記事サマリー
ファインシリコンフレッシュの評判
良い評判
- コストパフォーマンスに優れた塗料です
- リピートでファインシリコンフレッシュを注文されるお客様が多いです
- シリコンタイプの塗料では最も人気のある塗料の一つだと思います
- 職人仲間から『使いやすい』の声をよく聞きます
- ピカピカに仕上がるのでお客様満足度の高い塗料です
- 乾燥が早いので施工ミスが起きづらいですね
- リピートでファインシリコンフレッシュを選択される方が多いです
- 他の塗料に比べて色あせが少ない
- 外壁材を選ばずに塗れるので、幅広く使われています
- シリコンらしい硬い塗膜が形成され耐久性、耐候性ともに非常に良い
- 実績があるので自信を持ってお客様に勧められる
悪い評判
- 塗装中にシンナーの臭いがありクレームに繋がったことがあります
- 2液型の塗料のため、新人には扱わすことができません
- つやを消すことが出来ませんのでリフォーム感を出したくない人にはおすすめしません
ファインシリコンフレッシュ最新価格相場
※3回塗りの合計単価です。
1平米あたり2,600~3,200円
ちなみに40坪住宅の外壁にファインシリコンフレッシュを使った場合の相場は90万円程度です。
相場通りで外壁塗装が行えますし、耐久性にも優れているのが特徴です。
内容 | 金額 |
仮設足場 | 154,000円 |
高圧洗浄 | 27,000円 |
下塗り(パーフェクトフィラー) | 193,500円 |
中塗り(ファインシリコンフレッシュ) | 258,000円 |
上塗り(ファインシリコンフレッシュ) | 258,000円 |
養生・諸経費 | 30,000円 |
消費税 | 92,050円 |
合計 | 1,012,550円 |
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耐用年数は10年~12年
ファインシリコンフレッシュの耐用年数は、劣化促進機の試験結果により10年~12年ほどとされています。
劣化促進機の試験とは、人工的に温度、湿度、紫外線などを照射して物体の劣化具合を測る試験です。
低汚染塗料ということで親水性のが高い塗料でもあります。
注目すべきは、ファインシリコンフレッシュと同じグレードにあたるシリコン系塗料よりも耐候性に優れている点です。
価格帯はグレードの低いウレタン塗料程度なのに、耐用年数はグレードの高いフッ素塗料に近いという部分が、ファインシリコンフレッシュがコストパフォーマンスに優れていると言われている所以ですね。
リピートする方もコストパフォーマンスを重視して選んでいる方が多いですね。
特徴
- 職人が扱いやすい塗料
- 安くて耐候性に優れている
- 環境に優しい
- どんな外壁とも相性が良い
- 色アリ、クリア(透明)が選べる
ファインシリコンフレッシュの適用下地は以下です。
- コンクリート
- セメントモルタル
- PC板
- ALCパネル
- GRC板
- セメント無機繊維板
- 鋼材
硬化剤を高弾性タイプに替えることもできるので、ひび割れなどが気になる方へも対応できる仕様となっています。
また、ニッペファインシリコンクリヤーによって、コンクリート打ちっぱなし面の保護塗装工法も可能となっています。
外壁塗装は塗料が同じでも職人のスキルによって全く異なった仕上がり具合になってしまうため、ファインシリコンフレッシュのような塗料で綺麗に仕上げてもらうというのが一番リスクのない方法でもあります。
また、ファインシリコンフレッシュは水になじむ性質がありますので(親水性)、雨水にも強く塗料が流されにくく環境にも優しいのが特徴です。
ちなみにホルムアルデヒド放散等級も最高級のF☆☆☆☆です。
硬化剤を変えるだけで、つやが3分、5分、7分、透明(クリア)と選べるのも嬉しいですね。
ファインシリコンフレッシュⅡ【2022年10月26日発売開始】
2022年10月26日、ファインシリコンフレッシュがリニューアルされファインシリコンフレッシュⅡが発売開始されました。
従来のファインシリコンフレッシュと比較すると、耐久性・高弾性でクラックに強い・塗りやすい・藻、カビの抑制効果・結露に強いなどの特徴があります。
