
せっかく外壁塗装するならイメージチェンジで爽やかなブルー系を希望される方も多くいらっしゃいます。
ただ、ブルー系は他の色に比べて色あせが激しいというデメリットもあります。
ブルー系が色あせする理由やブルー系の外壁にするなら選ぶべき塗料、ブルー系に合う屋根色、施工例などをまとめました。
外壁塗装でブルー系を検討している方の参考になれば幸いです。
目次
なぜブルー系の色は色あせが激しいのか?
自宅の外壁(サイディング)の一部を塗り直そうとしています。
ベースは白、南向きの外壁のアクセントに一部をブルーで塗装してありますが、「通常8〜10年持つ」と言われたブルーの部分が4年目で色あせ(青が茶色になっているのでほぼ変色)が激しく、モデルハウスであった事と同時期に建てた同じ住宅メーカーのご近所さんにもここまで色あせのひどい作りが無いこともあり、費用を住宅メーカー持ちで、ベースの白と同等の色に塗り直す事になりました。
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ブルー系の外壁塗装が色あせする一番の理由は、塗料の色を作るのに化学染料を使用している為です。
塗料の色は顔料と言われる水その他の溶剤に溶けない微粉末で色を付けていますが、ブルー系の場合の爽やかな色を表現する為に化学染料が使われる事になります。
この化学染料が紫外線や酸性雨などの影響で塗膜の劣化原因であるラジカルを発生させ色あせが起きやすくなっています。
ブルー系以外にもグリーン系も化学染料が使われることが多いので色あせが激しいと言われています。
反対にブラック系・ブラウン系では化学染料が使われる事も少ないので色あせが少ないのが特徴です。
外壁をブルー系にするならラジカル制御形の塗料を選ぶ
ブルー系で外壁塗装する際には、色あせの原因であるラジカルの発生を抑制する酸化チタンと光安定剤(HALS)が含まれているラジカル制御形塗料をおすすめします。
ラジカルとは、塗料に含まれている顔料と紫外線が当たる事で発生するエネルギーのことで、塗料の分解を促進させて塗膜の劣化原因にもなります。
耐用年数的には12~15年とされていて、価格はシリコン塗料よりも少々高い程度になります。
コストパフォーマンスの観点からもラジカル制御形塗料をおすすめしています。
色あせが気になるブルー系だからこそ、ラジカル制御形塗料で万全を期する必要があります。
当サイトで紹介している、ラジカル制御形塗料は以下になります。
塗料名を選択すると、その塗料の口コミや詳しい特徴などがご覧になれます。
塗料名 | 耐用年数 | 相場 | メーカー |
パーフェクトトップ | 10年~12年 | 3,800円~4,300円 | 日本ペイント |
ピュアアクリル | 15年~20年 | 4,000円~4,700円 | アステックジャパン |
エスケープレミアムシリコン | 14年~16年 | 2,200円~2,800円 | エスケー化研 |
アレスダイナミックトップ | 15年 | 2,500円~3,000円 | 関西ペイント |
ブルー系の外壁に合う屋根色はブラック系・レッド系
ブルー系の外壁に合う屋根色はブラック系・レッド系になります。
ブラック系の屋根色はブルー系以外でも人気の屋根色になりますが、屋根は外壁以上に紫外線や雨・風などを受けて色あせが激しい箇所でもあります。
その為、鉱物資源の色が多いブラック系が人気になっています。
反対にブルー系の外壁に合わないのはホワイト系、ペールカラー系(淡い色)になります。
ブルー系にホワイト系やペールカラー系を使ってしまうと、建物のイメージがボケてしまう、屋根の汚れが目立つなどのデメリットがあります。
施工例






ブルー系外壁は色あせを考慮して塗料を選ぶ
ブルー系の外壁は色あせが懸念されるので、なるべくラジカル制御形塗料を使うようにましょう。
個人的には、ブルー系とホワイト系のツートンカラーが好きです。
なお、外壁の色決めに関しては別ページの『おしゃれな外壁塗装画像まとめ』も参考にしていただければと思います。
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