サーモアイ塗料(Si・4F)の評判【日本ペイント】

サーモアイ塗料の評判

良い評判

  • 全然去年の夏と家の中の体感温度が違う!遮熱最高!
  • 実績がある塗料とのことだったので安心して使用することができました
  • 真夏に塗装をしていても他の塗料と比較すると照り返しがなく楽(職人談)
  • 遮熱系だったらNO.1で自信を持ってお客さんに勧められます(職人談)
  • そこそこでいいならSi、最高級を望むなら4F
  • 壁には通常塗料、屋根にサーモアイ4Fを塗りましたが昨年よりもエアコンの設定温度は高めに設定できました

悪い評判

  • 塗装中の臭いがきつかった
  • Siで塗ったけど思ったよりも遮熱効果を感じなかった
  • 住宅に遮熱塗料は必要ない(職人談)
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サーモアイ塗料価格相場

※3回塗りの合計単価になります。

1㎡あたり2,500円~3,000円(Si)

1㎡あたり3,500円~4,000円(4F)

ちなみに40坪住宅の外壁にサーモアイSiを使った場合の相場は60万円程度になります。

相場通りで外壁塗装が行えますし、耐久性にも優れているのが特徴です。

サーモアイ4Fの価格内訳を見る
内容金額
仮設足場154,000円
高圧洗浄27,000円
下塗り(サーモアイシーラー)81,000円
中塗り(サーモアイ4F)136,000円
上塗り(サーモアイ4F)136,000円
養生・諸経費30,000円
消費税56,400円
合計588,500円
サーモアイ4F見積もり内訳
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耐用年数

サーモアイの耐用年数グラフ
サーモアイの耐用年数グラフ

サーモアイシリーズの耐用年数は過酸化水素負荷型により下記になります。

※過酸化水素負荷型とは、過酸化水素をスプレー供給することで、負荷強度を大幅に高めた促進耐候試験になります。

塗料名樹脂グレード耐用年数
サーモアイSiシリコン系8~10年
サーモアイFフッ素系12~15年

グラフを見ても4Fの耐久性の高さが分かりますね。

屋根は日中紫外線を浴びている為、影ができる外壁部と比べると劣化が早い傾向にあります。

なので、外壁にシリコン系塗料を使っても屋根には耐用年数の長いフッ素系を使う方も多くいらっしゃいます。

ちなみに外壁と屋根を一緒にリフォームすれば足場代の節約や打ち合わせ時間の削減などの観点からおすすめです。

適応下地

《サーモアイSi》

スレート・波形スレート屋根、住宅用化粧スレート屋根

《サーモアイ4F》

スレート・波形スレート屋根、金属屋根・トタン、住宅用化粧スレート屋根

サーモアイSi、4Fどちらも住宅での使用にも対応できるように適応下地は広めにとられています。

なおガルバリウム鋼板を使った屋根にSiは適しませんので、その際は4Fを使用することになります。

サーモアイ塗料の遮熱効果

サーモアイの遮熱効果イメージ図
サーモアイの遮熱効果イメージ図

サーモアイの最大の特徴の一つに高い遮熱性があります。

製造元である日本ペイントの行った実験によると、サーモアイ塗装屋根と通常塗料塗装屋根を比較すると20°程度熱上昇を抑制できたと報告がありました。
(建物内部の熱抑制温度は7°)

これは実際に評判にもあるように職人さんが『施工をしていても照り返しがなく楽』感じることとあるように、熱の源である赤外線を建物内部へ侵入させることを防いでくれるためです。

遮熱塗料(しゃねつとりょう)とは、壁や屋根に塗ることで太陽熱や外気の熱を反射させ建物内への熱の浸透率を下げる効果がある塗料です。

また、サーモアイでは下塗りにも、専用のサーモアイシーラー、サーモアイプライマーを使い下塗り材にも反射性能がある塗料を使用していることも高い遮熱を実現している要因になっています。

一般家屋に遮熱塗料は必要ないと考える業者もいますが、これは現在の建物には断熱材が十分に使われていることに起因しています。

ただ、実際建物内の温度は屋根からの侵入が大半になりますので、広い屋根をお持ちの建物だったら一般家屋にも遮熱塗料は十分に効果を発揮します。

お住いの屋根が切妻であればサーモアイによる遮熱効果が実感できるでしょう。

屋根色は日射反射率の高い色がおすすめ

屋根色は日射反射率の高い色がおすすめ
屋根色は日射反射率の高い色がおすすめ

サーモアイのカラーバリエーションは全部で40種類と豊富です。

しかし、遮熱性を考えると日射反射率の高い色がおすすめになります。

具体的には、クールホワイト(日射反射率91.0%)、クールパールライト(日射反射率75.9%)、クールベビーブルー(日射反射率70.4%)、クールクリーム(日射反射率67.0%)あたりがおすすめです、

一般的に、濃い色よりも淡い色などの薄い色の方が日射反射率が高いとされていて、屋根の表面温度にはかなりの違いがあります。

ただ、屋根色は外壁の色と共に建物のイメージを左右してしまう大切な要因となりますので、屋根単体で考えるのはでなく、外壁の色との組み合わせで選ぶようにしましょう。

外壁・屋根色については無料のカラーシミュレーションツールを使うとイメージが掴みやすいです。

難点は溶剤(シンナー)の臭い

実績があり、利用者からの口も評価も高いサーモアイですが、弱溶剤タイプの塗料になりますので、塗装時にはシンナーの臭いが発生することになります。

臭いに関しては、感じ方は人それぞれになりますが、耐えられない人にはかなり苦痛に感じる方もいます。

現在の、塗料は環境や健康に配慮されていますので直接的に働きませんが、それでも妊娠中の方や赤ちゃんがいるようなお宅であれば有害に働きます。

最近は、近隣宅への配慮なども考えて溶剤系よりも水性を選ぶ方が増えているので、この点は使用者にとってデメリットと言ってよいでしょう。

サーモアイ利用時は近隣宅にあらかじめ、臭いが発生することや工期なども伝えておくとトラブル防止にも繋がります。

屋根塗装にはサーモアイF塗料がおすすめ

サーモアイはどんな塗料?
サーモアイは、日本ペイントが製造・販売している太陽熱高反射シリコン系屋根用塗料です。
40坪住宅の外壁にサーモアイSiを使った場合の相場は60万円程度になります。
サーモアイの耐用年数は?
サーモアイSiの耐用年数は8~10年程度です。
フッ素塗料のサーモアイFさらに耐久性が期待できます。

サーモアイの評判をまとめる、利用後の耐久性や遮熱性に関しては満足の声が多くありましたが、中には遮熱の効果が期待したよりも得られなかったという声もありました。

これは寄棟屋根や入り組んだ屋根のような屋根面積がそれほど大きくない建物では、そもそも屋根から侵入する熱が多くないことが原因に考えられます。

Siと4Fで悩む方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはSiよりも4Fをおすすめしています。

サーモアイ4Fは、日射反射率91%になりますので高日射反射率塗料に認定され、自治体から助成金の支給が行われている所も多くあります。

⇒ 外壁塗装の助成金(補助金)都道府県別一覧

また、サーモアイはメーカー保証も受けられます。

価格は高くなってしまいますが、耐久性の向上と外壁とリフォームの時期を同時期にすることを考えると4Fのほうが建物にとって優しくなるからです。

屋根の遮熱性を考えた時には、サーモアイ4Fの利用をおすすめします。

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