グリーン(緑色)は『植物』や『自然』を象徴する色として外壁塗装でも使われています。
外壁塗装にグリーンを選ばれる方の大半はおしゃれを意識したものになりますが、グリーン外壁には付帯物との調和が取りやすいことや汚れが目立ちにくいなどのメリットもあります。
ただし、グリーンの外壁塗装には注意点もあります。
このページではグリーンの外壁塗装の注意点を中心にグリーン外壁の特徴をまとめましたので、参考にしていただければと思います。
ちなみに当サイトが外壁塗装した384人にアンケートした『外壁塗装で人気の色ランキング』では、グリーンは第7位という結果でした。
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記事サマリー
グリーン外壁塗装の特徴
グリーン外壁塗装の特徴は洋風(ヨーロッパ)なおしゃれな仕上がりとなる点にあります。
洋風の建物は、家全体が明るく開放的な雰囲気ですが、グリーンの外壁塗装で洋風を演出することができます。
植物や木の茶・緑色と馴染みやすいので、盆栽などがある家とも相性の良い色です。
また、グリーンは付帯物(ベランダ、雨樋・破風・雨戸など)との色の相性が良いのも特徴です。
外壁塗装では付帯物の色も頭を悩ます事の一つですが、グリーン外壁に合わせる付帯物の色はホワイトやブラウンで間違いありません。
そしてグリーン外壁が嬉しいのが、汚れが目立ちにくい点にあります。
これはグリーン自体が中間色(各色相の最も彩度が高い色である純色に灰色を加えた色)であるため、埃、排気ガス、コケ・カビが外壁に付着しても目立ちにくいのが要因です。
風水的にもグリーンは『木の気』を象徴する色で、癒し効果の高い色とされています。
部分的にグリーンを使う場合は、東の方角が風水的に相性が良いとされています。
主なグリーンの種類一覧
ひとくちに『グリーン』といっても、さまざまな種類のグリーンがあります。
外壁塗装によく使われるグリーンをイラストと一緒に紹介します。
ちなみに業者に色を発注する際は色見本帳に記載されている、それぞれの色票番号(日塗工番号)で発注すると業者とのイメージの相違を防げます。
今回エスケー化研のカラーシミュレーションツールを使ってそれぞれのグリーンを紹介します。
グリーングレー(色票番号:AC-2214)
グリーンの中でも濃いグリーンでよく使われるのがグリーングレーです。
グリーングレーはグレーと深緑を混ぜたような色合いでグリーンよりもグレーよりの色です。
シックで落ち着いた仕上がりとなります。
汚れが目立ちにくいのが特徴です。
ミントグリーン(色票番号:AC-1131)
ミントグリーンは淡いグリーンです。
洋風をイメージしてグリーンを選択される方に人気の色でグリーンと言ったらこのミントグリーンをイメージされる方も多いです。
個性的でおしゃれな仕上がりを希望される方におすすめめです。
付帯物のホワイトが際立つのが特徴ですが、汚れが付着したら目立つのがデメリットの色です。
モスグリーン(色票番号:AC-1481)
モスグリーンは、苔のような暗い黄緑色です。
グリーンの中で最も真緑に近い色で汚れも目立ちにくくおしゃれに仕上がります。
また、つや消しで仕上げると落ち浮いた印象にもなるので近隣の建物から浮くことも少ないのがモスグリーンの特徴です。
モスグリーンは付帯物もグリーンにして一色(ワントーン)で仕上げるのも人気があります。
オリーブグリーン(色票番号:AC-1584)
オリーブグリーンは、オリーブの葉のような暗い灰みの黄緑色です。
モスグリーンよりも落ち着いた色合いで、上品な仕上がりになるのが特徴です。
個人的にはオリーブグリーンは艶ありで仕上げるとグリーンの存在感が際立つのでおすすめです。
ツートンカラーにする場合はグリーンと相性の良い色を選ぶ
- ホワイト
- ベージュ
- ブラウン
基本的にグリーンとツートンで合わせる色は『ホワイト』『ベージュ』『ブラウン』の三色です。
ホワイトは、爽やかな仕上がりを希望する方におすすめの色です。
ベージュは、落ち着いた仕上がり を希望する方におすすめの色です。
ブラウンは、高級感や上品さを希望する方におすすめの色です。
この中でも特にグリーンにはホワイトを選ぶ方が多い傾向にあります。
またグリーンの割合を抑えるとまた違った印象に仕上がるので、塗装面積や箇所をいろいろとシミュレーションしてみましょう。
必ず色見本帳(色番号)で発注する
色には一つ一つ色番号が割り振られていますので、グリーンの色を決める際には必ず色見本帳に記載されている色番号で業者に発注するようにしましょう。
色見本帳で発注する事で、業者とのイメージの不一致を防ぐ効果もありますし、塗装後の細かいタッチアップ(小さな補修)も色番号で行う事でスムーズに、かつ正確に行う事ができます。
ちなみに色番号は塗料メーカーによってまちまちに設定されています。
例えば、同じようなモスグリーンでも日本ペイントでは『ND-050』、関西ペイントでは『KP-368』、エスケー化研では『Mo.74』といった具合です。
前回日本ペイントで塗装して、今回関西ペイントで塗装やタッチアップする場合には、慎重に色を決めるようにしましょう。
外壁塗装グリーンまとめ
洋風の建物は、家全体が明るく開放的な雰囲気ですが、グリーンの外壁塗装で洋風を演出することができます。
- ホワイト
- ベージュ
- ブラウン
基本的にグリーンとツートンで合わせる色は『ホワイト』『ベージュ』『ブラウン』の三色です。
ホワイトは、爽やかな仕上がりを希望する方におすすめの色です。
グリーンの外壁塗装はワントーンでもおしゃれな仕上がりとなりますし、ツートンでは相性の良い色(ホワイト・ベージュ・ブラウン)と合わせるとワントーンとは印象が変わった仕上がりとなり、おすすめの色です。
また、グリーングレーやオリーブグレーは汚れも目立ちにくいという実用的なメリットもあります。
ただし、まだまだ日本ではグリーン外壁は少ない傾向にあるので、近隣との色の兼ね合いは注意が必要です。
特にミントグリーンは洋風な仕上がりとなるので、郊外の住宅地などだと周囲の住宅から浮いてしまうこともあります。
使用するグリーンの色を近隣住宅も計算にいれて選びましょう。
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