記事サマリー
アレスダイナミックルーフの評判
良い評判
- コストパフォーマンスの観点からアレスダイナミックルーフを選びました
- フッ素塗料にも劣らない耐久性がある(職人談)
- 下塗りのバリエーションがあるので、一つの塗料でいろいろと塗分けができる
- 最近主流のラジカル制御の屋根用ということで即決しました
悪い評判
- 新しい塗料なので使うのが不安
- 屋根にはラジカル制御型塗料よりも遮熱性塗料のほうがコストパフォーマンスがいい
アレスダイナミックルーフの価格相場
※3回塗りの合計単価
2,500円~2,700円
40坪住宅の屋根(85平米~94平米)にアレスダイナミックルーフを使った場合の相場は35万円程度です。
価格は同グレードの屋根用塗料と比較すると安い価格です。
内容 | 金額 |
仮設足場 | 154,000円 |
高圧洗浄 | 27,000円 |
下塗り(アレスダイナミックプライマー) | 31,000円 |
中塗り(アレスダイナミックルーフ) | 61,500円 |
上塗り(アレスダイナミックルーフ) | 61,500円 |
養生・諸経費 | 20,000円 |
消費税 | 36,500円 |
合計 | 401,500円 |
助成金確認ツール(無料)
耐用年数は13年~15年程度
アレスダイナミックルーフを製造販売する関西ペイントが行った促進耐候性試験(キセノランプ法)によると、アレスダイナミックルーフの耐用年数は13年~15年程度とされています。
屋根用ラジカル制御型塗料です。
高耐久の理由は、強力なウレタン結合で塗膜が強化されているので、紫外線から塗膜を守ってくれます。
微量な紫外線が塗膜をすり抜けようとしてもHALSラジカルキャッチャーによって劣化分子を無害化してくれます。
また、親水性も高い塗料でもあるので、汚れが雨水で洗い流してくれるセルフクリーニングの効果も期待できます。
アレスダイナミックルーフは、塗膜が劣化しにくく、かつ汚れがつきにくい塗料です。
仕上がりには綺麗なつやが出る
アレスダイナミックルーフの特徴として、高性能シリコンレジンが配合されているので塗膜の光沢がとても綺麗に出る点があります。
また乾燥自体も早く(塗り重ね乾燥時間4時間)その日に2回塗りできるなど、作業性が良いのも職人の仕事に良い影響を与えています。
ただ、劣化の激しい下地の場合には下塗り剤(アレスダイナミックシーラー)を2度塗るなどして対応しないと、つやムラがでたり、早期剥がれの可能性が高くなります。
標準色は18色
アレスダイナミックルーフの標準色は18色です。
他屋根用塗料と比較すると少なめにはなります。
グリーンとブルーは他の色よりも材料費が高くなります。
ちなみに当サイトが行った屋根塗装人気色アンケートによると、人気の色はブラック・グレー・ブラウンがTOP3という結果になりました。
アレスダイナミックルーフ基本情報
ホルムアルデヒド放散等級 | F☆☆☆☆ |
---|---|
希釈剤 | 塗料用シンナー |
塗装方法 | ハケ/ローラー/エアレス |
乾燥時間 | 4時間以上7日以内 |
適用下地 | 化粧スレート/波形スレート/金属屋根 |
注意事項 | 新生瓦など被塗面が雨・霧・霜などで塗れている時は十分に乾燥させてから塗装するようにしてください。未乾燥で塗装するとふくれ、塗膜剥離、ワレなどの不具合が発生する可能性が高まります。 |
アレスダイナミックルーフはコストパフォーマンスに優れた塗料
40坪住宅の屋根(85平米~94平米)にアレスダイナミックルーフを使った場合の相場は35万円程度です。
塗膜が劣化しにくく、かつ汚れがつきにくい塗料です。
アレスダイナミックルーフは、窯業系・金属系どちらの下地にも使用可能で仕上がりには重厚感のあるつやを演出する事ができるとして、徐々に人気の塗料です。
地域によってはアレスダイナミックルーフ(遮熱塗料)による外壁・屋根塗装で助成金が受けられる所もあります。
ただ、2019年に発売を開始された塗料ということで他の屋根用塗料と比較して実績は少ないです。
アレスダイナミックルーフは、関西ペイントらしい耐久性が高い割に価格は安いという、コストパフォーマンスに優れた塗料です。
まだまだ扱っている業者も多くないかと思いますが、もしも扱っている業者がいたら検討してみることをおすすめします。
#外壁塗装塗料 #アレスダイナミックルーフ #関西ペイント