エラストコート(高弾性塗料)の評判【価格・耐用年数・色見本】

エラストコートの評判

良い

  • マットな仕上がりがとても気に入りました
  • 確かに以前の塗料よりも汚れが付きずらくなった
  • 希釈の必要がないので使いやすい(職人談)
  • 臭気が少なく外装だけでなく内装でも使えるので重宝してます
  • 弾性塗料を使うという事で、塗膜の膨れが気になっていましたが、そのリスクを回避してくれる塗料という事で選びました

悪い

  • 完全乾燥までの時間が長いので工期が伸びる可能性がある
  • 他の弾性塗料よりは汚れが付きにくいけど、それほど騒ぐ効果でもない
▼数百種類の塗料をジャンル別にまとめました!

エラストコートの価格相場

※3回塗りの合計単価

(下塗りにプライマーを使った場合)

3,500円~4,000円

40坪住宅の外壁(160㎡)にエラストコートを使った場合の相場は85万円~95万円程度になります。

価格は同グレードの外壁用塗料と比較すると若干高めに設定されていますが、これはエラスコートが100%アクリル系塗料になる為です。

エラストコートの価格内訳を見る
内容金額
仮設足場154,000円
高圧洗浄27,000円
下塗り(プライマー)101,000円
中塗り(エラストコート)221,500円
上塗り(エラストコート)221,500円
養生・諸経費30,000円
消費税75,500円
合計830,500円
エラストコート見積もり内訳
▼外壁塗装で助成金がもらえます!

助成金もわかる相場算定ツール

https://www.nuri-kae.jp/

※算定結果はすぐにメールで届きます。

耐用年数は15年程度

エラストコート耐用年数は15年~20年程度
エラストコート仕様書

エラストコートの耐用年数は、耐候試験によると2,000時間(200時間で1年計算となる為10年に換算)で塗膜に異常がないことが公表されていますが、実際のところは15年程度とされています。

樹脂グレードで分類するとアクリル系塗料になります。

一般的なアクリル塗料の耐用年数は5年~7年と短いですが、これは塗料内に不純物も含まれてしまっている為でしたが、エラスコートは100%アクリル系塗料となるので、高耐久な塗膜が期待できます。

このように100%アクリル系塗料のことをピュアアクリルとも呼びます。

また、防カビ効果に加えて、汚れにも強いので綺麗な外観を長く保つことも期待できます。

撥水効果が高い為、施工後に水洗いも出来ます。

伸縮率360%の高弾性塗料

伸縮率360%の高弾性塗料
伸縮率360%の高弾性塗料

エラストコートの一番の特徴は高弾性塗料としての伸縮率になります。

伸縮率は他弾性塗料と比較してもトップクラスの360%になります。

この伸縮率よって、地震時など時に発生するクラックにも追従することができ、被害を最小限に抑えることが期待できます。

また、現在軽微なクラックが生じている外壁であれば、そのクラックを埋めるなどの補修にも適しています。

ちなみに弾性塗料のデメリットでもあった塗膜内側からの膨れにも、エラスコートは対応しています。

塗料粒子が蒸気を通す仕組みとなっているので通気性が高く、塗膜の中に空気が溜まることで発生する塗膜膨れのリスクが少なくなっています。

一般的な弾性塗料をさらに進化させた塗料がエラストコートになります。

仕上がりはマットな風合いになる

エラストコートビフォーアフター
エラストコートビフォーアフター
適応下地
  • コンクリート・ブロック
  • モルタル
  • スタッコ
  • サイディング
  • 拭付け
  • 石材
  • レンガ
  • 珪藻土(けいそうど)
  • タイル
  • 木材・金属

エラストコートは、モルタル系の材料のトップコートとして塗装仕上げ用に、あるいは塗り替え用に開発された商品ではありますが、さまざまな下地にも対応できます。

特にクラックリスクの高いモルタルやコンクリート・ブロックなどと相性が良いですね。

つや調整はできず、つやなしのみになりますが塗料には骨材(砂、砂利、砕石等)が使われていないので、下地の風合いがそのまま表れるマットな仕上がりとなります。

標準色(色見本)は40色

エラストコート色見本帳
エラストコート色見本帳

エラストコートの標準色(色見本)は40色になります。

他塗料と比較すると、標準で用意されている色は多めです。

ちなみ当サイトが行ったに外壁塗装人気色アンケートによると、人気の色はベージュ・ホワイト・グレーがTOP3という結果になりました。

エラストコート基本情報

つやつや消し
希釈剤無希釈(原液のままお使いください)
塗装方法中毛ローラー
乾燥時間24時間以上
適用下地コンクリート/モルタル/左官仕上げ材(漆喰、珪藻土、アクリル系仕上げ材など)/吹付材(弾性リシンなどの吹付仕上げ材)
注意事項既存の壁を洗浄して汚れを取り除いてください。特にシリコンやほこりなどの粉は剥離の原因になります。

クラックの補修や、コーキングなどの必要があるときは、先にメンテナンスを済ませてから十分に乾燥期間をとってください。

エラストコート評判まとめ

エラストコートはどんな塗料?
エラストコートは、米国ケリーモア・ペイント社が製造・販売する高弾性塗料です。
40坪住宅の外壁(160㎡)にエラストコートを使った場合の相場は85万円~95万円程度になります。
エラストコートの耐用年数は?
エラストコートの耐用年数は15年程度です。
エラスコートは100%アクリル系塗料となるので、高耐久な塗膜が期待できます。

エラストコートは米国ケリーモア・ペイント社製塗料で、日本ではブライトン株式会社が代理店となっています。

100%アクリル系弾性コーティング剤として2009年から日本での使用が開始された塗料になります。

使用者の評判からも仕上がりの風合いや、施工後の耐久性などの面で高評価が多かったです。

クラックが気になる方、外壁にモルタルやコンクリート・ブロックを使用している人はエラスコートでの外壁塗装も検討してみるとよいでしょう。

おすすめ相場算定ツール

当サイトでは、外壁塗装の相場算定ツール『ヌリカエ』をおすすめしています。

ヌリカエは選択式の質問にタップしていくだけで、自宅相場を算定してくれる無料ツールです。

地域の助成金の予算確認・自宅に適した塗料・火災保険使用の有無も一発で算定してくれます。

算定結果はメールでもらえるので、気軽に使ってみてください。

⇒ ヌリカエ公式ホームページ
ヌリカエ