外壁塗装期間中の換気方法(業者によっては窓が開けられる!)

外壁塗装期間中は窓や換気扇は、マスキングシートで養生(ようじょう)されるため、部屋の中が密室状態となります。

そのため、塗料の臭いなどが建物内に充満し、人によっては苦痛に感じる方もいます。

外壁塗装期間中は基本的に窓が養生されっぱなしで塗装工程が全て終わるまで換気することができません

また、臭いに関しては近隣とのトラブルへと発展するケースもある非常にデリケートな問題です。

外壁塗装が始まって臭いによるストレスを軽減する為に、今回ご紹介する換気対策を行ってみてください。

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換気方法

基本的に外壁塗装期間中は養生によって密閉されてしまうので、換気ができない状況となりますが、条件や工期のスケジュールなどを見て換気することも可能になります

外壁塗装期間中に換気をする方法を3つご紹介します。

換気扇による換気

ウェザーカバー付き換気扇
換気扇も養生で塞がれてしまいますが、ウェザーカバーが付いている換気扇であれば排気口をふさがずに塗装することも可能なので、使用することが可能です。

ウェザーカバーとは、風雨の侵入を防止する屋外に取り付けられているカバーです。

ただし、ウェザーカバー自体も塗装をする場合には換気扇は使えなくなります。

開けたい窓を指定しておく

施工開始前に開けておきたい窓を指定しておくことで、その箇所を特殊な養生で対処してくれることがあります。

換気用に窓の下側だけは養生せずに対処してくれたりしてくれるところもあります。

全ての業者で養生による換気の対応をしてくれるわけではありませんが、相談してみるとよいでしょう。

なお、窓が開けられれば換気扇との併用でより室内の換気が進みます。

換気扇は中の空気を外に出す効果がありますが、塗装面と反対側の窓を開けられれば綺麗な空気が中に入ってくるので換気の効果はさらに向上します

養生を傘にする

養生を傘にする
画像参照元:株式会社塗装職人

腕の良い業者であれば、養生を傘にして窓への養生を最小限にして開閉が可能な状態にしてくれます。

養生を傘にするとは、足場を使った塗料飛散防止の方法で開閉したい窓上部の足場にマスキングテープを設置して、間接的に窓を養生していく方法です。

ただ、直接的な養生に比べると窓に塗料が飛散する可能性は高くなります。

また、養生を傘にしてもその下の床などには養生を施します。

あくまでも窓の換気対策としての方法で養生費用削減の効果はありません。

換気できない期間

窓が養生されている画像
外壁塗装では、足場の組み立てと共に付帯部の養生も行われることになり、その際に窓も養生によって閉ざされてしまいうことから換気する事ができません。

ちなみに外壁塗装の流れは以下になります。

  1. 足場・飛散防止ネットの設置
  2. サッシ、エアコンの室外機、設備等の養生
  3. 外壁の高圧洗浄
  4. 素地調整
  5. 下塗り・中塗り・上塗り
  6. 確認・検品
  7. 足場解体・清掃

