記事サマリー
パーフェクトトップの評判
良い評判
- 仕上がった時のツヤが良い
- パーフェクトトップは耐候性にすぐれており、さらに低価格でコストパ―フォーマンスの高い塗料です
- 日本ペイントというブランドがあります
- 塗料の品質が安定しています
- 日本ペイントのフォロー体制があるので、安心してお願いできました
- 粘度も高くはなく、ローラーや刷毛での塗装が可能で作業性が高く、特別な技術も必要ないので失敗のリスクが少ない
- パーフェクトトップは、紫外線に強くて、カビ・藻・汚れに強くお家の外観を長期にわたり美しく保ちます
- 1液型の為、余っても次の日に使えます
- 2019年現在の主流です
- つやが凄くいい!5年くらい前に塗った家が今でもピカピカです
悪い評判
- ラジカル塗料であるパーフェクトトップは発売されて間もない為、実際の耐久性に疑問があります
- 塗る範囲が限られるので、広範囲の塗装の場合には逆に高くつくこともあります
パーフェクトトップ最新単価相場
※3回塗りの合計単価になります。
1㎡あたり3,800〜4,300円
ちなみに40坪住宅の外壁にパーフェクトトップを使った場合の相場は60万円程度になります。
一般的な価格よりも高くはなりますが、その分耐久性に優れているのが特徴です。
内容 | 金額 |
仮設足場 | 154,000円 |
高圧洗浄 | 27,000円 |
下塗り(パーフェクトシーラー) | 81,000円 |
中塗り(パーフェクトトップ) | 121,500円 |
上塗り(パーフェクトトップ) | 121,500円 |
養生・諸経費 | 30,000円 |
消費税 | 53,500円 |
合計 | 588,500円 |
助成金もわかる相場算定ツール
耐用年数は10年~12年
パーフェクトトップの耐用年数は、促進耐候性試験により10年~12年と公表されています。
促進耐候性試験とは、人工的に太陽光・温度・湿度・降雨などの屋内外の条件を作り出して、劣化具合を図る試験になります。
10年周期とキリが良いですし、他塗料と比較しても長くもなく短くもなくと言った耐用年数になります。
ただ、この10年~12年という耐用年数も一つの目安で、海辺のような潮風が強い場所や九州のような紫外線の強い場所では劣化具合は早くなり、反対に市街地であれば耐用年数よりも持ちます。
パーフェクトトップの6つの特徴
- 施工業者のスキルをそれほど必要としない
- 耐候性が優れている
- つやが出る
- 環境に優しい
- 防藻・防かび機能に優れいている
- 透湿性に優れている
特に、価格の割に耐候性(たいこうせい)が優れているので、コストパフォーマンスに非常に優れている特徴があります。
耐候性とは、塗料の高分子材料が屋外で使用された場合に、変形、変色、劣化等の変質を起こしにくい性質のことです。
パーフェクトトップは綺麗なツヤがでますが、塗膜の耐久性を重視するならツヤ消しがおすすめです。
また塗装する場所によってはツヤ消しでないとクラックなどの支障がでる箇所(コンクリート下地の壁)もあります。
ちなみにパーフェクトトップの耐候性は、JIS(日本工業規格)A 6909耐候形1種に属しています。
また、水性系塗料になるなので、雨などで塗料が落ちても環境に優しいという特徴もあります。
日本ペイントのフォロー体制が素晴らしい
パーフェクトトップを販売している販売している日本ペイントは、資本金788億6,200万円(平成29年7月31日時点)の日本を代表する塗料メーカーですが、パーフェクトトップを扱う施工業者のフォロー体制も抜群です。
外壁の既存下地は細分化すると数百とあり、熟練した施工業者でも理解できない現象が起きているケースもあります。
そのような時に、日本ペイントの担当者が現場まで来てくれて直接塗料のアドバイスをしてくれます。
外壁塗装は、塗装後のトラブルも多い業界というのはこれらの事を無視した施工業者が、大丈夫だろうと邁進して施工を行う事が原因です。
パーフェクトトップの評判が良いのも日本ペイントのフォロー体制が整っていることが、最終的に施主であるお客さんの満足度に繋がっていますね。
販売から10年経過して実績不足のデメリットを払拭
パーフェクトトップが発売を開始したのは2012年ですが、日本ペイントが定めている耐用年数10年~12年を実際に使用した方々が徐々に現れて塗料の信頼性が上がってきました。
今までは、日本ペイントというブランドを信用して10年~12年持つというのを信用するしかないというのがパーフェクトトップを選ぶデメリットでしたが、そのデメリットも払拭しつつあります。
また、パーフェクトトップを扱う業者が増えてきたことも業者による塗料の信頼感の現れです。
ラジカル塗料はパーフェクトップ以外にも次々に新しい商品が発売され始めていますが、当サイトではパーフェクトトップがラジカル塗料の中で一番安心感がある商品だと思っています。
2024年時点では、シリコン塗料と同等の人気の誇る塗料になっています。
パーフェクトトップ基本情報
つや | つや有り 7分つや有り 5分つや有り 3分つや有り つや消し |
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ホルムアルデヒド放散等級 | F☆☆☆☆ |
希釈剤 | 水道水 |
希釈率 | 3%~5% |
塗装方法 | 刷毛(はけ)/ウールローラー/エアスプレー |
乾燥時間 | 30度以上:2時間以上 23℃以上:3時間以上 5℃~10℃:8時間以上 |
適合下塗剤 |
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適用下地 | モルタル面/窯業系サイディングボード/コンクリート/ALCパネル/FRP/木部/金属パネル外壁/亜鉛メッキ/アルミ/無機やフッ素下地の高意匠サイディングボード |
注意事項 | 蓄熱されやすい建材(軽量モルタル、ALC、窯業サイディング、発泡ウレタン使用建材など)を使用した「高断熱型外壁」で、旧塗膜が弾性リシン、弾性スタッコ、アクリルトップなどの場合、塗り替え段階で既に旧塗膜が膨れていることがあります。
そのまま塗装すると膨れがさらに拡大する可能性がありますので、完全に除去してください。 また「高断熱型外壁」に塗装する場合は、蓄熱、水分、下地の状態、塗装環境など複数の条件が重なることで、建材の変形、塗膜の膨れ、はく離が生じることがあります。 |
パーフェクトトップはおすすめの塗料
40坪住宅の外壁にパーフェクトトップを使った場合の相場は60万円程度になります。
ラジカル塗料のため、耐久性は高い塗料です。
パーフェクトトップとよく比較される塗料として、同じく日本ペイントの『ファインパーフェクトトップ』があります。
パーフェクトトップはファインパーフェクトトップよりも低価格でコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
パーフェクトトップは、ラジカル塗料の最もオーソドックスな塗料で施工業者やお客さんからの満足度も非常に高い塗料です。
一昔前の主流はシリコン塗料が主流でしたが、2012年にパーフェクトトップが発売されそれからは、外壁塗装の主流はコストパフォーマンスに優れたラジカル塗料となっています。