外壁塗装の油性と水性塗料どちらが良いの?相性や違いをご紹介

最近は水性塗料が主流

油性塗料、水性塗料それぞれ特徴はありますが、結局どちらが良いのかと言えば、性能的にはそれほど大差はありません。

最近の傾向だと、近隣や環境のことを考えて水性塗料を選択される方が多くなってきています。

油性塗料は、塗装時のシンナー臭はありますが(塗料が乾けば匂いは消えます)、耐光性に優れているので水性塗料と比較すると耐用年数が同じケースでも外壁に付着する汚れの度合いが変わります。

長く綺麗な外壁を望まれる方には油性塗料をおすすめします

水性塗料は、なによりシンナー臭がないので小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えますし、近隣からも匂いに対するクレームはおきません。

環境や人体、周囲への影響を気にされる方には水性塗料をおすすめします

このようにどちらが良いかという話ではなく、油性・水性塗料それぞれの特徴を理解した上で使うようにしましょう。

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外壁塗装で使われる塗料は数百種類あります。

その中から自宅に合った塗料を選ぶのは至難の業です。

間違えて外壁材に不適合な塗料を選べば早期の剥がれなどの不具合の元にも繋がります。

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油性塗料は4種類に分けられる

溶剤で薄めるタイプが油性塗料になります。

さらに油性塗料は溶剤の種類によって

  • ラッカー系
  • ペイント系
  • 2液性

に分けられます。

ラッカー系

ラッカーは『ラッカーうすめ液』で希釈します。

道具の洗浄にもこれを使います。

ラッカー系は揮発が速く、また溶解力も強い事が特徴です。

溶剤の揮発のみで硬化します。つまり硬化後も溶剤で溶けます。

硬質な塗膜とつやが好まれ、塗膜を研ぐ事ができるので、かなり高級な仕上がりが期待できます。

ただし、臭気は強く、中毒にならないように注意が必要です。

ペイント系

ペイント系は『ペイントうすめ液』で希釈します。

刷毛の伸びがよく、職人も塗りやすいのが特徴です。

硬化の仕組みは、まず溶剤の揮発によって指触硬化(生乾き)、次いで空中の酸素と反応することで固い塗膜になります。

紫外線にも強く、外壁塗装にも適している塗料です。

2液性

2液性は種類が少なく、よく使われるのは2液性ウレタンニスになります。

化学反応方式で硬化していきますので、その日に使う分だけ硬化剤と混ぜて塗ります。

固くて塗りにくい時は、専用のうすめ液で粘度調節します。

まぜた塗料は反応時間内に使い、道具の手入れも早めに済まします。

厚塗りしても確実に硬化するのが魅力で、つやがあって硬い耐摩耗性の塗膜が得られます。

水性塗料は扱いやすい

水で薄めて使うタイプが水性塗料になります。

刷毛や道具の洗浄も水道水を使えますし、洗った水は下水に捨てられるので、後始末が簡単という特徴もあります。

溶剤臭も少なく、引火や中毒の心配はありません。

ローラーバケやコテバケとも相性がよく、広い面でも効率的に塗装が行えます。

主成分はアクリルエマルジョンになります。

アクリルエマルジョンとは、アクリル樹脂を水に乳化・分散させたもので合成樹脂の一種です。

硬化の方式は揮発融合になります。

蒸発して乾くだけでなく、濃厚化した塗料の中で、樹脂がぶつかり合って結合します。

そのため、硬化した塗膜は再び水に溶ける事はありません、

丈夫な塗膜ですが、油性塗料に比べればやや柔らかく、キズや摩耗への耐性はやや劣ります。

またペーパーでは研ぎにくいため、高級な平滑面を求める仕上げには不向きです。

油性塗料と水性塗料の相性

塗り重ねの相性表
塗り重ねの相性表

基本的に水性塗料の上から油性塗料を塗ることはできますが、油性塗料の上から水性塗料を塗ることはできません。

これは油性塗料が水性塗料をはじいてしまう事が要因で相性が悪いと言えます。

下塗りがタールエポキシ系の着色仕上げの場合は、タールのブリードによる変色がありますので注意しましょう。

各上塗り塗料には、推奨された下塗り塗料がありますので、出来るだけ推奨塗料を使うようにしましょう。

油性と水性塗料どちらが良いの?まとめ

油性・水性塗料どちらが良いかの判断は外壁塗装に何を求めるかで答えは変わります。

耐久性重視であれば油性塗料、人体や周囲への影響重視であれば水性塗料を選ぶようにしましょう。

また油性塗料、水性塗料、と分類してもその中でもそれぞれに特徴がありますので、現在の建物の状態や近隣との関係性から塗料を選ぶようにしましょう。

またDIYで塗装する際には、下塗り塗料との相性に注意して上塗り材を選ぶようにしてください。(水性塗料→油性塗料は〇、油性塗料→水性塗料は×)

ちなみに私個人としては、塗装時の匂いのストレス軽減を重視して水性塗料をおすすめしています。

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