ただ、厳密にいうと窓を締める(養生する)必要があるのは、『③高圧洗浄』の時と『⑤下塗り・中塗り・上塗り』の時になります

高圧洗浄は一日かけてカビや藻をしっかり洗浄させ、24時間ほど乾燥させます。

下塗り・中塗り・上塗りは一般的には、塗装後にはしっかり乾燥させる必要があるので最短でも3日かかります。

⇒ 外壁塗装の乾燥時間とは?塗料や季節、水性・油性でも時間は変わる

なので、それ以外の工程の際には窓の養生は必要はありませんので換気できる可能性があります

もちろん、全ての業者でこのようなこまめな対応してくれるわけではありまんせんので、工期を見て換気が可能かどうか確認しておくとよいでしょう。

外壁塗装の臭い対策

換気ができないと建物に臭いが充満することなりますので、臭いに敏感な方はこれから紹介する対策も行いましょう。

外壁塗装時の臭い対策として代表的なのは以下の4つです。

  • 水性塗料を使う
  • 香り付きの塗料を使う
  • 昼間は外出する
  • F☆☆☆☆(フォースター)塗料を選ぶ

水性塗料を使う

塗料を希釈する種類によって油性塗料と水性塗料に分類できることは冒頭で説明しましたが、臭いに敏感な人は臭いの少ない水性塗料をおすすめします。

水性塗料では希釈剤にシンナーを使わず水で薄めるので、嫌な臭いが発生しません。

近隣にも嫌な臭いをまき散らすこともないので、近隣から臭いに関するクレームが入る心配もありません。

ただ、水性塗料は無臭というわけではなく臭い自体はあります。(シンナー臭ではなく塗料の臭いがあります)

最近は近隣への配慮もあって水性塗料を使用する方が増えています。

なお、水性塗料と油性塗料の特徴の違いなどは別ページでまとめましたので、そちらのページをご覧ください。

香り付きの塗料を使う

臭いを気にする方は、香りが付いた塗料を使うのも一つの手です。

代表的な香りが付いた塗料だと、日本ペイント製造・販売しているハナコレクション100水性が有名ですね。

ハナコレクション100水性は、塗装時にバラの香りがします。

カラーバリエーションも豊富ですし、耐用年数も7~13年とコストパフォーマンスにも優れているので人気の塗料でもあります。

ハナコレクションに関しては、別ページで詳しく口コミや特徴をまとめましたので、そちらのページをご覧ください。

昼間は外出してしまう

臭いがどうしても気になる方は思い切って外出してしまうのも手です。

職人さん達が作業はしていますが、家の戸締りをして外出してしまっても構いません。

臭いに関しては、外出してしまうのが一番手っ取り早い解決方法ではありますね。

外出先でも出費がかからない図書館などが人気のエスケープゾーンになっています。

F☆☆☆☆塗料を選ぶ

臭い対策にF☆☆☆☆塗料を選ぶ

ホルムアルデヒドの放散等級
  • マークなし:使用禁止
  • F☆☆:使用面積制限有り
  • F☆☆☆:使用面積制限有り
  • F☆☆☆☆:使用面積制限なし←おすすめ

臭いが少ない塗料の目安としてF☆☆☆☆塗料を選ぶのもおすすめです。

F☆☆☆☆(フォースター)塗料とは、塗料に含まれるホルムアルデヒドの放散等級が最も少ない塗料になります。

ホルムアルデヒドは気体の化学物質で、鼻を刺すような臭いが発生するのが特徴です。

身体への毒性も強いことから、上記で紹介したシックハウス症候群の症状を引き起こす事も考えられます。

空気清浄機は臭い対策ではなく粉塵対策

臭い対策というよりも塗料や高圧洗浄などの粉塵対策として空気清浄機も有効に働きます。

特に高圧洗浄では外壁や屋根にこびり付いた汚れを半日かけて洗い流しますが、水しぶきの中にはカビ菌や微生物なども含まれることになります。

これらが空気中にまき散らされることになりますので、吸い込んでしまえば身体にとっては有害です。

生活で出される臭い(料理、タバコ、ペット)などでは空気清浄機も臭いの対策として有効ではありますが、油性塗料のシンナー臭に関しては過度な期待は禁物とお考えください。

