外壁塗装の水性塗料と油性塗料の違いと特徴

塗料の種類が多い理由

塗料の名前や種類はかなり多くあります。

それぞれの塗料は、特定の条件かで最高の特性を発揮するように特徴付けられているからです。

逆にそこそこの性能で、材料や塗り方も選ばずに自由に塗れる塗料もありますが、こちらはDIYなど塗装に慣れていない方向けの塗料となっています。

塗料の分類の仕方にはいくつかありますが、希釈する溶剤で分類すると水性塗料と油性塗料に分けられます。

 外壁塗装で使われる塗料をジャンル別に全21種類をランキング形式でまとめました。

頑張ってまとめましたので、よかったら一読ください。

水性塗料とは

水で薄めて使うタイプが水性塗料になります。

刷毛や道具の洗浄も水道水を使えますし、洗った水は下水に捨てられるので、後始末が簡単という特徴もあります。

溶剤臭も少なく、引火や中毒の心配はありません。

ローラーバケやコテバケとも相性がよく、広い面でも効率的に塗装が行えます。

主成分はアクリルエマルジョンになります。

アクリルエマルジョンとは、アクリル樹脂を水に乳化・分散させたもので合成樹脂の一種です。

硬化の方式は揮発融合になります。

蒸発して乾くだけでなく、濃厚化した塗料の中で、樹脂がぶつかり合って結合します。

そのため、硬化した塗膜は再び水に溶ける事はありません、

丈夫な塗膜ですが、油性塗料に比べればやや柔らかく、キズや摩耗への耐性はやや劣ります。

またペーパーでは研ぎにくいため、高級な平滑面を求める仕上げには不向きです。

主な水性塗料

塗料名を選択すると、その塗料の口コミや施工例がご覧になれます。

塗料名 グレード 価格相場 耐用年数 特徴
ハイドロテクトカラーコートECO-EX 光触媒 4,500~5,000円 20年
  • セルフクリーニング効果で綺麗な外壁が長続きする
  • 人と環境に優しい
ルミステージ フッ素 4,200円~5,500円 15~20年
  • AGCコーテック認定店しか扱えない
  • 保証が手厚い
  • 日本の有名な建造物に使用されているので信頼性が高い
  • ホルムアルデヒド放射等級F☆☆☆☆(フォースター)
  • バリエーションが豊富
ガイナ 断熱系 5,000~5,500円 15~20年
  • 遮熱・断熱塗料として一級品の塗料
  • ホルムアルデヒド発散量F☆☆☆☆
  • 耐候性が高い
アレスダイナミックトップ ラジカル制御形 2,500~3,000円 15年
  • 雨の日でも施工できる
  • 水性塗料なので匂いも少なく近隣からのクレームリスクもほとんどない
  • ツヤによって外壁がピカピカになる
  • コストパフォーマンスに優れている
エスケープレミアムシリコン ラジカル制御形 2,200~2,800円 14年~16年
  • コストパフォーマンスに優れている
  • トリプルガード効果により汚れが付きにくい
  • 施工業者が扱いやすい
  • ツヤによる光沢感を演出できる
  • 環境に優しい
ピュアアクリル ラジカル制御形 4,000円~4,700円 15年~20年
  • アクリル100%の塗料
  • 遮熱性に優れている
  • 非常に耐久性がある
  • 防水能力に長けている
  • コストパフォーマンスに優れている
パーフェクトトップ ラジカル制御形 3,800円〜4,300円 10年~12年
  • 施工業者のスキルをそれほど必要としない
  • 耐候性が優れている
  • ツヤが出る
  • 環境に優しい
  • 防藻・防かび機能に優れいている
  • 透湿性に優れている

油性塗料とは

溶剤で薄めるタイプが油性塗料になります。

さらに油性塗料は溶剤の種類によって

  • ラッカー系
  • ペイント系
  • 2液性

に分けられます。

ラッカー系

ラッカーは『ラッカーうすめ液』で希釈します。

道具の洗浄にもこれを使います。

ラッカー系は揮発が速く、また溶解力も強い事が特徴です。

溶剤の揮発のみで硬化します。
つまり硬化後も溶剤で溶けます。

硬質な塗膜とツヤが好まれ、塗膜を研ぐ事ができるので、かなり高級な仕上がりが期待できます。

ただし、臭気は強く、中毒にならないように注意が必要です。

ペイント系

ペイント系は『ペイントうすめ液』で希釈します。

刷毛の伸びがよく、職人も塗りやすいのが特徴です。

硬化の仕組みは、まず溶剤の揮発によって指触硬化(生乾き)、次いで空中の酸素と反応することで固い塗膜になります。

紫外線にも強く、外壁塗装にも適している塗料です。

2液性

2液性は種類が少なく、よく使われるのは2液性ウレタンニスになります。

化学反応方式で硬化していきますので、その日に使う分だけ硬化剤と混ぜて塗ります。

固くて塗りにくい時は、専用のうすめ液で粘度調節します。

まぜた塗料は反応時間内に使い、道具の手入れも早めに済まします。

厚塗りしても確実に硬化するのが魅力で、ツヤがあって硬い耐摩耗性の塗膜が得られます。

主な油性塗料

塗料名を選択すると、その塗料の口コミや施工例がご覧になれます。

塗料名 グレード 価格相場 耐用年数 特徴
クリーンマイルドフッソ フッ素 4,200~4,800円 15〜20年
  • どんな外壁とも相性が良い
  • 汚れが付着しずらい
  • 環境に優しい
ファインシリコンフレッシュ シリコン 2,600~3,200円 10~12年
  • 職人が扱いやすい塗料
  • 安くて耐候性に優れている
  • 環境に優しい
  • どんな外壁とも相性が良い
  • 色アリ、クリア(透明)が選べる
無機ハイブリッドコート 無機 3,800~5,000円 20~25年
  • 無機塗料なのに伸縮性が高い
  • 耐用年数20年は塗料の中でもトップクラス
  • 遮熱性に優れている
  • 汚れが付きやすい
ファイン4Fセラミック フッ素 3,800~4,300円 15~20年
  • 幅広い素材に対応できる
  • 耐用年数が長いのでトータルコストが削減できる
  • 外壁が汚れづらくなる
  • 施工後には艶が出る
  • ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆なので環境に優しい

どちらがおすすめ?

水性塗料、油性塗料それぞれの特徴を紹介しましたが、結局どちらが良いのかと言えば、性能的には大差はありません。

水性塗料は、なによりシンナー臭がないので小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えますし、近隣からも匂いに対するクレームはおきません。

環境や人体、周囲への影響を気にされる方には水性塗料をおすすめします。

油性塗料は、塗装時のシンナー臭はありますが(塗料が乾けば匂いは消えます)、耐光性に優れているので水性塗料と比較すると耐用年数が同じケースでも外壁に付着する汚れの度合いが変わります。

長く綺麗な外壁を望まれる方には油性塗料をおすすめします

最近は水性塗料が主流

最近の傾向だと、近隣や環境のことを考えて水性塗料を選択される方が多くなってきています。

水性塗料、油性塗料それぞれに特徴がありますので、現在の建物の状態や近隣との関係性から塗料を選ぶようにしましょう。

ちなみに私個人としては、塗装時の匂いのストレス軽減を重視して水性塗料をおすすめしています。

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