

外壁塗装で毎年人気の色はベージュやブラウンになります。
ただ、その年の旬の色を使って塗装するのもおしゃれですね。
色選びは楽しい反面、とても頭を悩ませるタネで仕上がりの色がイメージと違うと言ったトラブルもよく発生しています。
色選びで失敗しない為に、ランキング形式で色を紹介したり、おしゃれな外壁塗装集のページを作りました。
その他、ベランダや軒天などの付帯箇所の色についてもおすすめの色をまとめました。
是非とも、色選びの参考にしていただければ幸いです。
助成金もわかる相場算定ツール
日本の3大塗料メーカーである株式会社アステックペイントジャパンが発表している出荷量データによるランキングになります。
順位 | チップ | 色番号 | 色名 | イメージ |
1位 | ![]() | 8091 | ブロークンホワイト | ![]() |
2位 | ![]() | 9010 | クールホワイト | ![]() |
3位 | ![]() | 8083 | カラーボンドベイジュ | ![]() |
4位 | ![]() | 8079 | チャコール | ![]() |
5位 | ![]() | 8074 | カラーボンドアイアンバーグ | ![]() |
ツートンカラーとは、外壁を2色で仕上げる塗装方法です。
ツートンカラーは昔から根強い人気があり、現在でも外壁塗装の定番の仕上げになります。
ただ、1色で仕上げるよりも、配色のバランスがあるので頭を悩ませることも多く、実際に配色で失敗したと感じる方もいらっしゃいます。
配色には、PCCS(Practical Color Co-ordinate System:日本色研配色体系)の色相環を使うなどして、色を組み合わせることをおすすめします。
外壁塗装と一緒に屋根塗装も一緒に検討される方もいらっしゃるかと思いますが、屋根色はブラックが毎年人気の色となっています。
屋根は外壁とは違い日中太陽光を浴び続けることになりますので、劣化も外壁よりも早いです。
なのでピンク系やオレンジ系、イエロー系などの明るい色を当てると汚れが目立ったり、塗装のくすみが目立ってしまうことになります。
ブラックは比較的、何色の外壁とも相性が良いので組み合わせに関しても問題ないのも人気の理由になります。
軒天(のきてん)とは、屋根の裏側の天井の事で外壁から外側に突き出して見える部分を言います。
あまり取りざたされることがない軒天の色ですが、実は建物を下から見た時にとても印象に残る箇所でもあります。
軒天の色のおすすめはホワイトになりますが、軒天の材質に木材調を使っているようであれば素材を活かしたクリア系もおしゃれですね。
またイエローなどを使ってアクセントを付けて外壁や屋根とは全く違う色を選択するのも建物のイメージアップに繋がります。
外壁や屋根だけでなく軒天もカラーシミュレーションして、建物全体のイメージで色を決めるようにしましょう。
外壁塗装を検討するとベランダの色に迷われる方もいらっしゃいます。
ワントーン(1色塗り)で外壁と同じ色でベランダの色を統一するのは無難ではありますが、建物にアクセントを入れたい方にとっては外壁の色とベランダの色の組み合わせはとても大切です。
おすすめはホワイト系ではありますが、ブルーなどを使ってアクセントとして使ってもおしゃれですね。
ベランダの塗装面積は結構広いので、建物の印象を決める大切な箇所になります。
外壁と違う色を選ぶ人は慎重に色を決めるようにしましょう。
少し前のカラーシミュレーションでは、建物をデジカメで撮影してパソコンで範囲を指定して色をシミュレーションしていくという方法が一般的でしたが、最近ではとても使い勝手が良くなりました。
ただし過度な期待は禁物で、カラーシミュレーションで希望の色の目星を付けたら必ず業者に大きめの板にその色を塗装してもらって、実際に太陽光の下で色を見るようにしてください。
カラーシミュレーションとは、現在お住いの建物に雰囲気に近い建物を選んで、パソコンやタブレットから好きな色の組み合わせを確認することができるアプリケーションソフトです。
