記事サマリー
水性ケンエース塗料の評判
良い評判
- 元々シミがあった壁だったけど水性ケンエース使ったら目立たなくなりました
- シミができやすい天井や軒天には昔から水性ケンエースで不具合なくお客様に喜ばれています(職人談)
- 施行中に全く嫌な臭いがなかった
- 仕上がりにつやが消えてイイ感じです
- 費用対効果抜群の塗料!
悪い評判
- リシン吹きの天井には水性ケンエースではなくノキフレッシュのほうがいい
- 触ると汚れがすぐにつく
水性ケンエース塗料の価格相場
1,470円~1,570円/m2(2工程)
1,880円/m2(3工程)
他の軒天用塗料と比較しても安いですね。
耐用年数は5年~7年
白亜化の等級は1以下で、膨れ、はがれおよび割れがなく、色の変化の程度が見本品に比べて大きくないものとする
水性ケンエース仕様書
水性ケンエースの耐用年数は5年~7年程度です。
また、水性ケンエースを製造・販売する日本ペイントが行った促進耐候性試験によると白亜化(チョーキング)の等級は1以下と公表されています。
白亜化の等級とは、促進耐候性試験後に塗膜の表面を軽くこすって際に付着する塗膜の付着度合いを測る指標です。
水性ケンエースの白亜化の等級は一番高い(耐久性が高い)等級1以下です。
樹脂グレードで分類するとアクリル系塗料です。
シミが気になる天井・軒天に最適
水性ケンエースには、やに止め(シミ止め)性が期待できますので、シミができやすい天井や軒天への使用が推奨されています。
また、現在進行中の軽微のヤニであれば止めることもできます。
ただ、シミを止めることは出来ても、シミを消すことは難しいので(程度によりますが)、過度な期待は禁物です。
シミが激しい場合には、水性シミ止めシーラーⅡを塗装するか塗装する前に洗浄してから塗装するようにしてください。
ちなみに水性ケンエースはいんぺい性(下地の色を隠す性能)も高いので、下地に関係なく仕上がってくれるのもシミが激しい壁に最適な要因となっています。
ヤニ面に塗装する場合は希釈を少なくし、1回目の塗装を十分乾燥(6時間以上23℃)させてから2回目の塗装を行うようにしてください。
下地によってはケンエースGⅡを使う
ケンエースには水性ケンエースとケンエースGⅡがありますが、使用する下地によって使い分けるようにしましょう。
ケンエースGⅡのほうが適応下地が多くなりますが溶剤系の塗料になるので施工中に臭いが発生します。
しかしシンナー系の臭いではなく灯油のような臭いが発生します。
ちなみに水性ケンエースは水性塗料(水で塗料を薄めるタイプ)なので、施工中に臭いはほとんど発生しません。
耐久性的には水性ケンエースとケンエースGⅡではほとんど変わりはないと言われています。
水性塗料、油性塗料の違いについては別ページをご覧ください。
色見本
ちなみに当サイトが行った外壁塗装人気色アンケートによると、人気の色はベージュ・ホワイト・グレーがTOP3という結果になりました。
水性ケンエース塗料基本情報
つや | つや消し |
---|---|
ホルムアルデヒド放散等級 | F☆☆☆☆ |
希釈剤 | 水道水 |
塗装方法 | 刷毛(はけ)/ローラー/吹付け |
乾燥時間 | 2時間以上 |
適用下地 | モルタル/コンクリート/PC板/押出成形セメント板/ブロック/スレート/木毛板/木部/かき落しモルタル/塩ビクロス面 |
注意事項 | 弾性塗膜の塗り替えには使用しないでください。
必ず2回塗りをしてください。1回塗りと2回塗りでは仕上がり感が異なります。 笠木、天端など長時間水が滞留する個所では塗膜の白化、膨れなどが発生する場合がありますので、養生シートの設置方法などに配慮し、換気を促してください。 濃彩色を塗装する際には、つやむらが目立ちやすくなるおそれがあります |
水性ケンエースはコストパフォーマンス重視の方におすすめの塗料
2工程の価格単価は1,470円~1,570円です。
白亜化の等級は一番高い(耐久性が高い)等級1以下です。
水性ケンエースは、利用者の評判でも、シミ止めの効果について満足の声がありました。
コストパフォーマンスにも優れているので利用者の満足度は高い傾向にある塗料と言えます。
大手塗料メーカーの塗料というのも安心感がありますね。
水性ケンエースはつや消し塗料になりますが、つやを出したい方は水性ケンエースグロスを調合して調整することもできます。
もうちょっと耐用年数の長い軒天用塗料をとの事でしたらエスケー化研のノキフレッシュもおすすめです。
天井、軒天への塗装でコストパフォーマンス重視の方におすすめの塗料です。
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