空気清浄器にも色々と種類がありますが、ダイキン空気清浄器のストリーマのような空気清浄器内で空気を浄化してくれるタイプのものがおすすめです。

ちなみに、換気が屋外からの新鮮な空気を取り入れることに対して、空気清浄機は室内の空気を取り込んで、フィルターで濾(ろ)過して綺麗な空気を放出しています。

決して空気清浄機で臭いが消えるわけではないことを頭に入れておきましょう。

臭いが残る期間は塗料によって違う

塗料の臭いは塗料が固まればなくなります。

乾燥の仕方は塗料ごとに違い、早いものだと3時間程度、遅いものだと24時間程度かかる塗料もあります

また、臭いの元である塗料が乾燥しても、シンナーなどの臭いは衣服やソファーなどの家具にも付着して、数日は臭いを感じるかもしれません。

一番良いのは室内の換気ですが、外壁塗装では塗装中に養生(ようじょう:ペンキが付着しないようにシートで保護すること)などで窓が開けられなくなります。

養生を剥がしてしまうと、仕上がりが汚くなる可能性がありますので、外壁塗装が終わるまで建物が密封されることになります。

業者によっては換気に柔軟に対応してくれる所もありますので、契約前に相談してみましょう。

なお、外壁塗装で使われる塗料に関しては別ページで詳しくまとめましたので、そちらのページをご覧ください。

⇒ 外壁や屋根塗装でよく使われる塗料の種類まとめ

身体への影響度

油性塗料の場合、塗装時にシンナー臭が発生しますが身体に影響を感じる人もいます。

NIHS(国立医薬品食品衛生研究所)によると、以下がシンナーの主な症状になります。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 食欲減退
  • 錯乱
  • めまい
  • 嗜眠
  • 意識喪失
  • 皮膚の乾燥
  • 目の充血、痛み

現在の塗料はかなり改良が進んでいて、シックハウス症候群の原因にもなる物質VOC(揮発性有機化合物)の放散量が少ないものが多く、人や環境に優しいものが多くなってきています。

また、発がん性物質とも言われているホルムアルデヒドに関しても放散等級ということで各塗料にランク付けがされています。

身体への影響度で言えば、妊娠中の方や赤ちゃん、ペットを気遣う人もいらっしゃると思います。

それぞれの影響度をご紹介します。

妊娠中、赤ちゃんへの影響度

シンナーは妊娠中の方にも赤ちゃんにも、もちろん有害に働きます。

確かにシンナーを常用すればNIHSが発表している症状が起きる可能性もありますが、外壁塗装では約2週間ほどの作業になります。

そしてこの間に塗装の匂いが発生するのは5~7日ほどになります。(塗料や塗り回数によって変わります)

現在の塗料は刺激の少ないものが主流になってきているので外壁塗装の際の臭いに関して、身体への影響度は特に気にするレベルではないでしょう

赤ちゃんに関しても過敏に気にする必要はありません。

ペットへの影響度


犬や猫などのペットは嗅覚は人間よりも優れていて、刺激臭に関しては人間の1億倍の嗅覚があるとも言われています。

その為、外壁塗装の期間は普段と違う臭いがありますのでストレスに感じるかもしれませんが、犬にとっては臭い自体は有害には働きません。

ペットを飼っているお宅にとって外壁塗装による懸念点は、臭いよりもペットが塗料を舐めてしまうことです。

塗料にはVOCが含まれていますので、最悪の危険性も十分に考えられます。

特に外で犬を飼っているお宅であれば、外壁塗装の期間だけ親戚に預かってもらうなどの対処をするのが望ましいです。

また、インコは呼吸系が敏感なので外壁塗装中はペットホテルへ預けることをおすすめします。

外壁塗装中の臭いに関する声

換気の方法は契約前に確認しましょう

外壁塗装中の換気方法
  • 換気扇による換気
  • 開けたい窓を指定しておく
  • 養生を傘にする

外壁塗装では最近、臭いに関して敏感になってきている風潮があります。

特に、妊娠中の方や小さいお子さんがいるお宅、ペットなどへの影響も懸念材料となっている為です。

ちなみに現在一般的に市販されている塗料は油性であろうと水性であろうとそれほど身体への影響度は低いものが採用されています。

ただ、使用する塗料によっては臭いがキツイものや身体に影響があるものもあります。

契約前にしっかりと確認し、換気対策、臭い対策も行っておきましょう。

また、業者によっても対応してくれる範囲が変わってきますので、業者の比較も必ず行うようにしましょう。

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