リフォーム瑕疵保険の仕組み


リフォーム瑕疵保険(かしほけん)とは、リフォーム工事完了後、リフォーム部分に瑕疵(欠陥)が見つかった場合、その修理費用をまかなうための保険です

リフォームを施工する工事請負業者が保険法人と保険契約を結び、リフォームの発注者に保険証書を発行します。

リフォーム瑕疵保険は、業者が入る保険であくまでも任意の保険になりますが、加入している業者であれば万が一の時にも安心です。

また、業者の選別という意味でも、リフォーム瑕疵保険は保険法人に登録している工事業者でないと契約できないので、登録業者は保険法人の審査をクリアした会社として、信頼性も増します。

リフォーム瑕疵保険は、構造耐力上主要な部分が基本的な耐力性能を満たせなくなった時に適用される保険ですが、外壁塗装においても適用される工事はあります。

  これから情報収集される方の為に、別ページで外壁塗装の基礎知識をまとめましたのでご覧ください。

⇒ 外壁塗装の基礎知識まとめ

主なリフォーム瑕疵保険・保険法人

保険法人 保険名称 連絡先
住宅あんしん保証 あんしんリフォーム工事瑕疵保険 03-3562-8122
住宅保証機構 まもりすまいリフォーム保険 03-6435-8870
日本住宅保証検査機構(JIO) JIOリフォームかし保険 03-6861-9210
ハウスジーメン リフォームかし保険 03-5408-8486
ハウスプラス住宅保証 リフォーム瑕疵保険 03-5962-3814

リフォーム瑕疵保険の対象となる住宅

以下に掲げるいずれかの住宅または住宅の部分
1:a. 戸建住宅(併用住宅※を除く) ※住戸数が1で人の居住の用以外に供する部分用途を含む建物をいいます。
b. 延床面積が500m2未満かつ階数が3以下の共同住宅
c. b以外の共同住宅の専有部分
(区分所有でない共同住宅の場合にあっては、専有部分に相当する部分をいいます。
また、専有部分の工事の発注者様が共用部分の工事を併せて発注する場合は、当該部分を含みます。)

2:人の居住の用に供したことのある住宅
※構造耐力上主要な部分の改修工事がある場合は、改修工事完了時に建物全体として新耐震基準等に適合することが確認できる住宅に限ります。
参照元:住宅保証機構

リフォーム瑕疵保険の対象となる住宅は、居住用住宅であることが条件になります

ですから、倉庫・物置・車庫等の部分は対象外となります。

注意が必要なのは、現行の耐震基準である『新耐震基準』に適合していない住宅も対象外になるということです

ただし、申し込み時点で適合していなくても、耐震改修などリフォームにより適合させる場合は対象となります。

なお、リフォーム瑕疵保険を契約する場合、工事に対して保険法人の検査を受ける必要があります。

検査回数は工事内容によって異なり、1回もしくは2回行われます。

『構造耐力上主要な部分』や『雨水の侵入を防止する部分』が工事に含まれている場合には、工事中検査と工事完了検査の2回行われることが多いです。

外壁塗装で適用される保険対象工事

リフォーム瑕疵が適用される外壁塗装の症状
著しい塗膜の白化(チョーキング現象)/塗膜の早期剥がれ/亀裂(クラック)/浮き/変形/欠損/雨漏り

保険金が支払われるのは、リフォーム工事が原因で、構造耐力上主要な部分が基本的な耐力性能を満たさない場合や、雨水の侵入を防止する部分が必要な防水性能を満たさなくなった場合になります。

それ以外でも、社会通念上必要とされる性能を満たさない場合は保険金が支払われます。

外壁塗装で言えば、外壁の防水層の新設・撤去を伴う工事、著しい白化、白亜化(チョーキング現象)、塗膜の剥がれまたは亀裂が生じるなどした時にリフォーム瑕疵保険が適用されます。

ただし、塗装の色のムラ、防音性能や断熱性能は対象外となります。

ちなみに屋根工事では、屋根葺き材に著しいずれ、浮き、変形、破損または排水不良が生じた場合に保険対象となります。

保証期間は、リフォーム工事完了日から、5年間または1年間です。

保険金の支払い限度額は100万円から最大1,000万円までで、請負金額によって異なります。(保険法人によっても異なります)

なお、支払う保険料は、工事請負金額や工事内容に応じて、おおよそ2万円前後から6万円前後まで、保険法人によって異なります。

さらに、工事中検査と完了時検査のそれぞれに、現場検査料がかかります。

リフォーム瑕疵保険は業者選定の目安にしましょう

リフォーム瑕疵保険の仕組み、対象工事をご紹介しましたが、実際リフォーム瑕疵保険に加入している業者は少ないのが現状です。

一番良いのはもちろんこのような保険を使わずに塗装工事を行ってもらう事です。

ただ、外壁塗装は人が行う工事になりますので、万が一の対策として安心できる保険への加入を行っている業者を選ぶのは得策と言えるでしょう。

その為にも、優良業者を選ぶ一つの基準としてリフォーム瑕疵保険に加入しているかを業者選択の基準にすることをおすすめします。

主な保険法人も紹介しましたが、保険サービスの内容は結構細かいところで変わりますので、契約の際には再度リフォーム瑕疵保険の内容について確認することをおすすめします。

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