シャネツロックの評判【ロックペイント】

シャネツロックの評判

良い評判

  • 屋根用だとウチで一番出ている塗料です(職人談)
  • 遮熱効果はあまり感じられないけど、以前使った塗料よりも耐久性は良いような気がする
  • 工場屋根に塗りましたが以前より涼しくなり、体感温度も下がっている様子です

悪い評判

  • 遮熱効果は確かに感じるが、それでもエアコンを使わないと夏場はキツイ
  • 業者とメーカーの誇大表示には注意!確かに良い塗料ではあるけど、、、(職人談)
  • 2液型のため、塗装時にはシンナー臭がします
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シャネツロックの価格相場

1㎡あたり2,200円~2,500円(屋根用シャネツロックルーフSi)

1㎡あたり3,300円~3,700円(外壁用)
※3回塗りの合計単価になります

ちなみに40坪住宅の外壁にシャネツロックを使った場合の相場は60万円程度になります。

相場通りで外壁塗装が行えますし、耐久性にも優れているのが特徴です。

シャネツロックの価格内訳を見る
内容金額
仮設足場154,000円
高圧洗浄27,000円
下塗り(ロックカチオンシーラーマルチⅢ)71,000円
中塗り(シャネツロック)141,500円
上塗り(シャネツロック)141,500円
養生・諸経費30,000円
消費税56,500円
合計621,500円
シャネツロック見積もり内訳
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耐用年数は10年程度

シャネツロック耐用年数
シャネツロック仕様書

シャネツロックは、弱溶剤二液型シリコンウレタン樹脂塗料(樹脂グレードはシリコン系)で製造元であるロックペイントによるメタルハライド促進耐候性試験により耐用年数は10年程度とされています。

メタルハライド促進耐候性試験とは、光、熱、水などの屋外での劣化因子を人工的に再現し、短期間で製品の長期耐久性を評価する試験になります。

エマルション塗料の特徴でもありますが、塗膜が硬化する際に反応剤によって架橋反応が発生することで強固な塗膜を形成してくれるのが特徴です。

シャネツロック利用者からの評判でも、2液型のシャネツロックの耐久性を推奨している声もありました。

また、ウレタン樹脂も配合されているので地震などの際の衝撃や、冬場の寒暖の差による塗膜の割れも起きにくくなっていることも耐久性が向上する要因となっています。

遮熱効果で約7°~19°屋根表面温度が低減

シャネツロックと一般的な塗料では屋根表面温度に7°~19°の違いが出て、室内壁面の温度にも2°ほど低減されたとの実験結果がありました。

ただ、シャネツロックを勧めてくる業者の中にはシャネツロックの遮熱効果を誇大して『夏場快適に過ごせます』などと言ってくる所もありますが、そこまでの遮熱効果は正直ありません。

室内壁面温度が2°低減しても夏場の室内は快適ではありませんし、評判内容からもエアコンは必要だとありました。

シャネツロックに過度な期待は禁物です。

それでもエアコンの設定温度が22°から24°に変わるといった変化はのぞめます。

遮熱塗料は省エネリフォームとして助成金の対象となる

シャネツロックは東京都環境局が定めるクールルーフ推進事業対応商品
シャネツロックは東京都環境局が定めるクールルーフ推進事業対応商品

シャネツロックは東京都環境局が定めるクールルーフ推進事業対応商品になります。

クールルーフ推進事業とは、都心7区(代田区、中央区、港区、新宿区、台東区、品川区、目黒区)を対象とした環境省が2005年から屋上を緑化や、高反射率塗料で屋根を被覆したりすることで、屋根の表面温度を下げて空調負荷を軽減しCO2の発生やヒートアイランド現象を抑えることが目的で、それらに寄与した事業には助成金が支給されます。

ただ、助成金を受ける為には条件があり、それらを満たす必要があります。

また各自治体でもシャネツロックによる省エネリフォームが助成の対象となるところもあります。

各自治体で定める条件を満たすことで助成を受けることができますので、有効に使いましょう。

実績的には大手塗料に劣る?

遮熱塗料の分野では確固たるシェアを誇るシャネツロックですが、それでも大手塗料には実績面で劣ると言わざるを得ません。

中でも遮熱塗料では日本ペイントのサーモアイシリーズは日本の屋根環境を想定した造りになっていて、シリコン系のSiとフッ素系の4Fと建物の条件によって耐久性が選べるとして重宝されています。

業者側の意見でもサーモアイを推奨する声が多かったですね。

屋根は遮熱との事ですので、下塗りに遮熱機能を持たせたW遮熱効果のサーモアイシステムを。
下塗りサーモアイシーラー(1回)、上塗りにサーモアイSi(2回)。コロニアル(屋根)は紫外線での劣化が著しい為、下塗りに外壁同様エポキシ浸透タイプ(下塗りに遮熱機能+)上塗りは遮熱シリコン屋根用塗料を推奨の下塗り・上塗り遮熱のW遮熱システムになります。

外壁塗装の知恵ノート

シャネツロック、サーモアイどちらも遮熱効果が望める塗料になりますが、価格面で言えば若干シャネツロックのほうが安いです。

比較して検討するようにしてください。

シャネツロック基本情報

つやつや有り
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆
希釈剤水道水
塗装方法刷毛(はけ)/ローラー
乾燥時間2時間以上
適用下地コンクリート/モルタル/スレート板/ALC/サイディングボード
注意事項ハケ・ローラーなどの塗装用具は水性用を使用してください。

上塗り塗料の調色には必ずロックトーンカララント7000(ベースの10%以内)を使用してください。

シャネツロックは価格重視の方におすすめの塗料

シャネツロックはどんな塗料?
シャネツロックはロックペイントが製造販売する太陽光高反射率塗料になります。
40坪住宅の外壁にシャネツロックを使った場合の相場は60万円程度になります。
シャネツロックの耐用年数は?
シャネツロックの耐用年数は10年程度です。
塗膜が硬化する際に反応剤によって架橋反応が発生することで強固な塗膜を形成してくれるのが特徴です。

シャネツロックは、扱っている業者も多く、価格も安価なので利用者も多い塗料になります。

地域によってはシャネツロック(遮熱塗料)による外壁・屋根塗装で助成金が受けられる所もあります。

評判では、遮熱効果を感じられたとの声もありましたが、その反面『期待したほどではなかった』との声もありました。

遮熱塗料は高反射率塗料でヒートアイランド現象の抑制も期待できる環境にも優しい塗料になりますし、助成の対象になる自治体もありますので使用の検討をおすすめします。

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