記事サマリー
水系パワーフロンの評判
良い評判
- スレート屋根材・セメント瓦のお客さんにおすすめしています(職人談)
- つやの出方が気に入っています
- 近所を気にして水性の水系パワーフロンにしました
- 塗装後10年以上経過していますが、以前のようにコケが付着していないので採用してよかった
悪い評判
- 中塗りと上塗りが違うから施工が大変だった(職人談)
水系パワーフロンの価格相場
※3回塗りの合計金額です。
4,200円~4,600円/m2
ちなみに40坪住宅の屋根に水系パワーフロンを使った場合の相場は40万円程度になります。
一般的な価格よりも高くはなりますが、その分耐久性に優れているのが特徴です。
内容 | 金額 |
仮設足場 | 154,000円 |
高圧洗浄 | 27,000円 |
下塗り(水系パワーシーラーⅡ) | 41,000円 |
中塗り(水系パワーフロン) | 61,500円 |
上塗り(水系パワーフロン) | 61,500円 |
養生・諸経費 | 30,000円 |
消費税 | 37,500円 |
合計 | 412,500円 |
助成金もわかる相場算定ツール
耐用年数は12~16年程度
水系パワーフロンの耐用年数は、製造・販売している水谷ペイントによると12~16年程度になると公表されています。
樹脂グレードで分類すると最高級のフッ素塗料になります。
変色比較テストでもかなり高い結果がでていて(耐変色性)、屋根の色あせにも強い仕様となっています。
また、フッ素塗料ならではの汚れが付きずらいというメリットもあります。
屋根の印象で建物の印象が決まると言っても過言ではないので、外壁はシリコン系塗料で屋根はフッ素系塗料を使って仕上げるお宅が多いですね。
水系パワーフロンは他、屋根用塗料と比較しても非常に耐久性の高い塗料と言ってよいでしょう。
専用の中塗り剤効果によって塗膜の密着効果がアップ
水系パワーフロンは、中塗り用と上塗り用で用途が分かれていることで、塗膜の密着性の向上を実現しています。
一般的な塗料では、下塗塗料+上塗塗料+上塗塗料と言った具合に主に下塗り塗料(シーラー)と上塗り塗料の2種類を使います。
しかし、水系パワーフロンは下塗塗料(水系パワーシーラーⅡ)+中塗塗料+上塗塗料といった具合に3種類の塗料を使い分けて仕上げていきます。
また、中塗りで使用される塗料は上塗りで使用される塗料よりも価格が安いので一般的な3回塗り塗装よりも価格が抑えられるというメリットがあります。
ただ、下地の劣化が激しい際には、スラリー強化プライマーを使って4回塗りとなります。
中塗りで使用する塗料の色は、上塗りの仕上がりを良くするためになるべく同系色が提案されています。
適用下地
※日本瓦・ゆうやく瓦への塗装は避けてください。
- 住宅屋根用化粧スレート
- 波形スレート
- プレスセメントがわら
- 乾式洋瓦(モニエル瓦・スカンジア瓦)
施工例
水系パワーフロンにつや消しはありませんが、つやの出方は比較的落ち着いています。
標準色としては12色用意されています。
水系パワーフロン基本情報
つや | つや有り |
---|---|
希釈剤 | 水道水 |
塗装方法 | 刷毛(はけ)/ウールローラー/エアスプレー |
乾燥時間 | 工程内:2時間以上 最終養生:12時間以上 |
適用下地 | 化粧スレート/波形スレート/プレスセメントがわら/乾式洋瓦(モニエル瓦・スカンジア瓦) |
注意事項 | 日本瓦・ゆうやく瓦への塗装は避けてください。
新しい住宅屋根用化粧スレート(無機塗膜塗装仕様)への塗装は、はじく場合がありますので避けてください。 |
パワーフロンは高いけど最高級塗料
40坪住宅の屋根に水系パワーフロンを使った場合の相場は40万円程度になります。
屋根用塗料と比較しても非常に耐久性の高い塗料と言ってよいでしょう。
水系パワーフロンは、これまでに200万件以上の実績があるにも関わらず、使用者からの評判の良い塗料です。
アスファルトシングルなどの屋根材にもおすすめの塗料です。
少々価格は高めではありますが、それでも品質は最高級と言ってよいでしょう。
屋根の汚れを気にされる方、外壁にシリコン系以上の塗料を使用される方に水系パワーフロンをおすすめします。
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