防カビ塗料とは?効果・選ぶポイント・おすすめ防カビ塗料

防カビ塗料とは?

防カビ塗料とは、塗料に防カビ剤が配合されている塗料の事で、使用することでカビ菌の発生の抑制に効いてくれます

防カビ塗料が使用される主な場所としては、キッチン・浴室・洗面脱衣所・トイレなどの建物内部の湿気の多い場所や外壁・屋根・軒天などの屋外でもよく使用されます。

特に日本では温暖多湿な気候であるため、カビの繁殖には最適な環境条件ということもあって、外壁や屋根ではカビによる黒ずみに悩まされている家庭も多いです

ちなみに、防カビ塗料の種類としては、ターペン可溶NAD型アクリル樹脂をベースにしたものと水性反応硬化形の2種類に分類することができます。

外壁や屋根などの屋外で使用する時には、ターペン可溶NAD型アクリル樹脂をベースにしたものがよくカビに効きます。

塗装後にも綺麗な外壁(屋根)を保ちたい方におすすめの塗料です。

防カビ塗料を選ぶポイント

現在では『防カビ』をうたっている塗料は各メーカーから数多く発売されていますが、防カビを選ぶポイントは対応するカビ菌の多さで決めることになります

実は、数種類のカビ菌に効果が認められれば『防カビ』と表示出来るルールになっているので、防カビ塗料でも、その性能はピンキリです。

おすすめは添加型の防カビ塗料で、一般的な塗料に加えるだけで殆ど全ての菌に対し防カビ効果が期待できます。

手軽に高性能な塗料に極めて高い防カビ効果をプラスすることができます。

防カビ塗料を選ぶ際は、添加型をおすすめします。

おすすめ防カビ塗料『アステックプラスS』

商品名アステックプラスS5000
性質水性系
液型一液型
乾燥時間
(外気温25℃の場合)
添加する下塗・上塗材の対応素材に準ずる。

おすすめの防カビ塗料は、株式会社アステックペイントジャパンのアステックプラスSです。

アステックプラスSは、水性塗料用防カビ剤として他塗料に加えて使う添加型の防カビ塗料です。

対応するカビ菌は419菌(カビ菌以外の菌も含めると703菌に対応)になり、ほぼ全てのカビ菌の抑制効果が期待できます。

アステックプラスSは、他塗料に混ぜて建物全体に使用しても構いませんし、カビの繁殖が多い建物の北側や軒天だけに使用することもできます

アステックペイントが行った防カビテストの実験でも、市販の防カビ塗料との性能は明らかですね。

アステックプラスSは建物への実績も多いので、防カビ塗料として外壁・屋根塗装におすすめです。

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外壁にカビが付着すると建物のイメージはガラッと変わる

防カビ施工前、施工後
防カビ施工前、施工後

建物の代表的な汚れの一つになるカビですが、一度繁殖してしまうとドンドンと広がり、外壁に至っては黒ずんでいきます。

またカビは衛生的にもよくないので、カビが付着している外壁に対しては嫌悪感を感じる方もいらっしゃいます。

外壁の手入れに塗装を施しても、一般的な塗料では湿気の多い地帯ではカビの繁殖抑制は防ぎきることはできません。

外壁塗装して綺麗になっても、数年でカビが付着して黒ずんでいくこともあり得ます。

カビが付着した建物と綺麗な建物では印象もまるっきり変わりますよね。

カビと藻の違い

カビと藻の違い
カビと藻の違い

最後にカビとよく似た『藻(も)』についても解説しておきます。

藻が発生する場所は、太陽の良く当たる湿った場所で光合成によって繁殖していく地衣類(ちいるい:菌類と藻類とが共生して一体となっている植物)です。

対して、カビは日の当たらない湿った場所で水分で繁殖していく、真菌類(しんきんるい:光合成色素をもたず、水を体表から吸収する植物)です。

カビが外壁に付着すると黒ずむのに対して、藻は緑っぽくなります。

防カビ塗料では、カビだけでなく藻への対策としても有効です。

ただ、防カビ塗料と言っても完全にカビを予防できるものではありません。

当然、年数とともに塗膜も落ちて効力も落ちます。

カビや藻が外壁に付着しだしたら次回の外壁塗装の目安になりますので、一度点検されることをおすすめします。

防カビ塗料は湿気の多い箇所や建物の北側におすすめ

カビへの対策として防カビ塗料は高い効果が期待できます。

中でも添加型の防カビ塗料は、対応しているカビ菌も多く綺麗な外壁が長続きしてくれます。

特に、近隣に川や湧き水がある湿気の多い土地では、カビによる外壁の黒ずみ対策として有効です。

できれば、湿気の多い箇所や建物の北側だけでも防カビ塗料で塗装することをおすすめします。

#外壁塗装 #防カビ塗料 #アステックプラスS