2液型の弱溶剤系ではありますが、臭いも抑えられています。
外部、鉄部、付帯部などの塗装に幅広く使えます。
ファインシリコンフレッシュはこんな人におすすめ
- モルタル外壁の建物
- コストパフォーマンス重視の人
- 実績のある塗料を使いたい人
ファインシリコンフレッシュはどんな外壁とも相性がいいんですが、高弾性塗料なのでヒビ割れリスクのあるモルタル外壁とは特に相性が良いです。
スタッコ壁やリシン壁でも塗料がよくなじんでくれます。
そしてなんといっても、シリコン塗料の中では人気NO.1と言ってもいいほど使われている塗料で、しかも製造は日本の3大塗料メーカーの一つでもある日本ペイント(他2社はエスケー化研、関西ペイント)ということで、製品の信頼性という意味でも抜群ですね。
リピーターが多いのも性能が良い証でもあります。
ファインシリコンフレッシュの色見本
ファインシリコンフレッシュの標準色は49色です。
つやがある塗料なので、おすすめは濃い色ですね。
特に茶系、黒系の色をファインシリコンフレッシュで7分以上のつやで仕上げるとかなり重厚感がでますよ。
ツートンに濃い色と白系の組み合わせにもかなり映えた仕上がりです。
ちなみに当サイトが行った外壁塗装人気色アンケートによると、人気の色はベージュ・ホワイト・グレーがTOP3という結果になりました。
施工例
ファインシリコンフレッシュ特有のつやの仕上がりがとても綺麗ですね。
明るい色に仕上げると外壁の色味をそれほど変えなくても、つやの効果でリフォーム感を演出することができます。
ファインシリコンフレッシュはクリア(透明)仕上げも可能なので、現在の外壁が気に入っているのであれば色のベースは変えずに仕上げることもできます。
ファインシリコンフレッシュを濃い色で仕上げると、つやの効果もあってかなり重厚感がでるのでおすすめです。
ファインシリコンフレッシュ基本情報
つや | つや有り 7分つや有り 5分つや有り 3分つや有り |
---|---|
ホルムアルデヒド放散等級 | F☆☆☆☆ |
希釈剤 | 塗料用シンナー |
塗装方法 | 刷毛(はけ)/ローラー/吹付け |
乾燥時間 | 3時間以上 ※夏場(高温下)では、硬化反応が著しく早まるため、上塗りを3日以内に塗り重ねてください。 |
適用下地 | セメント素地(コンクリート・モルタル)/金属(鉄面・亜鉛めっき面・ステンレス・アルミ) |
注意事項 | 蓄熱されやすい建材(軽量モルタル・ALC・窯業サイディング・発泡ウレタン使用建材など)を使用した『高断熱型外壁』で、旧塗膜が弾性リシン、弾性スタッコ、アクリルトップなどの場合、塗り替え段階で既に旧塗膜が膨れている事があります。
そのまま塗装すると膨れがさらに拡大する可能性がありますので、完全に除去してください。 また『高断熱型外壁』に塗装する場合、蓄熱、水分、下地の状態、塗装環境など複数の条件が重なることで、建材の変形、塗膜の膨れ、はく離が生じることがあります。 |
ファインシリコンフレッシュは使用者の満足度が高い塗料
40坪住宅の外壁にファインシリコンフレッシュを使った場合の相場は90万円程度です。
同じグレードにあたるシリコン系塗料よりも耐候性に優れています。
ファインシリコンフレッシュの評判は施工業者からも実際に使用した方も、とても良かったですね。
耐久性を重視する方はファインシリコンフレッシュⅡがおすすめです。
業者によっては今人気だからとか、新しい塗料が出ましたとか言って塗料をおすすめしてくるところもありますが、一番大切なのは施主であるお客さんの満足度です。
満足度は仕上がり具合もそうですが、塗装後数年しても汚れがつきにくかったり、環境に優しい塗料を使っているという自尊心だったり、そうゆう部分を大切にした結果です。
また、ファインシリコンフレッシュにはメーカー保証も付与されます。
ファインシリコンフレッシュは確かに人気のある塗料ではありますが、そこにきちんとした理由がある塗料でした。
外壁塗装の際には、検討する塗料の一つにおすすめします。
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