外壁塗装は、開業にも特に資格が必要ないことから個人で営んでいる業者も非常に多い業界になります。

極端なことを言ってしまえば昨日開業したばかりの、まだ実績の少ない職人でも行えてしまえるわけです。

外壁塗装などの高価なサービスを扱うのであれば、出来るだけ腕の良い職人さん、万が一の時にはきちんと対応してもらえる業者にお願いしたいと考えるのは皆さん一緒でしょう。

そのような、業者選定の一つとして業者が抱えている職人が保有している資格や加盟している団体を見るというのも有効な方法になります。

ただ、資格にしても団体にしてもただ持っている、加盟しているだけでは意味はなく、どれだけ権威のある資格や団体であるかが重要になります。

優良な業者が持つ資格や権威のある団体をご紹介しますので、業者選定の一つの目安にしていただければと思います。

 外壁塗装業者を口コミと一緒にまとめましたので、そちらのページもご覧ください。

⇒ 【都道府県別】外壁塗装の業者一覧はこちら

優良な外壁塗装業者が持つ主な資格

塗装技能士

塗装技能士とは、厚生労働省が認定する塗装に関する技能を認定する国家資格です。

等級には1級、2級、3級とありそれぞれに受験する条件が定められています。

  • 1級:7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上、3級合格後4年以上の実務経験
  • 2級:実務経験2年以上、または3級合格者
  • 3級:なし

外壁塗装においてはメジャーな資格で、業者によっては塗装技能士の資格を保有している職人の給料を上げるなどの施策を打って、資格取得を促進しています。

ただ、等級によって難易度が変わりますのでできれば1級塗装技能士がいる業者にお願いするようにしましょう。

足場の組立て等作業主任者

足場の組立て等作業主任者は、一般社団法人労働技能講習協会が認定する、つり足場・張出し足場・高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体が行える資格になります。

一般的には2階建ての建物の外壁塗装をする際には、足場の組立て等作業主任者の資格が必要になります。(労働安全衛生法 第14条)

2日間の学科講習と試験をクリアすれば発行される資格になるので、資格取得の難易度はそれほど高くありません。

というより、外壁塗装を行う上では必須の資格になります。

カラーコーディネーター

カラーコーディネーターは、東京商工会議所が認定する色彩の知識を学ぶことができる資格です。

等級は1級、2級、3級とあり、1級カラーコーディネーターはかなり難易度の高い資格になります。

外壁塗装では色におけるトラブルがとても多いのが現状です。

職人でカラーコーディネーターの資格を持っている人はは少ないですが、内勤者が保有していて、随時色選びの講義などをしてくれるところもあります。

打ち合わせでもカラーコーディネーターが付き添ってくれると安心です。

雨漏り診断士

雨漏り診断士は、NPO法人雨漏り診断士協会が認定する雨漏りの予防・原因究明や修理に対する専門的な資格になります。

2004年から雨漏り診断士の資格が登場することになりましたので、比較的新しい資格です。

業者に雨漏りにおけるスペシャリストがいると、施主は施工後も安心して点検などをお願いできるというメリットがあります。

資格自体はNPO団体が認定するものなので、難易度的にはそれほど高くはありません。

有機溶剤作業主任者

有機溶剤作業主任者は、公益社団法人東京労働基準協会連合会が認定する、溶剤系塗料を使用する際の労働者や近隣への配慮して監督することができる国家資格です。

カリキュラムは2日間の学科講習のみで実技はないことから、難易度的には高くありません。

外壁塗装で使用する塗料は水性塗料と溶剤系塗料(油性塗料)に分けられますが溶剤系塗料(ラッカー系、ペイント系など)を使用する際には、事業者は有機溶剤作業主任者を選任して労働者を指揮、監督しなければいけません。(衛第69号)

油性塗料は溶剤が有機溶剤になるので、臭いもきつく身体への影響もあることから、換気の必要性だったり、近隣への配慮が必要になります。

現在の主流は水性塗料にはなりますが、溶剤系塗料は塗膜が丈夫なのが特徴で根強い人気がある塗料であることから、有機溶剤作業主任者の資格は業者にとって必須の資格となります。

窯業サイディング塗替診断士

窯業サイディング塗替診断士は、木造住宅塗装リフォーム協会が認定する、窯業系サイディングのメンテナンス・塗替え・張替えの資格になります。

受講には、窯業系サイディングの塗装・工事経験が5年以上、または、1級、2級木造建築士・1級、2級建築施工管理士・1級、2級塗装技能士であることが条件になります。

最近はコストパフォーマンスの観点からサイデイングが外壁材に使われることが多くなりましたので、資格需要が高まっています。

外壁にサイデイングを使用しているお宅は窯業サイディング塗替診断士から、適切なアドバイスを受けてリフォームに臨めます。

リフォームに関わる権威ある団体一覧

名称 設立 事業内容 所在地 ホームページ
住宅リフォーム推進協議会 2000年11月
  • 住宅リフォーム推進のための諸制度の改善活動と普及企画
  • 地域における住宅リフォーム推進体制への支援と連携
  • 長寿命化リフォームの推進
  • 住宅リフォーム産業の動向把握
  • 消費者への啓発・情報提供
  • 事業者への啓発・情報提供
東京都千代田区富士見2-7-2
ステージビルディング4階
http://www.j-reform.com/
住宅リフォーム・紛争処理支援センター
(リフォネット)
1984年2月
  • 住宅紛争処理の支援
  • 住宅相談(新築・リフォーム)
  • 消費者支援
  • リフォーム市場の環境整備
  • 調査・研究等
東京都千代田区九段北4丁目1番7号
九段センタービル3階
http://www.chord.or.jp/index.php
一般社団法人日本塗装工業会 1948年4月
  • 組織の運営
  • 特化した仕上技術の調査研究
  • 企業経営に資する事業の展開
  • 労働災害の防止と環境保全に関する調査研究
  • 総合仕上のための専門技術と技能の普及及び人材の養成
  • 需要の開発と普及の推進事業
東京都渋谷区鶯谷町19-22
塗装会館3階
http://www.nittoso.or.jp/
一般社団法人外壁塗装協会 2012年10月
  • 一級塗装技能士の認知活動
  • 工事品質の向上
  • 塗装知識の普及
東京都世田谷区用賀3-13-5 http://tosouginoushi.com/
日本外壁塗装マイスターズ 2015年1月
  • 勉強会活動
  • 商品開発
  • 共同事業活動
  • 情報提供・共有活動
岡山県岡山市北区北長瀬本町20-51 http://www.paint-meisters.com/

知らない団体には注意が必要

所属団体は業者選定の一つの方法ではありますが、加盟していればなんでも良いというわけではありません。

加盟社数の少ないもの、中には単なる看板で、実際は一業者が主催しているという団体もあります。

あるいは、トラブルやクレームが多い団体などもあります。

また、名前だけ『協会』や『組合』『NPO法人』などど名乗り、あたかも公的な、あるいは中立的な団体のように思いこませるのが狙いの団体もあります。

団体に加盟しているだけでなく、その団体がどんな内容の団体なのか調べることが大切です。

資格や団体にまどわされずに実績も見て業者を決めよう

外壁塗装において資格や団体は単なる飾りであってはいけません。

また、資格や団体に惑わされて、実際の技量が疎かになっている業者もいます。

いわゆる営業用に資格を取得している業者です。

資格や団体は業者選定の一つの目安にはなりますが、それが全てではありません。

実際の実績も加味しながら業者の選定をしていくことをおすすめします。

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