外壁塗装はどこに頼む?ハウスメーカーより専門業者がおすすめの理由

外壁塗装はどこに頼むべきか悩まれる方も多いかと思います。

新築で家を建てた方ならハウスメーカーの10年点検の際に外壁塗装の提案も一緒に受けることが定番となっています。

家の事を一番に理解しているハウスメーカーの提案なので安心してしまう気持ちは分かりますが、外壁塗装の価格は高額ですので安易にハウスメーカーで決めずに価格やサービスの比較はするべきです。

当サイトでは、外壁塗装はハウスメーカーで行うよりも地元の塗装専門業者に直接頼むことをおすすめしています

ハウスメーカーで外壁塗装をする際のメリットとデメリットも一緒に紹介していますので、外壁塗装業者選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

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外壁塗装はどこに頼む?塗装専門業者にお願いしたほうがよい理由

外壁塗装はどこに頼むべきか?結論を申し上げますと外壁塗装はハウスメーカーではなく地元の実績ある塗装専門業者に頼むのが得策です。

地元塗装専門業者に頼んだほうが良い最大の理由は価格です。

ハウスメーカーで頼んでも結局は地元業者が駆け付けるわけですが、価格は3割ほど高くなります。

専門業者であれば100万円で行える施工がハウスメーカーでは130万円かかるということですね。

これは建物のトータルコストという観点から見るとかなりの損害になります。

現在の建物の寿命は木造で65年とも言われていますが、ハウスメーカーにお願いして30万円余計に払う事を続ければトータルで30万円×6回(10年に一度の頻度で外壁塗装を行った場合)で180万円余計に支払うことになります。

これがトータルコストという観点です。

なお、地元塗装専門業者であっても良し悪しありますので別ページの外壁塗装業者の選び方をご覧ください。

専門業者に外壁塗装を頼むとハウスメーカーの瑕疵保証は延長されない

外壁塗装は地元塗装専門業に頼むのがおすすめですが、注意点があります。

ハウスメーカー以外で外壁塗装すれば瑕疵保証がなくなる点です。

現在、新築住宅を供給するハウスメーカーは、住宅の引き渡しから10年間の瑕疵保証責任が住宅瑕疵担保履行法によって義務付けられています。

瑕疵保証では、構造耐力上主要な部分(基礎、基礎ぐい、壁、柱、小屋組、土台、斜材、床版、屋根版又は横架材など)と雨漏りに対する欠陥が見つかった時に無償で修理、交換に応じてくれるというものです。

そして、ハウスメーカーで外壁塗装を頼むとその後の10年間も同じように瑕疵保証でハウスメーカーが対応してくれます。

しかし、他の専門業者に外壁塗装を頼んでしまうと、この瑕疵保証が更新されず万が一、構造上の欠陥が見つかった時や雨漏りが発生した時には実費となってしまうというデメリットがあります。

瑕疵担保責任期間(10年)を超える保証については、弊社実施の定期的な点検および必要に応じた有償メンテナンス工事を条件として、10年毎の保証延長を継続することができます(定期点検および必要な補修工事を行わなかった場合は、その後の保証延長はできませんのでご了承ください)。

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大抵のハウスメーカーは10年の瑕疵保証に合わせて10年点検が付いてきて、外壁塗装工事を申し込むとさら10年保証が延長されるという運びとなっています。

これは瑕疵保証には定期的な点検・修理が必要との事項を逆手にとったものですが、施主からしたらかなりのプレッシャーとなります。

ハウスメーカー以外で家のリフォームを手掛けるときには瑕疵保証の延長はされないことはよく理解しておきましょう。

なお、各ハウスメーカーの特徴については注文住宅ロボの『坪単価別ハウスメーカーランキングを一挙紹介!都道府県別おすすめハウスメーカーまで網羅』ページが参考になりますのでご覧ください。

ハウスメーカーで外壁塗装を頼む際のメリットデメリット

外壁塗装は地元塗装専門業者に頼むのがおすすめですが、ハウスメーカーで外壁塗装することを完全否定しているわけではありません。

ハウスメーカーでの外壁塗装にもメリット・デメリットあります。

大切なのはメリットばかりに目を向けないで、デメリットの部分もしっかりと考えてどこに外壁塗装を頼むべきか決めることです。

ハウスメーカーで外壁塗装をする際のメリットが2つ、デメリットが3つありましたので紹介します。

ハウスメーカーで外壁塗装を頼むメリット

  • 総合的なリフォームに対応可能
  • 希望するスケジュールで塗装してもらえる

ハウスメーカーは、外壁塗装よりも家の総合的なリフォームをする際にはおすすめです。

よくあるのが外壁塗装を行っていたら、オリジナル意匠の板金の幕板や鼻隠しが錆びてダメになっていて交換の必要があることですが、塗装専門業者では手に入らない部材もハウスメーカーでは手に入ったりします。

