外壁塗装にクールウォール塗料を使った方の口コミ・評判
▼数百種類の塗料をジャンル別にまとめました!

クールウォールの口コミ・評判

良い評判

  • 実際の物と色味が近いのでクールウォールにしました
  • イノセンスと迷いましたがコストパフォーマンスに惹かれてクールウォールに決めました
  • 施工してもらって7年ですがトラブルもなく順調です
  • 30年の耐用年数は期待していませんが、それでも高耐久な塗料という点でクールウォールは魅力的でした

悪い評判

  • この手の塗料は保証年数をやたらと長く謳いますが、そもそも施工業者の保証期間がさほど長くないため意味をなさないことがよく指摘されます
  • 塗膜よりも下地の問題で剥がれたりすることもあるので、現実として15年もてば上出来

塗膜の耐久性は20年〜30年もつ可能性がある

クールウォールは20年~30年もつ可能性がある極めて耐久性の高い塗料です。

20年〜30年もつ可能性がある耐久性というのは他塗料と比較してもかなり高い数値ですが、これはクールウォールに含有されているカイナー樹脂カイナーアクアテックの効果によるものです。

カイナーアクアテックは、焼付タイプの塗料用フッ素樹脂. (Kynar500®) を40年以上にわたり製造・販売しているフランスのアルケマ社が、 次世代向け環境対応材料として開発した超耐候性を持つ水系エマルジョン(分散系溶液)です。

クールウォールはカイナーアクアテックを含有・塗料化することで、高いコーティング効果を実現している塗料です。

塗膜の付着力は国内JIS試験にて付着力の強さが2.8N/mm2(基準0.5)であると公表されています。

その他、塩水噴霧、防錆性、膨れ抵抗、耐磨耗性、カビ耐性、風雨耐性、凍結融解耐性、耐湿性、透過性、透水性、耐アルカリ性、ひび割れ追従性、表面燃焼特性、日射反射率などの数値も高い数値でクリアした塗料です。

外壁の表面温度を20度下げる遮熱性

クールウォールの特徴の一つに遮熱性があります。

遮熱塗料を比較する上での指標となる日射反射率は公表されていませんがクールウォールは米国オークリッジ国立研究所より最大20%を超える省エネ効果が認められ、外壁の表面温度を20度下げる遮熱性があると公表されています。(TEXCOTE社より改定あり最新情報)

外壁の表面温度と室内温度には相関性があります。

気温35度の場合、外壁の表面温度はおよそ50度〜70度になり、その時の差が20度あるということになります。

なお、気温より外壁温度は下がることはありませんので、気温が10℃で外壁表面温度が25℃の場合、20℃低くなって5℃になることはありません。

クールウォール施工例

クールウォールは他塗料と比較すると日本での施工例は少ないです。

ただし、世界的には名だたる企業、公共建築物(パリ・ルーブル美術館のピラミッド、キャンプシェルビー米軍基地や、NASAの管理施設)などにも使われるなど実績のある塗料です。

選べる色が多いことやつやの出方が選べるなどの特徴もあります。

パリッとした仕上がりです。

クールウォール基本情報

乾燥/硬化時間凝結するまで:24時間(最低)
単価12,000円/m2
適用量塗装面積1ガロンあたり175〜225sqf (4.3〜5.5平米/L)
最高仕上基準 350〜450sqf (8.6〜11.0平米/L) 2度塗り推奨
注事項
  1. 雪、雨、凍結状態、または予想される時は、塗装を行いません。(低温下の湿潤状態は製品の硬化不良を起こす可能性があります。)
  2. 塗装する表面は清潔で乾燥している適切な状態に整えます。
  3. 金属面または類する素材への塗装は推奨していません。別のプライマーが必要です。
  4. コーキングの上に塗布する場合は、コーキングが清潔で乾燥し、油分など他の化合物がない状態を確認して施工します。

クールウォールは最高級塗料

クールウォールの特徴
  • 優れた付着力と耐候性
  • カビ・菌類・埃に対する耐性により高い遮熱性能を維持
  • 優れた光沢保持率、艶を抑えたマットな仕上がり(光沢度10〜20@60°)
  • 塩水・湿気に対する耐性
  • 高い通気性と防水性

クールウォール(正式名称はクールウォール®ウィズカイナー®)はアメリカのTEX-COTE LLCが製造販売する水溶性の赤外線熱反射性外壁塗料です。(※COOLWALL®は、TEX-COTE LLCの登録商標です。)

日本ではそれほど知名度のある塗料ではありませんが、世界では施工実績も多くある信頼性の高い塗料です。

耐久性や遮熱性などの機能が高いことから価格は他塗料よりも高い傾向にありますが、その分次回メンテナンス時期を伸ばすことができるので建物の生涯コストで見るとコストパフォーマンスも良いです。

日本にクールウォールを扱っている業者が少ないので、比較することが難しいのがデメリットですが、最高級な塗料をお探しの方におすすめの塗料です。

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