セラミック塗料とは

セラミック塗料の構造
セラミック塗料とは、通常の塗料に無機系の鉱物であるセラミックが配合された塗料のことを言います

よく誤解されるのは、セラミック塗料がアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの合成樹脂のグレードと一緒にされてしまうことです。

セラミック塗料はあくまでも添加剤であって、塗料の意匠性(いしょうせい)や耐久性、透水性などの向上を目的に配合されています。

ですから、セラミックシリコン系やセラミックフッ素系などと言った呼び方をします。

優れた性能を発揮するセラミック塗料ですが、細かい種類や扱う上でのデメリットになる面もありますのでご紹介します。

 外壁塗装で使われる塗料をジャンル別に全24種類をランキング形式でまとめました。

頑張ってまとめましたので、よかったら一読ください。

セラミック塗料の種類

セラミック塗料は大きく3つの種類に分けることができます。

それぞれ特徴が違いますので、理解しておきましょう。

遮熱・断熱系

セラミックには熱伝導率の高いものと低いものがあり、熱伝導率が低い中空セラミックビーズを配合して作られた塗料が遮熱・断熱系塗料になります

特徴としては、塗料に含まれるセラミックの割合が多く、塗膜の性能向上や遮熱(外気を内部へ入れない)や断熱(内部の熱を外に逃がさない)などの機能性の向上が期待できます。

メジャーな遮熱・断熱系塗料では株式会社日進産業が製造・販売しているガイナになります。

住宅用の外壁塗装でとても人気のある塗料です。

石調系

山本窯業セラミック塗料『ネオフレッシュティアラ』
画像参照元:山本窯業

塗膜の意匠性向上のために、天然石や陶磁器質骨材(カラーセラミックス)などのセラミックが配合された塗料になります。

細かい石が散りばめられたように高級感がある美しい仕上がりになるのが特徴です。

また、耐久性能も高く透湿性や耐水性に優れいてるので汚れが付きにくく劣化しずらいです。

ただ価格が高くなりがちでコストパフォーマンスの観点からいうとあまり良くありません。

メジャーな石調系塗料では山本窯業化工株式会社が製造・販売しているカラ-セラミックスが実績もあり住宅用の外壁塗装にもよく使用されています。

低汚染系

セラミック塗料の低汚染効果イメージ図
低汚染系とは、水に溶けない不溶性の無機化合物のシリカ(セラミック)が配合されていて、外壁に付着した汚れを雨水と一緒に洗い流した際にも環境に優しい塗料です。

また、低汚染系は臭気が少なくVOC(揮発性有機化合物)の含有量も極めて少なく作らているのが特徴です。

最近では、環境に関心の高い人も多く低汚染系を選択する人も増えています。

また、近隣トラブルでも多い臭気が少ないのも人気の理由です。

セラミック塗料のデメリット

通常の塗料に配合することで意匠性や耐久性が向上するセラミック塗料ですが、デメリットの面もあります。

セラミック塗料のデメリットを3つご紹介します。

塗膜が固い

セラミックは固い材質ゆえに塗膜の耐久性が向上するわけですが、通常の塗料よりも固いためひび割れ(クラック)のリスクは増します。

最近では耐衝撃性に強いセラミック塗料も出てきているので、ひび割れリスクに関しては改善されてきています。

ただ、セラミック塗料は粘度が高く職人も扱いずらく塗りムラなどができやすいというデメリットがあります。

セラミック塗料は、扱う職人のスキルが大切になってくる塗料です。

単価が高い

通常の塗料に添加剤として加える形になるので、どうしても単価は高くなりがちです。

特に意匠性を重視した石調系セラミックは高くなりがちです

またセラミック塗料の中には吹き付け工法でしか塗装できない塗料もあり、仕上がりの重厚感を演出してくれる吹き付け工法ではどうしても塗料の無駄が発生してしまうので価格も高くなってしまいます。

吹き付け工法は職人によって仕上がりが違ってくる


吹き付け工法は刷毛やローラー塗装よりも職人のスキルを必要とする塗装で、職人によって仕上がり具合が全く変わってきます。

吹き付け塗装とは、スプレーガンを使った塗装のことでスプレーガンの圧力の度合いを調節して塗装していく方法です。

刷毛やローラーを使った塗装と比べると乾燥が早い塗料を使う事によって工期が短くなるメリットがあります。

ただ、スプレーガンの調節に不慣れな職人が吹き付け塗装を行えば、色ムラができるデメリットがあります。

吹き付け工法でしか塗装できないセラミック塗料を検討するのであれば、業者が抱える職人の施工実績はとても重要な参考材料になります。

主なセラミック塗料一覧

塗料名を選択すると、その塗料の口コミや特徴などをまとめたページがご覧になれます。

塗料名 メーカー 種類 グレード
クリーンマイルドシリコン エスケー化研 低汚染系 シリコン
ス-パ-セラタイトF エスケー化研 低汚染系 無機
無機ハイブリッドコ-ト アステックペイント 低汚染系 無機
EC-5000PCM アステックペイント 遮熱・断熱系 アクリル
ガイナ 日進産業 遮熱・断熱系 無機
アトモス アペティー セラミック 無機
ラピス アペティー セラミック 無機
カラ-セラミックス 山本窯業化工 石調系 シリコン
水性セラミシリコン エスケー化研 低汚染系 シリコン
UVプロテクトクリヤー 日本ペイント クリヤ系 シリコン
フォーシーズン 新生ホームサービス 石調系 アクリル

悪徳業者がセラミック塗料を使用する理由

とても性能の高いセラミック塗料ですが、相場の倍近くで販売しているいわゆる悪徳業者がよく使う塗料でもあります。

悪徳業者がセラミック塗料を使う理由は、耐久性という特徴があるからです。

悪徳業者が使う手口で、トータルコストを用いたトークがあります。

一般的な塗料よりもセラミック塗料は高いですが、建物のトータルコスト(ライフサイクルコスト)で考えた時に、セラミック塗料は20~30年持ちますから塗り替え費用は安くななりますよ。

と言った具合に、耐久性を高単価の言い訳に相場よりも高く販売する手法です。

確かにセラミック塗料の耐久性は高いですが、ベースとなるのは合成樹脂のグレードになります。

セラミック成分のおかげで防カビや・防藻性が期待できるので耐久性は向上しますが、飛躍的な塗膜性能の向上は期待できません。

特に訪問販売業者にセラミック塗料をおすすめされたら要注意です。

セラミック塗料は扱う業者選定がキモ

セラミック塗料のデメリット
  • 塗膜が固い
  • 単価が高い
  • 吹き付け工法は職人によって仕上がりが違ってくる

セラミック塗料は確かに耐久性や意匠性に優れた塗料ですが、それを扱う業者によって仕上がり具合も変わってきます。

またセラミック塗料を扱う悪徳業者もいるので業者選別には注意が必要です。

セラミック塗料の特徴をよく理解して、実績のある業者で施工してもらうことをおすすめします。

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