レガリアGT塗料の評判【一水化成】

レガリアGTの評判

良い評判

• カラーバリエーションが豊富にあったので希望通りの色を選べました
• 某大手塗料メーカーの塗料とも比較しましたが、耐久性を重視してレガリアハイブリッドGT Eを選びました
• 施工してもらって3年経ちますが、明らかに前に使用した塗料よりも汚れが付きにくいのを実感してます

悪い評判

• とにかく高い！耐久性をウリにしてるけど正直持つか疑問（職人談）
• 同グレードの他社塗料の方が圧倒的にコスパに優れていたのでやめました

レガリアGTの価格相場

外壁と屋根のリフォームの見積もりをしてもらいましたが、適正な価格なのかわかりません。業者は訪問業者です。

内容は
外壁 230平米 塗料 一水化成レガリア 190万円
屋根 125平米 塗料 一水化成レガリア 60万円
です。

Yahoo!知恵袋

※地域、建物の現状によっても変わりますのであくまでも参考価格になります。

レガリアGTシリーズの価格相場は一般的な塗料（フッ素系）と比較すると1.5倍ほど高くなります。

ちなみに一般的な外壁塗装の価格はシリコン塗料でおよそ90万～120万円程度になります。

高機能な塗料を求める方であればレガリアGTを採用するのもいいですが、コストパフォーマンス重視の方であれば他塗料をおすすめします。

耐用年数は20年～30年

レガリアGTシリーズの耐用年数は、製造販売する一水化成株式会社より20年～30年程度と公表されています。

また、促進耐候性試験では20年相当でも防水性の減少は約10%、約90%もの防水性が保持されているという結果が出ています。

ただし、耐久面で懸念されることもあります。

塗膜の耐久性には評判の高いレガリアGTですが、サッシ廻りなどのシーリングの耐久性に関しては疑問です。

一応、レガリアGT専用のシーリング材『Synax（シナックス）』もありますが、レガリアGT同様に20年～30年持つかは疑問が残ります。

外壁塗装でよく使われるシーリング材は変成シリコン系で耐久性は10年程度になります。

耐久性の高いシーリング材で15年程度のものもありますが20年～30年となると、さすがに劣化（ひび割れ、破断、肉やせ）していきます。

一般的には、外壁塗装のタイミングでシーリングの打ち替えも行っていきますので、塗膜の耐久性とシーリング材の耐久性を合わせるのが基本となります。

レガリアGTを検討する際は、使用するシーリング材『Synax（シナックス）』の耐久性についても十分に考えて決めるようにしましょう。

最大13度低減の遮熱性能

レガリアGTの特徴の一つに高い遮熱性があります。

2017年6月に一水化成が行った実験によると、表面温度で最大13℃、裏側温度で最大4℃の遮熱効果があったと発表されています。

外壁用には『レガリアハイブリッドGT E』、屋根用には『レガリアハイブリッドGT B』とありますが、どちらも遮熱性に優れているのが特徴です。

レガリアハイブリッドGT Eに関しては日射反射率94%程度となっています。

なお、遮熱性を重視される方は、クールレベルの低い白やベージュなどを選ぶことをおすすめします。

クールレベルとは、色を日射反射率で分類分けしたもので、黒や紺などの明度の低い色はクールレベルが低く遮熱塗料の効果を最大に生かすことはできません。

メーカーは一水化成株式会社

レガリアGTのメーカーは、『住まいをつよく。継続的に。』を理念に住宅塗料業を行っている一水化成株式会社です。

本社は兵庫県神戸市にあります（支社は愛知県名古屋市）。

一水化成は社歴こそまだまだ浅い会社ですが、全国にオフィシャルパートナーズ（レガリアGT正規取扱店）を持つ塗料メーカーです。

実績的には大手塗料メーカーには及びませんが、保証面でカバーしています。（最大20年保証）

トータルコストで見るならレガリアGTはおすすめ

レガリアGTは、一水化成株式会社が製造販売する高性能住宅用塗料です。

レガリアGTを扱えるのは、一水化成のオフィシャルパートナーズに登録する必要があります。

他塗料と比較すると価格的には高いですが、その分耐久性の面で秀でています。

建物のトータルコストで考える方には良いかもしれません。

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