【外壁塗装】ローラーと吹き付けメリット・デメリットまとめ

外壁塗装では塗装する際にローラーを使ったローラー塗装、スプレーガンを使った吹き付け塗装とがあります。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、最近の風潮ではローラー塗装が好まれている傾向にあります。

このページでは、なぜローラー塗装を好む人が多いのか?吹き付け塗装を選ぶ理由は?などの疑問を持つ方の疑問解消に役立ちます。

ローラー塗装


ローラー塗装では、ハンドルにナイロン、アクリル、ポリエステル等の材質のローラーを装着して塗装する方法です。

装着するローラーにも色々と種類があり大きく以下の3種類に分類されます。

種類 毛の長さ 用途 特徴
短毛ローラー 8mm以下 内装・鉄部・外装の仕上げ用 塗膜を薄く均一に塗装できる
中毛ローラー 13mm前後 外装・平面なめらかなテクスチャ用 仕上げにも使われ、作業性にも優れている
長毛ローラー 200mm以上 外装用 凸凹の下地にも塗装でき、一度に塗料を多く含めることができるので作業性に優れている

メリット

  • 塗りムラが少ない
  • 塗膜が厚く塗れる
  • 塗料の飛散(無駄)が少ない
  • 養生も最低限で行える
  • 職人が扱いやすい

吹き付け塗装よりもローラー塗装が好まれる傾向にあるのは、上記のようなメリットがあるからです。

中でも、塗料の飛散が少ないので塗料の無駄も少なく価格も最低限に抑えることができます。

最近では、サイディングへの多彩仕上げの工法(WBアートSi)なども出てきて、ローラー塗装でも個性的なデザインを表現できるようになりました。

現在では、ほとんどの業者で提案してくるのはローラー塗装による仕上がりになります。

デメリット

  • 複雑な形の塗装には不向き
  • 仕上がりまでに時間がかかる

デメリットとしては、雨戸やサッシ、ベランダの手すりなどのような付帯部を塗装する際にはローラーがはみ出してしまったり、ローラー自体が入らなかったりします。

ローラー塗装は細かい作業には不向きです。

また、塗膜の乾燥までに時間がかかるので、施工完了までに日数が必要になるというデメリットがあります。

なのでローラー塗装で外壁塗装をすればどんなに小さな建物でも最低で6日ほどはかかります。

工期が伸びるというのは職人の人件費がかかってくることを意味しますので、価格自体も高くなります。

吹き付け塗装


吹き付け塗装は、スプレーガンを使って塗料を細かい霧状にして吹き付ける塗装方法です。

使用するスプレーガンは主に3種類あります。

種類 仕組み 特徴
重力式スプレーガン 塗料容器を横に取り付けて塗料が上から落ちていく 少量の塗料や色替えの頻度が多い塗装の際に重宝される
吸上式スプレーガン 塗料容器を下に取り付けて塗料を吸い上げる 住宅などの建物を塗装するなどの中量塗装に向いている
圧送式スプレーガン スプレーガンに塗料ホースをつなげて、ペイントポンプ・加圧タンクなどから塗料を供給する 圧力が強いので倉庫やマンション、ビルなどの大量塗装に向いている

メリット

  • 意匠性に優れている
  • 塗料の乾燥が速い
  • 複雑な形の箇所へも容易に塗装できる

吹き付け塗装の最大のメリットは、意匠性(いしょうせい)に優れた仕上がりを表現できる点にあります。

特に細かい石を散りばめたような仕上げ(石材調模様仕上げ・スタッコ仕上げ・リシン仕上げなど)はローラー塗装では表現することはできません。

また、塗料の乾燥も早いので全体的な工期も短くすみますので、価格も安く抑えることができるというメリットがあります。

塗料によっては吹き付け塗装でしか塗装できないものもあり、吹き付け塗装を選択される方は経済的な観点よりも意匠性、デザイン性を重視している方が多い印象です。

デメリット

  • 塗料の飛散(無駄)が多い
  • 養生範囲が広くなる
  • 職人のスキルによって仕上がりが変わってくる

吹き付け塗装では、どうしても塗料が飛散してしまうので無駄が生じてしまいます。

飛散した塗料が風などの影響で近隣へ飛び散る可能性があり、思わぬ近隣トラブルへと発展することもあります。

また、吹き付け塗装ではスプレーガンの握りで量を調節する為、塗りムラが起こる可能性が非常に高くなります。

吹き付け塗装を検討される方は職人のスキルも併せて確認しておくことをおすすめします。

仕上げには刷毛も使う

3号 10mm 15号 42mm
5号 15mm 16号 48mm
8号 25mm 20号 55mm
10号 30mm 25号 70mm
12号 36mm 30号 84mm

ローラー塗装、吹き付け塗装どちらも仕上げや付帯部の塗装には刷毛(はけ)が使われます。

塗装において刷毛による塗装が一番美しく仕上げることができる塗装方法になります。

具体的には窓枠やドア回りなどの狭い箇所の隅をそろえて塗るスミ切り作業では特に重要な働きをしてくれます。

刷毛のサイズは号数(ごうすう)によって変わります。

また塗料によって、水性用刷毛と油性用刷毛を使い分けるタイプもあります。(どちらにも対応できる万能刷毛もあります)

ローラーと吹き付けどちらがおすすめ?

ローラー塗装、吹き付け塗装どちらにもメリット・デメリットがありますが、どちらがおすすめかと聞かれればローラー塗装をおすすめします。

ローラー塗装をおすすめする一番の理由は耐久性にあります

吹き付け塗装ではローラー塗装よりも塗料を薄めて使うことが多く、塗膜がどうしても薄くなってしまい、耐久性に欠けます。

私は外壁塗装では見た目もとても重要なことだと考えていますが、一番大切なのはその綺麗な外壁がいつまで続くのかという外壁保護の観点だと考えています。

また、環境保護の観点からも塗料の飛散が生じる吹き付け塗装はあまりおすすめしません。

最近では、塗装にも塗料の臭いに配慮したものやホルムアルデヒド放散値などに配慮されたものが登場し、身体や環境への意識が高くなっている風潮があります。

このような背景を踏まえても、塗膜を厚く均一に塗ることができるローラー塗装がコストパフォーマンスにも時代背景にも適した塗装方法だと言えるでしょう。

まとめ

塗装方法 メリット デメリット
ローラー塗装
  • 塗りムラが少ない
  • 塗膜が厚く塗れる
  • 塗料の飛散(無駄)が少ない
  • 養生も最低限で行える
  • 職人が扱いやすい
  • 複雑な形の塗装には不向き
  • 仕上がりまでに時間がかかる
吹き付け塗装
  • 意匠性に優れている
  • 塗料の乾燥が速い
  • 複雑な形の箇所へも容易に塗装できる
  • 塗料の飛散(無駄)が多い
  • 養生範囲が広くなる
  • 職人のスキルによって仕上がりが変わってくる

ローラー塗装・吹き付け塗装比較まとめ

ローラー塗装と吹き付け塗装のメリット・デメリットを比較するとローラー塗装の方が一般的で業者によるミスも少ない傾向にあります。

実際のところ吹き付け塗装によるデメリットを考慮して吹き付け塗装を行わない業者も多いのが現状です。

扱う塗料との兼ね合いもありますので、それぞれのメリット・デメリットをよく確認して塗装方法もえらぶようにしましょう。

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