外壁塗装に無機塗料を使う際に気を付けたい4つの事

無機塗料とは、一般的な塗料(顔料・樹脂・添加剤・溶剤or水)に無機物を配合させた塗料になります

一般的な塗料と比較すると、塗膜の劣化原因である炭素含有量が少ないので高耐久が期待できます。

無機塗料に含まれる無機物では、鉱物やセラミック、ガラスなどがあります。

無機塗料の主な特徴は以下の4点です。

  • 耐久性が高い(耐用年数15年~20年)
  • カビ・コケ・藻が発生しにくい
  • セルフクリーニング効果が期待できる
  • 変色しにくい

外壁塗装において無機塗料は非常にメリットの大きい塗料ではありますが、使用においては注意点がいくつかあり、それらを頭に入れておかなければ、かえって後で頭を悩ます原因になりかねません、

無機塗料を使う際に気を付けたい点を4つと主な無機塗料をご紹介していきます。

 外壁塗装で使われる塗料をジャンル別に全21種類をランキング形式でまとめました。

頑張ってまとめましたので、よかったら一読ください。

耐候性は高いがその分価格は高い

冒頭でもご紹介したように外壁塗装において無機塗料はとても高性能で使用においてとてもメリットの大きい塗料ではありますが、そのぶん価格は高めです。

塗料にもよりますが相場的には1㎡4,500円~5,000円になります

価格帯で言うと、光触媒塗料と同じ相場価格になります。

なので、築年数が経過しているお宅で使用すると少々贅沢な塗料となってしまいます。

反対に、新築や築年数の浅い建物には無機塗料は最適です。

無機塗料は確かに高性能ではありますが、現在の建物状況によって使い分けなければ持て余してしまうことになりす。

何にでも最高級を望む方にはおすすめではありますが、外壁塗装にコストパフォーマンスや費用対効果を望む方は現在の建物状況を見て採用するか決めるようにしましょう。

なお、無機塗料を含む外壁塗装で使われる塗料の見積価格を樹脂グレード別にまとめましたので、そちらのページもご覧ください。

塗膜が固くなりがちなのでクラック(ひび割れ)リスクがある


無機塗料に含まれている無機物は、ケイ素などが主な成分になりますので塗膜が固くなりがちです。

塗膜が固くなることで、雨や風などによる経年劣化に対しては非常に耐久性が増しますが、反面大きな地震などによる衝撃があると一気にひび割れ(クラック)を起こしやすくなるというデメリットがあります

⇒ 外壁のクラック(ヒビ割れ)種類と原因

日本は地震が多い国でもあるので、地震によるリスクは頭に入れておかなければいけません。

ちなみに火災保険では地震は対象外となっていますので、地震対策としては地震保険に新たに加入する必要があります。(料金相場は6,500円~20,000円)

ただ、最近では無機塗料でも伸縮性のある塗料も開発されています。

まだまだ種類は多くはありませんが、ひび割れを懸念する方は伸縮性のある無機塗料も検討してみるとよいでしょう。

おすすめの伸縮性のある無機塗料は、アステックペイントが製造・販売している無機ハイブリッドコートです。

無機ハイブリッドコート利用者の口コミや詳しい特徴は別ページでまとめましたので、そちらのページをご覧ください。

次回塗り替えは10年以上経過していないと塗膜が上手く密着してくれない

次回塗り替えは10年以上経過していないと塗膜が上手く密着してくれない
無機塗料は非常に耐久性が高く、耐用年数は15年~20年になります。

その為、次回の塗り替えにおいては10年以上経過していないと旧塗膜が劣化しておらず、早期のチョーキング現象(白亜化現象)や塗膜剥がれの原因となります

また、10年以上経過していても建物環境によっては塗膜が劣化していないことも十分に考えられますので、次回の塗り替えにおいては旧塗膜の状態を正確に診断してくれる業者が必要になります。

無機塗料は訪問販売業者がよく使う塗料でもあり、『良い塗料だから』と強引な営業によって契約させられることもあります。

ちなみに2018年においては、訪問販売による相談件数は6,686件になります。(国民生活センター調べ)

無機塗料を使う際は、次回の塗り替えまでしっかりと頭に入れて採用するようにしましょう。

木製・ガルバリウム鋼板とは相性が悪い

無機塗料の特性上、木製やガルバリウム鋼板の外壁材とは相性が悪く塗膜が上手く密着してくれないことが多いので使用に関しては注意が必要です

塗膜が上手く密着してくれないと、早期の剥がれや膨れの原因となります。

ただ、木製やガルバリウム鋼板の下地にも対応している無機塗料もありますので、無機塗料を使用する際には特に外壁材と塗料の相性をよく確認するようにしましょう。

⇒ ガルバリウム鋼板屋根の塗装と注意点

反対に、無機塗料は適用している外壁材であれば最高のパフォーマンスを発揮してくれます。

ちなみに、赤・青・黄・緑などの原色を使う際には、隠蔽性(下地の色を覆い隠すこと)を上げるために中塗りで使用する色も同じ色を使うことをおすすめします。

主な無機塗料

塗料名を選択すると、その塗料を使った方の口コミや詳しい特徴などがご覧になれます。

塗料名 メーカー 耐用年数 単価(㎡)
無機ハイブリッドコート アステックペイント 20年~25年 3,800円~5,000円
スーパームキコート Jack 20年~30年 3,700円~4,200円

無機塗料は最高の塗料だがデメリットも大きい

無機塗料の注意点

  • 築年数が経過している建物では耐候性が高いため持て余す可能性がある
  • 塗膜が固いのでひび割れリスクがある
  • 前回の塗装から10年以上経過している、又は旧塗膜の劣化具合をしっかりと見極める
  • 木製・ガルバリウム鋼板とは相性が悪い

無機塗料は使用を間違えなければ最高の塗料となりますが、反対に使い方を間違えると価格が高いだけにデメリットも大きくなってしまう塗料です。

くれぐれも業者がすすめて来るからと言って安易に無機塗料を選ばず、現在の建物状況を見て採用するようにしてください。

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