外壁塗装でおしゃれなレンガ色にするためのポイント

外壁塗装の人気の色にレンガ色があります

レンガ色は、上品な雰囲気が出るおすすめの色ですが、採用する上で念頭に置いておくべき注意点もあります。

レンガ色を出す時のポイントとして施工方法やデメリット、おすすめの塗料などを紹介します。

色選びのワンポイントアドバイス

色選びは外壁塗装において、楽しい作業でもありますが、その反面とても頭を悩まさせる作業でもあります。色選びでは、自分の好みの色に加えてその年の流行色などを取り入れて検討するとスムーズに決まることがあります。

別ページでは、当サイトが外壁塗装を行った384人にアンケートして人気の色を算出しましたので、色選びの参考にしていただければと思います。

⇒ 外壁塗装の人気色ランキング【384人のアンケート集計結果】

レンガ色はクリア塗装か目地出し施工で表現する

クリア塗装では、サイディングが持つ元々の模様(レンガ調・石目調・タイル調・木目調)の柄を、そのまま活かすことができます。

ただし外壁に著しい劣化がある場合は、コーキングで補修する必要があるので補修跡がそのまま見えてしまうというデメリットがあります。

クリア塗装でレンガ色を表現する際は、現在の外壁の劣化具合と相談する必要があります。

なのでレンガ色を出すには、目地出し施工が一般的な方法となっています。

一般的な外壁塗装では単色塗りつぶしになり、サイディングの模様が消えてしまいますが、目地出し施工は最後の上塗りで毛の短いローラーを使って目地を避けて(目地の溝に色が入らないように)塗装することでレンガ調を表現することができます。

目地出し施工は一般的な外壁塗装よりも工程が多くなるのでデザイン性を重視する方にはおすすめですが、そのぶん職人の手間が増えるので費用はかさみます。

さらにおしゃれに表現するには多彩色仕上げもおすすめ

多彩色仕上げとは、元の色味に似せて何色も重ねて、グラデーションをかけて塗装していく施工方法で目地出し施工と比較するとレンガ独特の風合いを表現することが出来る施工方法です。

目地出し施工よりも工程と色数か増えるぶん費用が高くなります。

ただし、多彩色で仕上げるとまさに新築の様な建物に生まれ変わるので、消費者からの満足度も高いのが特徴です。

施工にもスキルが必要なので、職人の腕が試される施工です。

南欧風のデザインを希望する方にも多彩色仕上げはおすすめです。

レンガ色の特徴

レンガ色の特徴
  • 汚れが目立たない
  • 高級感が表現ができる
  • 近隣の建物から浮かない
  • 室内温度が上がりやすい

レンガ色の特徴として上記4点があります。

中でも人気の理由なのが汚れが目立たない点です。

特に赤土が舞い上がる所(潮風が懸念される環境)で重宝される色です。

ただ反対にクールレベルは低い色になるので、太陽光を反射しずらく室内温度が上がりやすいというデメリットもあります。

クールレベルとは、色を日射反射率で分類分けしたもので数値が高いほど遮熱効果が高くなります。

なお、別ページでは汚れの目立ちにくい色と目立ちやすい色をそれぞれ紹介しているので、そちらのページもご覧ください。

レンガ色の外壁塗装例

レンガ色の外壁塗装例【1色塗りグレー】
レンガ色の外壁塗装例【1色塗り茶色】
レンガ色の外壁塗装例【1色塗りグレー】
レンガ色の外壁塗装例【ポイント塗り】
レンガ色の外壁塗装例【1色塗り茶色】

レンガ色は意匠性重視の方におすすめの色

レンガ色に仕上げるためのポイントは?
レンガ色はクリア塗装か目地出し施工で表現するのがポイントです。
ただし外壁に著しい劣化がある場合は、コーキングで補修する必要があるので補修跡がそのまま見えてしまうというデメリットがあります。
レンガ色の特徴は?
  • 汚れが目立たない
  • 高級感が表現ができる
  • 近隣の建物から浮かない
  • 室内温度が上がりやすい

レンガ色の外壁塗装は汚れが目立ちにくく高級感を演出することができるということで、毎年人気の色となっています。

最近では多彩色仕上げでよりレンガの風合いを演出のがトレンドとなっていますね。

なお、その他のおしゃれな外壁塗装に関しては別ページの『おしゃれな外壁塗装カラー(戸建て)画像77事例』で紹介していますので、そちらも参考にしてください。

ただ、レンガ色を出すのにどうしても工程が多くなる分価格は高くなりがちです(一般的な外壁塗装の2割増し~5割増し)。

工程が多くなっても塗膜の耐用年数は変わりませんので、コストパフォーマンスは悪くなるのは念頭に置いておきましょう。

レンガ色の外壁塗装は意匠性重視の方におすすめの色です。

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