石調塗料ラピスの価格が7,300円～12,000円/平米と高い理由※口コミあり

ラピスの口コミ・評判

良い口コミ

• 普通の塗料と違った仕上がりがとても気に入っています
• 塗装してもうすぐ10年になりますが、以前使っていた塗料と比較しても汚れが付きずらくて綺麗な外壁を保ってくれています

悪い口コミ

• ラピスに含まれる石は劣化しませんが、樹脂は他塗料と同じく劣化します。（職人談）
• とにかく高くてコストパフォーマンスが悪い
• 30年持つと営業マンに言われたかが、知り合いの職人さんからは『そんなに持つわけがない』と言われて困惑しています

ラピスの価格相場

※材料費込みの合計単価です。

7,300円～12,000円/平米

ラピスは一般的な樹脂に添加剤としてセラミックを加えていますので、どうしても単価は高くなりがちです。

セラミックを加えることで、これから紹介する耐久性や意匠性を実現しています。

また、ラピスは他セラミック塗料とは違ってクラックにも強いという特徴があります。

このようにセラミック塗料の中でも特に性能が良いことがラピスの価格が高い一番の理由となっています。

ちなみに40坪住宅の外壁にラピスを使った場合の相場は95万円程度です。

無機質骨材塗料なので耐用年数は長い

高温で焼成した無機質骨材と高品質エマルションを主成分にしているため、長期間にわたり劣化による目立ったひび割れ（※1）や著しい変色（※2）が見られないなど、優れた耐久性・耐候性を実現し、建物を長きにわたって保護します。

ラピス製品情報 | 株式会社アペティー

ラピスの耐用年数は正式には公表されていませんが、ラピスを製造・販売している株式会社アペティーからは一般的な塗料よりも長期間の耐用年数が期待できるとの記載があります。

現在、一般的に普及している塗料はシリコン系（耐用年数10年～12年）が主になりますので、10年以上の耐久性が期待できます。

ちなみに、ラピスを扱っている業者の中には30年持つという声もありましたが、これについては少々過度な期待となりそうで、職人の目線からも疑問の声があがっています。

誰が30年もつと言ったのか知りませんが、30年は持ちません。だからどこにも書いていないのです。
石材調塗料にふくまれる自然石の部分は「石」なので30年でも劣化することはないと思いますが、その石を壁に付着させているのは普通の樹脂（塗料）ですので、耐用年数はその樹脂部分の耐久性にかかっています。

Yahoo!知恵袋

30年はオーバートークではありますが、それでもラピスは含まれている骨材は無機系になるので基本的に劣化しません。

ラピスに対して過度な期待はおすすめしませんが、それでも他塗料と比較すると耐用年数は長いと考えてよいでしょう。

仕上がりに高級感を演出できる

ラピスには自然石と無機質骨材が含まれていることから、仕上がりには光沢が出て高級感を演出することができます。

一般的な塗料では表現できない、細かい石が散りばめられたように美しい仕上がりになるのが特徴です。

また、ラピスは親水性が高い塗料でもありますので、外壁に汚れが付着しずらく綺麗な外壁が長持ちしてくれます。

標準で20色から選ぶこともできるので、他セラミック塗料と比較してもカラーバリエーションは豊富です。

クラック（ひび割れ）に強い

セラミック塗料はどうしても塗膜が固く地震時などでクラック（ひび割れ）に弱いというデメリットがありました。

ただ、ラピスは石材調塗材に弾力性を持たせることでクラックにも強い塗料を実現しています。

また塗膜自体も厚膜なので細かいクラックにも対応できる素材となっています。

ラピスは見た目だけでなく、性能の部分でも一流と言っていい塗料です。

ラピスは意匠性や耐久性を重視する方におすすめの塗料

ラピスは、一般的な塗料と比較すると高い塗料にはなりますが、意匠性や耐久性を重視する方にはおすすめの塗料です。

溶剤を使わない水系塗料でもあるので、塗装時にも嫌な臭い（シンナー臭）が発生しないのも嬉しいですね。

よく、同じアペティー社のアトモスやラグゼと比較されることが多い塗料ですね。

ただ、ラピスは吹付工法による施工になり、職人のスキルによって仕上がりが左右されてしまうという懸念もあります。

ラピスを検討する際には、業者の施工実績もよく確認するようにしましょう。

また、訪問販売業者がよく使う塗料でもありますので、相場（7,300円～12,000円/平米）を確認したうえで検討することをおすすめします。

#外壁塗装塗料 #ラピス #アペティー