので安心してよいでしょう。
もしも差し入れを出すのであれば、生ものでない小分けされた物を出すようにしましょう。
また、季節によって夏場は職人さんたちの飲料の消費が激しいですし、冬場はポットなどに温かいコーヒーを入れておくと嬉しいなどあります。
外壁塗装期間中は窓はマスキングテープで養生されることになりますので基本的に閉め切りとなります。
ただ、業者によっては窓を開けることに対応してくれる業者もあります。
臭いに敏感な方や赤ちゃんやペットがいる世帯では窓の開閉を相談してみるとよいでしょう。
絶対に窓が開けられないのは『高圧洗浄時』と『塗装時』になります。
その他の足場の組立や養生期間は窓を開けることも、業者によっては可能です。
ちなみに塗料には水性塗料と油性塗料とあり、臭いがきつい(シンナー臭)のは油性塗料になります。
窓が開けられない業者であれば水性塗料も検討することをおすすめします。
3階建て住宅は必ずしも2階建て住宅よりも高くなることはありません。
これは外壁塗装の価格の決まり方が、塗装面積(㎡)で決まる為です。
ただ、3階建て住宅は業者によっては足場の単価が200円ほど上がる事もあります。
点検、見積り書作成は2階建て同様に3階建ても扱ってくれます。
外壁塗装の基礎知識をご紹介しましたが、基礎知識がない状態で業者と打ち合わせをしてもチンプンカンプンで業者の言いなりで、結局思い通りの仕上がりにならずに不満の多い外壁塗装となってしまう方がとても多いのが現状です。
また、外壁塗装の世界は残念ながら悪徳業者も多く、法外な価格や施工後の対応がない所などもあります。
そうゆう業者を見抜くためにも基礎知識を持って打ち合わせに臨んでください。
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