記事サマリー
クールウォールの口コミ・評判
良い評判
- 実際の物と色味が近いのでクールウォールにしました
- イノセンスと迷いましたがコストパフォーマンスに惹かれてクールウォールに決めました
- 施工してもらって7年ですがトラブルもなく順調です
- 30年の耐用年数は期待していませんが、それでも高耐久な塗料という点でクールウォールは魅力的でした
悪い評判
- この手の塗料は保証年数をやたらと長く謳いますが、そもそも施工業者の保証期間がさほど長くないため意味をなさないことがよく指摘されます
- 塗膜よりも下地の問題で剥がれたりすることもあるので、現実として15年もてば上出来
クールウォールの価格は12,000円/1㎡
クールウォールの平米あたりの単価は12,000円程度です。
塗料相場よりも2~3倍高い価格となっています。
これはクールウォールが持つ耐久性・遮熱性・防水性などが期待できる高機能な塗料であるためです。
クールウォールを勧める方も、価格は高いことは説明されることが多いようですが、クールウォールを使えば耐久性が高いのでその後のメンテナンスも抑えることができるため、建物生涯コストで見るとお得であることと説明されるケースが多いです。
内容 | 金額 |
仮設足場 | 154,000円 |
高圧洗浄 | 27,000円 |
下塗り(クールウォールハイビルドプライマー) | 290,000円 |
中塗り(クールウォール) | 763,000円 |
上塗り(クールウォール) | 763,000円 |
養生・諸経費 | 30,000円 |
消費税 | 119,400円 |
合計 | 2,229,700円 |
助成金もわかる相場算定ツール
耐用年数は20年~30年
クールウォールの耐用年数は20年~30年と公表されています。
20年~30年の耐久性というのは他塗料と比較してもかなり高い数値ですが、これはクールウォールに含有されているカイナー樹脂カイナーアクアテックの効果によるものです。
カイナーアクアテックは、焼付タイプの塗料用フッ素樹脂. (Kynar500®) を40年以上にわたり製造・販売しているフランスのアルケマ社が、 次世代向け環境対応材料として開発した超耐候性を持つ水系エマルジョン(分散系溶液)です。
クールウォールはカイナーアクアテックを含有・塗料化することで、高いコーティング効果を実現している塗料です。
塗膜の付着力は国内JIS試験にて付着力の強さが2.8N/mm2(基準0.5)であると公表されています。
その他、塩水噴霧、防錆性、膨れ抵抗、耐磨耗性、カビ耐性、風雨耐性、凍結融解耐性、耐湿性、透過性、透水性、耐アルカリ性、ひび割れ追従性、表面燃焼特性、日射反射率などの数値も高い数値でクリアしたことで20年~30年という耐用年数の裏付けもされています。
外壁の表面温度を3~4度下げる遮熱性
クールウォールの特徴の一つに遮熱性があります。
遮熱塗料を比較する上での指標となる日射反射率は公表されていませんがクールウォールは米国オークリッジ国立研究所より最大20%を超える省エネ効果が認められ、外壁の表面温度を3~4度下げる遮熱性があると公表されています。
外壁の表面温度と室内温度には相関性があります。
一般的には外壁表面度を8度から10度下げると、室内温度は2~3度下げる効果が期待できます。
クールウォールの場合は外壁の表面温度を3~4度下げる遮熱性なので室内温度は1~2度程度下げる効果だと言えるでしょう。
クールウォール施工例
クールウォールは他塗料と比較すると日本での施工例は少ないです。
ただし、世界的には名だたる企業、公共建築物(パリ・ルーブル美術館のピラミッド、キャンプシェルビー米軍基地や、NASAの管理施設)などにも使われるなど実績のある塗料です。
選べる色が多いことやつやの出方が選べるなどの特徴もあります。
パリッとした仕上がりになります。
クールウォール基本情報
乾燥/硬化時間 | 凝結するまで:24時間(最低) |
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単価 | 12,000円/m2 |
適用量 | 塗装面積1ガロンあたり175〜225sqf (4.3〜5.5㎡/L) 最高仕上基準 350〜450sqf (8.6〜11.0㎡/L) 2度塗り推奨 |
注事項 |
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クールウォールは最高級塗料
- 優れた付着力と耐候性
- カビ・菌類・埃に対する耐性により高い遮熱性能を維持
- 優れた光沢保持率、艶を抑えたマットな仕上がり(光沢度10〜20@60°)
- 塩水・湿気に対する耐性
- 高い通気性と防水性
クールウォール(正式名称はクールウォール®ウィズカイナー®)はアメリカのTEX-COTE LLCが製造販売する水溶性の赤外線熱反射性外壁塗料です。(※COOLWALL®は、TEX-COTE LLCの登録商標です。)
日本ではそれほど知名度のある塗料ではありませんが、世界では施工実績も多くある信頼性の高い塗料です。
耐久性や遮熱性などの機能が高いことから価格は他塗料よりも高い傾向にありますが、その分次回メンテナンス時期を伸ばすことができるので建物の生涯コストで見るとコストパフォーマンスも良いです。
日本にクールウォールを扱っている業者が少ないので、比較することが難しいのがデメリットですが、最高級な塗料をお探しの方におすすめの塗料です。
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