昼間の太陽光は白っぽく、夕方の太陽光はオレンジっぽく見えます。
カラーシミュレーションは建物の種類や色を簡単に組み合わせることができますが、デバイスによって色の出方が変わることがあります。
また色の面積効果(面積の大きさによって色の見え方が変わること)の兼ね合いも考慮して色を決定するようにしましょう。
外壁塗装の色選びで失敗する方が多いのが現状です。
色選びのよくある失敗例では、仕上がりがイメージと違う、奇抜すぎる色を選んでしまう、色の組み合わせを間違える、汚れが目立つ色を選んでしまう、色あせする色を選んでしまう、近隣や景観を気にせず外壁塗装してしまうなどがあります。
これらの失敗例を意識するだけでイメージ通りの色に仕上がる可能性が高くなります。
まずは、カラーシミュレーションをどんどん使ってめぼしい色を見つけましょう。
外壁塗装の色選びの失敗を避けるために、ビフォーアフターでは、外壁だけでなく屋根、軒天、ベランダ、コーキングなどもチェックする必要があります。
また色の組み合わせやツヤの出方なども事前に確認しておくと、イメージ通りに仕上がる可能性が高くなります。
外壁塗装で、どこまでメンテナンスするのか確認する意味でもビフォーアフター画像を見ておくことをおすすめします。
なお、詳しいビフォーアフター画像(外壁・外構・ベランダ・基礎)に関しては別ページでまとめましたので、そちらのページをご覧ください。
他の建物とは違う色にしようと外壁を奇抜な色で塗装しようとする方がいますが、あまりおすすめはしません。
理由は、黄色や緑色、紫色、赤色などの原色は近所との景観との差が強調されてしまい、浮いた建物となってしまう可能性があるからです。
反対に、黄色や緑色、紫色、赤色でも薄い色は近隣とも馴染みやすいのでおすすめの色です。
外壁の汚れが気になる方にグレー系(ナチュラルグレー)の色をおすすめします。
グレー系は汚れが付着しても目立ちにくいですし、コーキングの補修などを施しても目立ちにくいというメリットがあります。
ただ、デメリットとしてツートンでホワイトと配色するとボケたイメージになることや、ダークグレーは色落ちが目立つちます。
どうしても外壁塗装というと、仕上がりの見栄えばかりに気が行きますが、施工後2~3年すると経年劣化として色落ちや汚れの付着なども出てきます。
なので安易にホワイトが爽やかだからいい!と言って決めると、年数とともに汚れが目立って逆に不衛生な印象な建物になることもあります。
外壁塗装後も建物のイメージが変わらない事を望む方にグレー系の外壁塗装をおすすめします。
色の持つ感覚はあくまでも個人的な感覚なので、自分がどのように感じるかということが大切になってきます。
ただ、比較的沢山の人はある程度共通した感覚を持っていることも認識しておくと後々失敗したと感じることは少なくなります。
温度感 | 暖かい:暖色系 涼しい:寒色系 |
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重量感 | 軽い:白っぽい色や透明感のある色 重い:暗い色のものやくすんだ色 |
大小感 | 大きい:明るく鮮やかな色は膨張して見える 小さい:暗めで濁った色は縮小して見える |
質感 | 柔らかい:明るく薄い色はソフトに感じる 硬い:暗く深い色はハードに感じる |
距離感 | 明るい色は近く『進出色』 暗い色は遠く『後退色』 |
クラシック | 重厚感/豪華な落ち着き/優雅な美しさ ダークブラウン・オリーブ色・セピア色等 |
モダン | 現代的/機能的/シンプルさの中の個性 ダークグレー・オレンジ色等 |
カジュアル | 軽快で寛げる雰囲気/遊び心 ピンク・イエロー・ベビーブルー等 |
和風 | 日本の伝統的な基調色/自然素材色 モスグリーン・ベージュ・辛子色等 |
当サイトでは、外壁塗装の相場算定ツール『ヌリカエ』をおすすめしています。
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