また、複数の施工業者と提携しているので施主の希望スケジュールで塗装を行ってもらえる可能性が高いです。

専門業者だとどうしても春(4~5月)と秋(9~10月)の繁忙期には人手が足らなくなりがちで、施主の希望スケジュールで塗装を行うのは困難な状況です。

家の状態が全体的に傷んでいる、希望した時期に塗装を行いたい方にはハウスメーカーでの外壁塗装をおすすめします。

ハウスメーカーで外壁塗装を頼むデメリット

  • 結局施工は外注業者が行う
  • 営業マンによっては知識不足で提案も的を得ない場合もある
  • 外壁塗装専門業者よりも価格が高い

ハウスメーカーで外壁塗装を頼んでも結局はハウスメーカーと提携している地元専門業者が訪問して塗装を手掛けることになります。

そのため、地域によって施工品質にバラツキがあるのは否めません。

だから一概にハウスメーカーの塗装だから安心というわけではなく、施工を行う業者のスキル次第ということになります。

そして、ハウスメーカーの営業マンは塗装に関して疎い方も多く、業者丸投げのスタイルをとっている所がほとんどになります。

それなのに、価格は中間マージンが発生するぶん専門業者と比較するとハウスメーカーのほうが3割ほど価格が高くなる傾向にあります。

最近では、専門業者並の価格で外壁塗装を請け負っているハウスメーカーもありますが、仕組みはより安い業者へ依頼しているためです。

無理な価格交渉は手抜き工事の典型例なので、リスクは高くなると考えて間違いないでしょう。

自分で業者選定がしっかりできる方、価格を重視して考える方には外壁塗装専門の業者をおすすめします。

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ハウスメーカーで外壁塗装をして失敗してしまった方の口コミ

外壁塗装で相談です。

大手ハウスメーカーで建築し、10年を過ぎたので、そのハウスメーカーで外壁塗装のメンテナンスをしました。

費用については地域の塗装屋さんより割高なことは承知の上で、信頼できる地域の塗装屋さんもなかったものですから、ハウスメーカーを信じて塗装しました。ハウスメーカーには信頼を置いていたので、費用はすでに支払い済みです。(結果的にこれは間違いだったと自覚してますが)

外壁はサイディング、塗装の内容は防水塗装の上に、シリコン塗装で、下塗り➕本塗り2回です。

順調に工事が終わり、ハウスメーカー検査合格となり、足場が外れて、見回してみてびっくり。

液ダレのような箇所、1㎜ほどずつですが塗り残し箇所(下地の色が見える)がいくつも。
ハウスメーカーに伝えたところ、「では手直しします」とさらっと言われました。

手直しをしてくれるのはよいのですが、謝罪等なく、あまりにアッサリだったので、不安疑問が生まれました。

Yahoo!知恵袋

典型的な業者丸投げスタイルの営業マンが担当だと、このような失敗が発生する可能性が大きくなります。

確かにハウスメーカーはミスによる対応は早いですが、あくまでも間に入る窓口となるだけです。

ハウスメーカーに外壁塗装を頼んだら安心だと考えるのは早計でしょう。

外壁塗装は地元専門業者に頼むのがおすすめ

外壁塗装はどこに頼むのがおすすめ?
外壁塗装は地元で評判の良い塗装専門業者にお願いするのがおすすめです。
価格的にはハウスメーカーの3割引きで外壁塗装してくれます。
ハウスメーカーのデメリットは?
デメリットは、相場よりも外壁塗装価格が高いことです。
さらに下請けでの対応になるので、万が一の対応に不安があるなどがあります。

外壁塗装はハウスメーカーではなく地元専門業者に頼んだほうがよい理由は、ずばり価格面によるメリットがあるからです。

同じ仕上がりでも注文する窓口によって価格が変わるのが外壁塗装です。

地元で実績のある業者数社から見積もりを取り寄せて比較してみてください。

なお、その際は自宅の相場をインターネットから確認できる相場算定ツールを使うと各社からの見積もりにも効率的に交渉する事ができます。

ハウスメーカーで頼む際にもサービスや価格の指標となりますので、外壁塗装の前に相場算定ツールを使うことをおすすめします。

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