ノキフレッシュ塗料の単価は1,900円/m2!特徴・施工例まとめ

ノキフレッシュ塗料の単価は1,900円/m2

ノキフレッシュの単価は1平米当たり1,900円になります

軒天で使う事を想定して開発されているので、嬉しい価格設定となっていますね。

ちなみに40坪住宅の外壁にシリコン塗料を使った場合の相場は90万~120万円程度になります

軒天にノキフレッシュを使えば付帯部の塗装費が節約することができるので相場よりも安くなることが予想できます。

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アクリル系塗料なので耐久性はそれほど高くない

ノキフレッシュは塗料グレードで分類するとアクリル系塗料になり、耐久性的にはそれほど高くありません

一般的なアクリル系塗料の耐用年数は5~7年です。

ただ、ノキフレッシュは反応硬化形の樹脂を使用していたり、透湿性が高いなどの特徴があるので一般的なアクリル系塗料よりも耐久性は高いことが期待できます。

その他、軒天という湿気の多い環境で使う事を想定されていますので、防カビ・防藻性には優れています。

過度な耐久性は期待できませんが、それでも7年以上の耐用年数は期待してもよいでしょう。

▼数百種類の塗料をジャンル別にまとめました!

軒天以外の使い道は基本的にNG!?

【用途】
戸建て住宅、マンションなどの軒天井、上げ裏、共通廊下の天井など

ノキフレッシュ仕様書

ノキフレッシュは基本的には軒天専用の塗料で、他の箇所への塗装はあまり推奨されていません。

しかし、実際には他の箇所への塗装でも使用されているのが現状です。

軒天以外の使用箇所では、基礎の部分があります。

基礎はひび割れリスクから塗装に関しては賛否ありますが、ノキフレッシュのように水性で透湿性に優れた塗料であれば塗装も可能です。

ただ下地が痛んでいるようであればシーラーの必要はあります。

また、床下に湿気が高い地域では、すぐに剥がれて塗料の無駄遣いになる可能性が高いので、基礎の塗装はおすすめしません。

施工例

ノキフレッシュ施工例
ノキフレッシュ施工例

ノキフレッシュは、塗料の中に砂状の骨材が入っているのでざらざらした仕上がりです。

つやの状況はつや消しのみです。

ノキフレッシュは基本的には下塗りのいらない塗料ではありますが、軒天の素材が押出成形セメント板、GRC板、PC部材の場合はシーラー(エスケーハイブリッドシーラー・マイルドシーラー)の必要もあります。

色見本

ノキフレッシュ色見本
ノキフレッシュ色見本

ノキフレッシュの標準色は53色です。

軒天に使われる色として圧倒的に人気なのは白になりますが、その他黒や黄色なども人気です。

ちなみに当サイトが行った外壁塗装人気色アンケートによると、人気の色はベージュ・ホワイト・グレーがTOP3という結果になりました。

ノキフレッシュ塗料基本情報

つやつや消し
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆
希釈剤水道水
塗装方法ローラー
適用下地コンクリート/セメントモルタル/各種ボード/各種旧塗膜(活膜)
注意事項既存塗膜の剥離箇所は、既存のパターンに合うように既存塗膜の塗装仕様でパターン合わせを行ってください。

塗膜の膨れ、剥がれ、白化、しみの発生につながる場合がありますので、著しく結露が生じるような場所での使用は避けてください。

ノキフレッシュには材料の特性上、多少の臭気があるため、内装で使用する場合には、換気に十分配慮してください。

ノキフレッシュ塗料特徴まとめ

  • 下塗りがいらないので工期が短く済む
  • 耐久性はそこそこ
  • ざらざらした仕上がりになる(つやなし)
  • 水性塗料のため、臭いは少ない(ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆)

ノキフレッシュは、エスケー化研が製造・販売している水性反応硬化形軒天井専用仕上塗材です。

軒天の塗装を外壁塗装と一緒に行おうと検討する方が多いかと思いますが、外壁塗装で使う塗料と軒天で使う塗料で別々なモノを使うとどうしても割高になってしまうのがネックでした。

そんな中、ノキフレッシュのように割安で、しかも下塗りの必要のない塗料はとても重宝されています。

ただし、メーカー保証のサービスはありません。

もうちょっと安く軒天塗装を抑えたいという事でしたら日本ペイントの水性ケンエースもおすすめです。

耐久性的にはそこそこ(7年程度)なので、外壁塗装でシリコン系塗料との相性がよいです。

#外壁塗装塗料 #ノキフレッシュ #エスケー化研