記事サマリー
水性セラミシリコン塗料の評判
良い評判
- とにかく価格が安いので、とりあえず塗装してほしい人にはおすすめです(職人談)
- エスケーさんの塗料で一番お客さんにおすすめできる(職人談)
- 臭いも少なかったし、価格も抑えられて満足
- シリコン系で扱っている業者さんが多かったので、比較しやすかったです
- セラミシリコンのつやなし仕上げで施工後4年経ちますが、雨だれ、コケ等の発生なしです
悪い評判
- つや調整(5分つや)をする際は、施工の方法が通常のつやありのものと異なる
- 半年くらいして、ベランダの北側の部分に縦の黒っぽい線が出てきた
水性セラミシリコン塗料の価格相場
※3回塗りの合計単価になります。
1,900円/m2
ちなみに40坪住宅の外壁に水性セラミシリコンを使った場合の相場は70万円程度になります。
相場よりも安く外壁塗装が行えますし、耐久性にも優れているのが特徴です。
内容 | 金額 |
仮設足場 | 221,000円 |
高圧洗浄 | 48,760円 |
養生費 | 52760円 |
下塗り(水性セラミプライマー) | 107,520円 |
中塗り(水性セラミシリコン) | 99,840円 |
上塗り(水性セラミシリコン) | 99,840円 |
諸経費 | 106,044円 |
消費税 | 73,576円 |
合計 | 809,340円 |
助成金もわかる相場算定ツール
耐用年数は12~15年
水性セラミシリコンの耐用年数は、12~15年になります。
低汚染塗料ということで親水性のが高い塗料でもあります。
樹脂グレード的にはシリコン系に分類されますが、同グレードの塗料と比較すると耐候性に優れていてい耐用年数も長めになります。
これは、塗料にセラミック成分が配合されている為です。
セラミックは、無機系の鉱物にあたるため劣化にとても強いという性質があります。(宝石などのセラミックにあたります)
一般的なセラミック塗料は割とマイナーなメーカーや業者が販売していることもあって、評判が良くありませんが水性セラミシリコンは実績のあるエスケー化研が製造・販売しているということで、他セラミック系塗料と比較しても安心感ああるのも特徴です。
最大の特徴はコストパフォーマンスの良さ
水性セラミシリコンの一番の特徴は価格と耐用年数とのコストパフォーマンスになります。
一般的なシリコン系塗料の価格相場が2,300円~3,000円なのに対して水性セラミシリコンの価格は1,900円程度と安く、なおかつ耐久性は落ちていません。
そもそも、シリコン系の塗料はコストパフォーマンスに優れていることが特徴になりますが、その中でも水性セラミシリコンはトップクラスに良いですね。
ただ、水性塗料になるので、その点は溶剤系の塗料には劣ると言わざるを得ません。
なお、水性と溶剤(油性)系の塗料の違いや特徴については別ページで詳しくまとめましたので、そちらのページをご覧ください。
ヤフー知恵袋ではあまり評判が良くない?
コストパフォーマンスに優れている水性セラミシリコンですが、使用する職人側では全面的におすすめとしていない人の意見もありました。
質問者SK化研の水性セラミシリコンと日本ペイントのオーデフレッシュsi100Ⅱのどちらが良いか迷っています。
価格は同じだと言われましたが違いが全然分かりません。
二回目のモルタル外壁塗装です。宜しくお願いします。回答者価格が同じならオーデフレッシュsi100Ⅱをお勧め致します。
質問者家の外壁塗装について教えて下さい。
塗料はセラミシリコンとシリコンセラUV、どちらの方がいいのですか?
ちなみにシリコンセラUVの方がm2当たり少し高いです。回答者~途中省略~
あえていいますと、シリコンセラUVが、1液性反応硬化形セラミック変性シリコン塗料。・微弾性。
セラミシリコンが、一液水性セラミックシリコン樹脂塗料。ですので、個人的意見になりますが、シリコンセラUVがよろしいかと思いますが。
質問者外壁塗装で溶剤のシリコンと水性セラミシリコンどちらが良いですか?
外壁の塗り替えを考えています。
外壁はALCです。
2つの業者に見積もりを出しているのですが、
業者により勧めてきた塗料が異なっております。
1つの業者が溶剤のシリコン
1つの業者が水性セラミシリコン
です。
価格が溶剤のシリコンの方が約3〜40万程度高いです。
水性じゃ・・・と不安的な言葉を溶剤側の業者より言われております。
本当なのでしょうか?
この価格差は妥当なのでしょうか?
どちらの方がおすすめなのでしょうか?すみませんが教えて下さい。
回答者~途中省略~
オススメは、シリコンよりも溶剤2液ウレタンの方が確実に7年は持ちますよ!!値段もシリコンよりも安いし☆
やはり職人側の意見としては水性よりも油性と言った感じですね。
ただ、施主からしたら外壁塗装における期間およそ2週間ほどシンナー臭いがするのはかなりのストレスだと感じる方もいますし、近隣にも臭いで迷惑をかけたくないと言ったところから最近は水性塗料が比較的人気です。
水性セラミシリコンはシリコン系塗料の中でも実績のある塗料になりますから、あとは選ぶ側が何を一番に塗料を選ぶかですね。
水性セラミシリコン塗料基本情報
つや | つや有り 半つや 3分つや つや消し |
---|---|
ホルムアルデヒド放散等級 | F☆☆☆☆ |
希釈剤 | 水道水 |
塗装方法 | 吹付/ローラー/刷毛 |
乾燥時間 | 工程内:2時間以上 最終養生:24時間以上 |
適用下地 | コンクリート/セメントモルタル/スレート板/ALCパネル/アルミ等の金属/各種乾式ボード/各種旧塗膜 |
注意事項 | 施工部位により、低汚染性が十分に発揮されないケースがあります。特に、傾斜壁の下端部笠木などの水切りのない部位、窓廻りで水切りが不十分な場合、汚れが溜まりやすい目地の下部雨がかからない部位などは、注意が必要です、
上塗材はむらなく均一に塗付してください。 低汚染機能を発揮するためには塗付量の確保が重要な事項です。 上塗材は所定の乾燥時間(最終養生時間)を厳守してください。 施工後、塗膜が乾燥するまでの時間内に降雨などにより塗膜表面が長時間、水分がかかった状態になりますと所定の低汚染機能が発揮されない場合があります。 低汚染機能は乾燥後の塗膜で発揮されるため乾燥過程で降雨などが予想される場合は、シート養生を行うなどして塗膜表面に雨が当たらないよう所定の乾燥時間を厳守してください。 シーリング材などが原因の汚染物質に対しては・鉄さび・低汚染機能が十分に発揮されません。 各シーリング材は可塑剤を含まないノンブリードシーリングをご使用ください。 |
水性セラミシリコンは価格重視の方におすすめの塗料
40坪住宅の外壁に水性セラミシリコンを使った場合の相場は70万円程度になります。
同グレードの塗料と比較すると耐候性に優れていてい耐用年数も長めになります。
水性セラミシリコンは、評判を見ても価格面に魅力を感じて使用している方が多く見受けられる塗料です。
それでいて耐久性にも優れていますし、シリコン系塗料としてはおすすめです。
また塗装後の汚れの付着度にも強く(防カビ・防藻性)、綺麗な外壁が長続きしてくれるというメリットもあります。
実績のある塗料で扱っている業者も多いので、業者によるサービスや価格の比較を前提に検討してみることをおすすめします。