記事サマリー
セラスカケンの評判
良い評判
- 安くて良い塗料だけど耐久性はそこまで高くない(職人談)
- 安く石彫系の仕上がりにしたかったのでセラスカケンを選びました
- 高級感のある仕上がりになって嬉しい
悪い評判
- 塗装して5年経ったあたりからボロボロ取れてくるようになりました
- 仕上がりはいいけど、汚れやすい(職人談)
- 最新の塗料と比べると見劣りする
セラスカケンの価格相場
※2回塗りの合計単価
2,150円
40坪住宅の外壁(160平米)にセラスカケンを使った場合の相場は50万円~60万円程度です。
同グレードの塗料と比較しても価格は安いです。
内容 | 金額 |
仮設足場 | 154,000円 |
高圧洗浄 | 27,000円 |
下塗り(着色バインダー) | 51,000円 |
中塗り(セラスカケン) | 111,500円 |
上塗り(セラスカケン) | 111,500円 |
養生・諸経費 | 30,000円 |
消費税 | 48,500円 |
合計 | 533,500円 |
耐用年数は4年~6年
セラスカケンの期待耐用年数は、製造・販売するエスケー化研より4年~6年と公表されています。(地域、立地条件、方角等により異なります)
樹脂グレードで分類すると、アクリル樹脂系です。
同グレードの塗料と比較しても、耐久性はそれほど高くありません。
ちなみにアクリル樹脂系塗料は、外壁塗装で使用される樹脂グレードの中で一番耐久性の低い塗料です。
エスケー化研が行った耐候性試験(耐候性A法)によると、ひび割れ及び剥がれがなく、変色の程度はグレースケール3号以上です。
グレースケールとは、変退色を明度変化のみで判断する事で、級数で表されてが大きい程変化が小さく、級数が小さいと変化が大きかったことを表します。
標準色は54色(色見本帳)
セラスカケンの標準色は54色です。
セラスカケンは石材調塗料で天然石が含有されています。
無機質着色骨材の組み合わせにより、多彩色模様(高級感の演出)を形成してくれます。
ちなみに当サイトが行った外壁塗装人気色アンケートによると、人気の色はベージュ・ホワイト・グレーがTOP3という結果になりました。
セラスカケン基本情報
ホルムアルデヒド放散等級 | F☆☆☆☆ |
---|---|
希釈剤 | 清水 |
塗装方法 | 吹付 |
乾燥時間 | 2時間以上 |
適用下地 | コンクリート/セメントモルタル/ALCパネル/PC部材/スレート板/GRC板/押出成形セメント板 |
注意事項 | 改装時及び下地の種類によっては、下塗材の選定が必要です。特に押出成形セメント板・GRC板・PC部材などには、下塗材として★エスケーハイブリッドシーラーEPO(1kgセット)、★マイルドシーラーEPO(クリヤー・ホワイト、14kgセット)、または★ミラクシーラーEPO(1kgセット)を塗付後、着色バインダーをご使用ください。なお、軽量PCへの施工は避けてください。
セラスカケンには、材料の特性上、多少の臭気があり、内装で使用する場合には、換気に十分配慮してください。 |
セラスカケンは安く高級感を演出したい人におすすめの塗料
40坪住宅の外壁(160平米)にセラスカケンを使った場合の相場は50万円~60万円程度です。
同グレードの塗料と比較しても、耐久性はそれほど高くありません。
セラスカケンは他石材調塗料と比較しても価格が安く、石材調の高級感のある仕上がりを希望する方に人気の塗料となっています。
ただ、最近の傾向としては少々価格が高くても耐久性のある石材調塗料で外壁塗装をする人の割合が高くなっています。
ちなみにサイディングにセラスカケンを使用する場合には、下塗りにシーラーを塗ってからになりますが、あまり適しているとは言えません。
サイディングにはサイディングに適した塗料を使う事をおすすめします。
セラスカケンの適用下地(コンクリート/セメントモルタル/ALCパネル/PC部材/スレート板/GRC板/押出成形セメント板)を見て使用の検討するようにしましょう。
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