記事サマリー
セラミクリーン塗料の評判
良い評判
- 外壁のひび割れに対応できる比較的安価な塗料とリう事で採用しました
- 肉厚な仕上がりが気に入っているので、セラミクリーンでの塗装を2回行っています
- 安くて性能もそこそこということで、満足しています
- コストパフォーマンス最高塗料
悪い評判
- DIYには不向きな塗料(ドロドロしていて塗りにくいため)
- 確かにひび割れは起きていませんが、汚れは付きやすいのかな?塗装して5年程度で汚れが目立つようになりました
- 性能的には中の下
- 良い塗料だけど耐久性が弱い(職人談)
セラミクリーン塗料の価格相場
※3回塗りの合計単価
2,150円~2,950円
40坪住宅の外壁(160平米)にセラミクリーンを使った場合の相場は55万円程度です。
同グレードの塗料と比較すると安いです。
内容 | 金額 |
仮設足場 | 154,000円 |
高圧洗浄 | 27,000円 |
下塗り(水性ミラクシーラー エコクリヤ ー) | 81,000円 |
中塗り(セラミクリーン) | 111,500円 |
上塗り(セラミクリーン) | 111,500円 |
養生・諸経費 | 30,000円 |
消費税 | 51,500円 |
合計 | 566,500円 |
助成金確認ツール(無料)
耐用年数は8年~10年程度
セラミクリーンの耐用年数は。セラミクリーンを製造・販売するエスケー化研から8年~10年程度と公表されています。
樹脂グレードで分類するとシリコン系塗料です。
セラミクリーンは単層弾性塗料で塗膜はゴムのように柔らかいものです。
この弾力によってひび割れに対応していくわけですが、数年経つと固くなって性能が著しく落ちます。
イメージで言うと、輪ゴムが年数経過すると固くなって、伸縮率が悪くなる感じです。
そのため、他のシリコン系塗料よりも若干耐久性が落ちる傾向にあります。
最近は単層弾性塗料より複層弾性塗料が主流
最近の傾向として、弾性塗料は単層弾性塗料より複層弾性塗料が主流になっています。
単層弾性塗料とは、塗料自体に厚みがある塗料で単体で弾性効果がのぞめます。
複層弾性塗料とは、下塗り(シーラー)や、高弾性の中塗り塗料で弾性効果を期待するものです。
単層弾性塗料は、上塗りで使う塗料を選ぶことができませんが、複層弾性塗料は選ぶことができ、建物に合わせて樹脂グレードを変えることもできます。
単層弾性塗料は安いですが耐久性の面で難があり、複層弾性塗料は単層弾性塗料より若干価格は高いですがその分耐久性があるという特徴があります。
なお、窯業系サイディングのようなボード製の外壁の場合は、単層弾性などの塗料を使用することはできませんので注意いましょう。
仕上がりパターンは3種類から選べる
- ゆず肌状ローラー
- SPタイル
- スチップル
セラミクリーンは3種類の仕上がりパターンを選ぶことができます。
ゆず肌状ローラーは、ローラーで「さざ波」仕上げと呼ばれる小さな波模様を作ってから上塗りで凹凸模様がなめらかに仕上げる工法です。
SPタイルは、SPローラー(マスチックローラー細目)で比較的薄く塗装していく方法で、ゆず肌状ローラーと比較すると凸凹が細かくなります。
スチップルは、キメが細かいスチップルローラーで塗装していく工法で、3種類の中で一番凸凹が細かくなります。
ちなみに仕上がりの艶に関しては、艶有り、半艶、艶消しから選ぶことができます。
標準色は49色(色見本)
※ブラウザによって色の見え方が変わりますので、参考までにご覧ください。
セラミクリーンの標準色は49色です。
他塗料よりも多く用意されています。
ちなみに当サイトが行った外壁塗装人気色アンケートによると、人気の色はベージュ・ホワイト・グレーがTOP3という結果になりました。
セラミクリーン塗料基本情報
つや | つや有り 半つや つや消し |
---|---|
ホルムアルデヒド放散等級 | F☆☆☆☆ |
希釈剤 | 水道水 |
塗装方法 | ローラー |
乾燥時間 | 工程内:3時間以上 最終養生:24時間以上 |
適用下地 | コンクリート/セメントモルタル/ALCパネル/スレート板/各種旧塗膜(活膜) |
注意事項 | 主材施工後、塗膜が完全硬化するまでの時間内に降雨があった場合、面台や天端などの埃が溜まりやすい箇所から汚染が生じることがあります。
塗装後、降雨が予想される場合は、シート養生を行うなどして、降雨に当たらないように注意してください。 施工部位により、低汚染性が十分に発揮されないケースがあります。 特に、傾斜壁の下端部、笠木などの水切りのない部位、窓廻りで水切りが不十分な場合、汚れが溜まりやすい目地の下部、雨がかからない部位などは、注意が必要です。 |
セラミクリーンは価格重視の方におすすめの塗料
40坪住宅の外壁(160平米)にセラミクリーンを使った場合の相場は55万円程度です。
セラミクリーンは単層弾性塗料で塗膜はゴムのように柔らかいものですが、数年経つと固くなって性能が著しく落ちるデメリットがあります。
セラミクリーンは、代表的な弾性塗料でひび割れリスクが気になる方から長年愛用されている塗料です。
価格も一般的なシリコン塗料よりも安いので、価格重視の方におすすめの塗料です。
ただ最近では高性能な弾性塗料に押され気味です。
また、粘土の高い塗料で作業性も悪いことから塗料を薄めて使う業者もいることから、セラミクリーンを使用する時は必ず実績のある業者にお願いするようにしましょう。
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