錆止め塗料とは

錆止め塗料とは、顔料と油分が混ざり合う事で金属表面に皮膜を作ってくれて、下地が空気や水と触れ合って酸化することを防いでくれる働きがある塗料です

JIS(Japanese Industrial Standard:日本工業規格)では、錆止めペイントと呼ばれています。

錆止め塗料は主に下塗りとして使われることが多く、トタン屋根や屋外にある鋼材やパイプ、ベランダの手すりなどの金属素材(付帯カ所)に重宝されています。

昔から使用されてきた塗料ではありますが、最近では色の種類が増えてきたり、環境に優しい鉛クロムフリーの製品や作業効率の良い速乾タイプの商品も開発されています。

その種類によって注意点や特徴がありますので、使用する箇所や環境に合わせて錆止め塗料を選ぶようにしましょう。

 外壁塗装で使われる塗料をジャンル別に全24種類をランキング形式でまとめました。

頑張ってまとめましたので、よかったら一読ください。

錆止め塗料の種類

錆止め塗料は配合される樹脂によって大きく油性系とエポキシ系の2つに大別することができます。

それぞれの特徴をご紹介します。

油性系

油性系錆止め塗料は、1種と2種に分類されます。

1種は油性系とされ、昔から使用されてきたタイプで乾燥までの時間はかかりますが、厚い皮膜を作ってくれるので高い防錆性が期待できます。

2種は合成樹脂系(ウレタン、アルキド、フェノールなど)とされ、1種に比べて紫外線に強く、乾燥時間も早く作業効率は向上しますが防錆性では1種に劣るという特徴があります。

1種の油性系は、乾燥時間が夏場で3~4時間、冬場で6~8時間かかり作業効率が悪い為、現在油性系の錆止め塗料の需要はそれほど多くありません。

エポキシ系

エポキシ系錆止め塗料は、エポキシ樹脂に錆止め顔料が配合されている塗料になります。

エポキシ系の特徴は、水に強く、密着性が良い、耐久性も高いということで、現在一般住宅への階段手すりやベランダ手すりなどの錆止め塗料として使用されています。

一応内外部適応塗料ではありますが、紫外線に弱いという特徴もあることから、紫外線の強い箇所への塗装は避けた方が無難です。

屋外におすすめな錆止め塗料一覧

塗料名 メーカー 種類 色相 適合塗料
ハイポンファインプライマー 日本ペイント エポキシ樹脂系 黒さび色
赤さび色
グレー
  • ファイン4Fセラミック
  • ファインフッソ
  • デュフロン4Fルーフ
  • ファインシリコンフレッシュ
  • ファインSi
  • ファインルーフSi
  • ファインウレタンU100
  • ファインルーフU
  • 1液ファインフッソUV
  • 1液ファイン4Fルーフ
  • 1液ファインシリコンセラUV
  • シリコンルーフⅡ
  • 1液ファインウレタンU100
  • ケンエースG-Ⅱ
  • ACトタンペイント
  • Hi-CRデラックスエコⅡ
  • ハイシルクフォースター
ハイポンサビタス 日本ペイント エポキシ樹脂系 乳白色クリヤー
  • ハイポン20デクロ
  • ハイポン20ファイン
  • ハイポン20ファインHB
  • 水性ハイポン20
  • ハイポンファインプライマーⅡ
  • オーデハイポンプライマー
  • 1液ハイポンファインデクロ
  • エスパーワンエース
サビタイト 下田通商 エポキシ樹脂系 赤さび色
グレー
  • ダイドーマイルドU
  • ダイドーシリコンセディア
  • ネオマリン
  • ダイドーマリンフラッシュ
  • 水系パーマシリコン等
ラスゴンセーフティK 関西ペイント 油性系 赤さび色
グレー
ダークグレー
  • ダイドーマイルドU
  • ダイドーシリコンセディア
  • ネオマリン
  • ダイドーマリンフラッシュ
  • 水系パーマシリコン

錆止め塗料の使用の際の注意点

錆止め塗料を使用する際は、通常の塗料と違った点に注意して塗装する必要があります。

その注意点をご紹介します。

下塗り、上塗りの相性がある

上塗りで錆止め塗料を使用する際は、下に塗られた塗料との相性がとても大切になります

下塗りと上塗りの塗料の相性が悪いと、塗装後早期に塗膜が剥がれたり縮んだりしてきます。

下塗りで水性塗料が使われている場合、上塗りの錆止め塗料も水性のものしか使えなくなります。

また、下塗りで錆止め塗料を使用する際には、なるべく上塗りで使用する塗料の色に近い色のものを選ぶようにします。

こうすることでもしも上塗りの塗料が剥げてきても目立つことはありません。

ケレン作業で錆を取り除く


通常の下塗りの際にもケレン作業は入念に行いますが、錆止め塗料を使用する際には既に錆が進行している箇所に塗装するケースが多くので特に注意してケレン作業を行う必要があります。

ケレン作業とは、ヘラやサンドペーパーなどで下地の錆や汚れを取り除き、塗料との密着を良くする為に表面に若干のキズを付ける作業になります。

金属への塗装は錆の対策と予防が基本になり、錆が進行している箇所は錆を根っこから取り除く必要があります。

そうでないとせっかく錆止め塗料を施しても、錆が再発してきてしまいます。

入念にケレン作業を行い、錆止め塗料を厚く塗るのが効果的とされています。

錆の上から塗れる錆止め塗料もある


錆が進行している下地ではケレン作業が大変ではありますが、錆の上から塗れる錆止め塗料もあります。

代表的な塗料ですとアサヒペンの油性塗料があります。

紫外線劣化防止剤(HALS)が配合されているので、紫外線にも強く耐候性が高いのでトタン屋根などにおすすめです。

色相も赤さび、こげ茶、新茶、黒、スカイブルー、なす紺とバリエーションも豊富です。

1回塗りで済む所もDIY向きの塗料と言えます。

あまりに錆が進行している下地には、錆の上から塗れる錆止め塗料の検討をしてもよいでしょう。

⇒ サビの上からそのまま塗れるシリーズ | アサヒペン

錆止め塗料は1液タイプの1回塗りがおすすめ

錆止めの塗料は建物の鉄部には重宝される塗料になります。

現在錆が進行している箇所へも塗装が可能ではありますが、その際には適合塗料との相性とケレン作業に注意して塗装するようにしましょう。

錆止め塗料をDIYで塗装する際には、1液タイプの1回塗りで済む塗料を選ぶことをおすすめします。

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