水性シリコンセラUVとパーフェクトトップはどちらが優れた塗料か比較してみた

日本ペイントを代表する塗料としてよく比較されるのが水性シリコンセラUVとパーフェクトトップです。

大前提としてどちらも実績の多い優れた塗料ではありますが、特徴は変わります。

それぞれの特徴を比較しつつ、最近の消費者の傾向をご紹介します。

まずはグレード(樹脂)が違う事を理解しましょう

塗料の主なグレード(耐用年数)
  • アクリル(5年~7年)
  • ウレタン(8年~10年)
  • シリコン(10年~15年)
  • ラジカル制御型(12年~15年)
  • 光触媒(15年~20年)
  • フッ素(15年~20年)
  • 無機(15年~20年)

まず初めに塗料を比較する際には、グレード(樹脂)の確認が必要です。

それぞれグレードによって塗膜の耐用年数は変わってきますが、水性シリコンセラUVは『シリコン塗料』、パーフェクトトップは『ラジカル制御型塗料』になります。

本来、ラジカル制御型塗料は樹脂にアクリルを使っているのでアクリル塗料になりますが、塗料に塗膜の劣化原因であるラジカルの発生を抑制する酸化チタンと光安定剤(HALS)が含まれているので、外壁塗装に使うと塗膜の耐久性が向上すると言われています。

このグレードの違いを踏まえつつ、それぞれの塗料を比較します。

自宅に合った塗料が一発で分かる

外壁塗装で使われる塗料は数百種類あります。

その中から自宅に合った塗料を選ぶのは至難の業です。

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耐久性ではパーフェクトトップ

水性シリコンセラUV7年~8年
パーフェクトトップ10年~12年

塗膜の耐用年数で比較すると、パーフェクトトップのほうが長持ちします。

パーフェクトトップには、酸化チタンと光安定剤(HALS)が含有されているラジカルの発生を抑制してくれますが、もしもラジカルが発生しても塗料の粒子に発生したラジカルを閉じ込めるラジカルバリヤーの効果のおかげで塗膜の劣化速度を緩やかにしてくれます。

水性シリコンセラUVの下塗りで使われる水性浸透シーラー・水性シリコンエポサーフはカチオン系の材料になるので、サイディング系かジョリパッドなどのセメント系仕上げの下地であれば、ある程度の密着性は担保できます。

カチオン系とは、+(プラス)電荷を持った陽イオンという意味で、セメント系仕上げの下地の-(マイナス)電荷を持った陰イオンと引き合う効果が期待できる下塗り塗料です。

ただ、純粋に塗膜の耐久性で比較するとパーフェクトトップに分があります。

価格では水性シリコンセラUV

※3回塗りの合計単価になります。

水性シリコンセラUV2,580円~4,110円
パーフェクトトップ3,800円〜4,300円

価格で比較すると、水性シリコンセラUVのほうが安い傾向にあります。

ちなみに、日本の一般的な40坪住宅(塗装面積160㎡)では、水性シリコンセラUVは70万円~80万円、パーフェクトトップは85万円程度になります。

つやの出方はほぼ同じ

水性シリコンセラUV塗膜
水性シリコンセラUV塗膜

施工後のつやの出方は、水性シリコンセラUVとパーフェクトトップはそれほど大差ありません。

一応、水性シリコンセラUVはつや有り、3分、5分、7分つや有り、つや消しとありますが、パーフェクトトップはつや有り、5分つや有り、3分つや有り、つや消しになります。

よりピカピカとした仕上がりにしたいのであれば、水性シリコンセラUVの7分つやをおすすめします。

最近の主流はラジカル制御型塗料パーフェクトトップ(ラジカル制御型塗料)

最近の主流で言えば、水性シリコンセラUVよりもパーフェクトトップのほうが人気があります。

これは価格に対する耐久性の面から見たコストパーフォーマンスが消費者に評価されている為ですね。

確かに価格は水性シリコンセラUVのほうが安いですが、耐用年数との兼ね合い(次回の外壁塗装のタイミング)でみたらパーフェクトトップのほうがお得になります。

ちなみに、外壁塗装全体で見ても、ラジカル制御型塗料が人気があります。

総合的にはパーフェクトトップがおすすめ

※塗料名を選択すると、その塗料の評判や詳しい特徴がご覧になれます。

メリットデメリット
水性シリコンセラUV価格が安い
実績が豊富にある
耐久性はそれほど高くない
パーフェクトトップコストパ―フォーマンスに優れている
最近人気がある
実績不足

水性シリコンセラUVとパーフェクトトップを総合的に比較すると、パーフェクトトップのほうが外壁塗装における下地保護の観点やコストパ―フォーマンスの観点から優れていると言ってよいでしょう。

ただ、塗料の実績(日本での施工件数)では水性シリコンセラUVのほうがあります。

どちらも日本ペイントの優れた塗料になりますので、それぞれのメリット・デメリットを考慮して選ぶようにしましょう。

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