記事サマリー
ヤネフレッシュの評判
良い評判
- 嫌な臭いが少なく耐久性に富んだ塗料です
- 価格重視の方におすすめしています
- 屋根専用だけあって耐久性に優れています、10年は持つと思います
悪い評判
- 価格は安いけど、それなりの塗料です
- ヤネフレッシュをすすめてくる業者は価格で客を釣ろうとしているようにしか感じません
- 悪くないけど、良くない塗料
ヤネフレッシュ最新価格相場
※3回塗りの合計単価です。
1平米あたり2,500円~3,000円(水性ヤネフレッシュシリコン)
1平米あたり3,200円~3,800円(水性ヤネフレッシュフッソ)
ちなみに40坪住宅の屋根に水性ヤネフレッシュシリコンを使った場合の相場は30万円程度です。
相場通りで屋根塗装が行えますし、耐久性にも優れているのが特徴です。
内容 | 金額 |
仮設足場 | 154,000円 |
高圧洗浄 | 27,000円 |
下塗り(ヤネフレッシュシーラー) | 31,000円 |
上塗り(ヤネフレッシュシリコン) | 65,500円 |
養生・諸経費 | 30,000円 |
消費税 | 30,750円 |
合計 | 338,250円 |
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耐用年数
ヤネフレッシュの耐用年数はキセノランプ法により下記です。
※キセノランプ法とは、キセノンアーク放射と言われる太陽光とよく似た光を一定時間照射した時の劣化具合を測る試験です。
塗料名 | 耐用年数 |
ヤネフレッシュ | 5~7年 |
ヤネフレッシュSi | 6~8年 |
ヤネフレッシュF | 8~10年 |
ヤネフレッシュシリコン | 6~8年 |
ヤネフレッシュフッソ | 8~10年 |
ヤネフレッシュ(ポリウレタン樹脂)以外の塗料では高い耐用年数が期待できそうです。
外壁との兼ね合いも考えて屋根塗装を施そうとするのであればヤネフレッシュFかヤネフレッシュフッソが断然おすすめですね。
ヤネフレッシュシリーズの種類
ヤネフレッシュシリーズの塗料はグレード別に5種類あり、カラー展開もバリエーションが豊富です。
『RC-140』は、ヤネフレッシュ、ヤネフレッシュSi、ヤネフレッシュFのみです。
- ヤネフレッシュ(ポリウレタン樹脂:弱溶剤)
- ヤネフレッシュSi(アクリルシリコン樹脂:弱溶剤)
- ヤネフレッシュF(フッ素樹脂:弱溶剤)
- ヤネフレッシュシリコン(アクリルシリコン樹脂:水性)
- ヤネフレッシュフッソ(フッ素樹脂:水性)
屋根という雨、風、紫外線が年中あたる過酷な環境であることを考えると、アクリルシリコン樹脂タイプかフッ素樹脂タイプのものをおすすめします。
また溶剤タイプのものと水性タイプがあるので、耐久性を追求される方には溶剤タイプ、近隣への臭いを配慮される方には水性タイプと選択肢があるのも嬉しい点です。
つやに関しては、ヤネフレッシュフッソ以外は全てつやのあり、なしを選ぶことができます。
ヤネフレッシュの特徴
ヤネフレッシュシリーズの主な特徴は以下の2点です。
- 隠蔽性(いんぺいせい)が高い
- さまざまな下地に適応(密着)できる
ヤネフレッシュは屋根塗装に関して大切な特徴を持っている塗料です。
一つずつ紹介します。
隠蔽性が高い
隠蔽性とは、下地の色を隠す性能の高さのことを言い、色が透けは仕上がりにも大きく影響するため、隠蔽性の高い塗料は性能の高い塗料とも言われています。
ちなみに、業者によっては隠蔽性のことを『かぶり』と呼んだりもします。
ヤネフレッシュはこの隠蔽性が高く、仕上がりが美しくなる傾向があります。
また塗料に防かび・防藻性も備えているので、美しい屋根が長期間継続されるという特徴があります。
建物の印象は屋根の状態に大きく左右するため、隠蔽性が高く防かび・防藻性のあるヤネフレッシュは重宝されています。
さまざまな下地に適応(密着)できる
ヤネフレッシュは特にコロニアルやカラーベストなどの薄型塗装瓦や、トタン屋根で優れた効果を発揮してくれますが、適応下地が多いことも特徴の一つです。
具体的な適応下地は以下です。
施工に関しては特別特殊なことはありませんが、スレート系の屋根では縁切り(えんぎり)の作業が必要です。
ヤネフレッシュはこんな人におすすめ
- 価格重視の人
- 外壁のシリコン系塗料と一緒に塗装を検討している人
ヤネフレッシュは他の塗料と比較しても価格が安いので、予算が限られている人など価格重視の人にはおすすめします。
また、外壁と一緒に屋根塗装でヤネフレッシュを検討している人で、外壁にシリコン系塗料(耐用年数10~15年)を選択するのであれば次回のリフォーム時期が同じ時期になるのでおすすめです。
ただ、その際は耐用年数を合わせるようにフッ素系のヤネフレッシュFかヤネフレッシュフッソを使うようにしましょう。
施工例
ヤネフレッシュらしく、つやありの華やかな色(CLR-144)での仕上がりとなっています。
元の屋根がかなり傷んでいても、ある程度の密着が確保できるのはヤネフレッシュを使うメリットの一つですね。
ヤネフレッシュSi(アクリルシリコン樹脂:弱溶剤)を使っての仕上がりです。
屋根材をローラーで板金部分を刷毛で塗装してあります。
画像では分かりずらいですが、タスペーサーによる縁切り作業もしっかりと行っています。
ヤネフレッシュはとりあえず屋根塗装したい人におすすめの塗料
40坪住宅の屋根に水性ヤネフレッシュシリコンを使った場合の相場は30万円程度です。
高い耐用年数が期待できる塗料です。
ヤネフレッシュの評判では『品質はそこそこだけど価格もそこそこ』という評価が多かったですね。
ヤネフレッシュSiやヤネフレッシュFはアスファルトシングルなどの屋根材にもおすすめの塗料です。
カラーバリエーションが多かったり、水性・油性が選べたりできるのは施主からしたらメリットになるでしょう。
外壁に使用する塗料との兼ね合いも考えてヤネフレッシュを選択することをおすすめします。
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