外壁塗装は秋(9月・10月・11月)の季節が最も適していると言われています。
せっかく外壁塗装するなら適した季節で行いたいと思いますよね?
ただし、秋の季節であっても注意点(デメリット)もありますので、しっかり把握してから外壁塗装工事を発注するようにしましょう。
秋に外壁塗装工事を検討している方の参考になれば幸いです。
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記事サマリー
秋は空気が乾燥していているので塗料の乾燥がしやすい
外壁塗装は塗膜が正確に外壁に密着しないと、早期はがれの原因になったり、塗膜の膨れ・ひび割れなどの症状が出るため、雨が降っていなくても気温が5℃未満、もしくは湿度85%以上である場合、または換気が十分でなく結露が考えられる場合には外壁塗装工事は行えません。
外壁塗装は塗膜の完全乾燥が絶対条件です。(工法や塗料によっては24時間の乾燥が必要になるものもあります。)
秋は気温が15~30℃でカラッとした季節のため、塗料の乾燥が早く、工期も短期間で済むため、外壁塗装においてベストシーズンだと言われています。
消費者としては、秋の季節は業者のミスを未然に防げるというわけです。
天気が安定しているのでスケジュール通り進む
秋は移動性高気圧で乾燥した空気を運んでくるため比較的天候が安定しているので外壁塗装工事がスケジュール通り進むというメリットがあります。
外壁塗装は雨の日には工事は行えません。
雨で工事が延期になっても追加の費用が発生することはありませんが、それでも建物に足場がかかっている状態や養生によって窓が開けられない状態が長く続くことは、あまり好ましくない状態です。
また雨自体が降っていなくても天気がぐずついていて、いつ雨が降ってきてもおかしくないような状況の中でも外壁塗装はリスクを考慮して工事は行いません。
なので、通常10日ほどの工事であっても梅雨の時期などは外壁塗装完了までに一ヶ月ほどかかることもあります。
秋はこのような天候によるトラブルが起きずらい季節です。
ただし秋は台風が多い季節でもあります。
秋に外壁塗装を検討している方は台風の動向には注意が必要です。
外壁塗装中のストレスを感じにくい
外壁塗装期間中は生活に支障がでるのでストレスがかかります。
具体的には、養生によって窓が開けられなかったり、塗料の臭い、足場を組む音や解体する音の騒音、足場によって洗濯物が外に干せない、駐車場が利用できない(制限される)などのストレスが考えられます。
またエアコンの温度調節それほど必要ない季節というのも秋のメリットです。
秋の季節は短期間で外壁塗装が完了するのでストレスがかかりずらいメリットもあります。
特に小さいお子さんやペットがいる世帯は秋に外壁塗装を行うメリットは大きいです。
外壁塗装中に考えられる生活の支障については別ページで詳しく紹介していますので、そちらのページをご覧ください。
秋は業者の繁忙期と重なるため申し込みは予めしておく必要がある
秋は外壁塗装に適した季節であるため、人気の季節でもあります。
そのため業者は繁忙期になり、優良な業者などは2~3ヵ月前から秋の季節の予約が埋まっているという状況にもなります。
秋に外壁塗装を検討している方は、少なくても6月・7月あたりから業者の選定などを開始しておく必要があります。
業者選定も最低3社ほどの比較をおすすめしていますが、やはり時間がかかります。
契約時には秋(9月・10月・11月)に外壁塗装を希望していることを伝えましょう。
早め早めに動くことで、業者の選定にも余裕を持つことができます。
ちなみに6月は梅雨の時期で業者としては閑散期にあたりますので、値引き交渉にも応じてくれやすいです。
外壁塗装は秋(9月・10月・11月)の季節に行いましょう
天気が安定しているのでスケジュール通り進むのもおすすめの理由です。
優良業者ほどスケージュール確保が難しいのでなるべく早くスケージュールを確認することが必要です。
- スケジュール通り工事が完了する
- 業者がミスをしにくい
- 生活への支障(ストレス)を最小限に抑える
- 業者の繁忙期と重なる
- 値下げ交渉がしにくい
- 台風が懸念される
外壁塗装はトラブルが多い工事です。
なるべくトラブルが起きないように秋に外壁塗装をすることをおすすめしています。
また、秋は外壁塗装工事による生活への支障を最低限に抑えることができるメリットもあります。
秋に外壁塗装するために、6月・7月あたりから業者選定を開始しましょう。
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