屋根リフォームの種類
- 屋根葺き替え工事
- 屋根重ね葺き工事(カバー工法)
- 屋根塗装工事
- 漆喰補修工事
- 棟板金交換工事
- 雨樋交換工事
屋根リフォームの種類は大きく6種類あります。
屋根全体を交換する葺き替え工事から、既存屋根の上から新しい屋根を被せる重ね葺き工事(カバー工法)、屋根の塗装、屋根の劣化部分のみを補修する工事(漆喰補修工事、棟板金交換工事、雨樋交換工事)があります。
屋根の劣化具合によって行うリフォームの種類は変わってきます。
雨樋交換工事などは数万円から行う事ができますが、葺き替え・カバー工法・塗装は数十万円~数百万円の費用が必要です。
屋根リフォームの種類、目安、屋根ごとの特徴をまとめましたので、参考にしていただければと思います。
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屋根リフォーム費用相場
屋根によってリフォームにかかる相場は変わってきます。
屋根リフォームの価格相場で言えば屋根塗装によるメンテナンスが一番安く、だいたい1平米2,000円~4,000円(足場、高圧洗浄費含んだ価格)の範囲です。
ただ、屋根の状態によっては塗装によるリフォームが困難なケースもあり、その際には屋根の葺き替えとなり価格も高くなってしまいます。
屋根のリフォーム費用を節約しようと定期的なメンテナンスをしないことで、結局は屋根が傷んでしまいます。
特にスレートや金属系の屋根は耐久性の面で粘土系の屋根よりも劣る部分がありますので、定期的なメンテナンスが必要です。
屋根リフォームのチェックポイント
屋根は建物の中でも特に紫外線、雨、風の影響を受けている部分で、劣化しやすい箇所でもあります。
入念にチェックすべき場所は、屋根の一番高い場所である『棟』の部分や、異なる屋根面がつながる場所のため弱点となりやすい『隅』や、水の通り道となっている『谷』です。
谷部分には金属板などの下地を使っているので、屋根だけでなく下地の痛みがあるかどうかもチェックするようにしましょう。
建物の印象は屋根で決まるところも大きく、屋根が傷んでいると建物全体が痛んでいる印象を持たれてしまいます。
住環境の快適さは屋根に依存するところも大きく、それ故にこまめなメンテナンスやリフォームが必要です。
塗装で対応できない場合には屋根交換(カバー工法・葺き替え)
屋根の手入れを何十年もしていない状態だと、瓦や下地まで傷んでいて塗装による手入れが行えないケースもあります。
その際には屋根を交換する『重ね葺き(カバー工法)』や『葺き替え』によるリフォームです。
『重ね葺き(カバー工法)』や『葺き替え』によるリフォームは塗装と比べると価格は高くなります。
屋根を交換する際には、屋根の形と材料がポイントです。
雨漏りの原因が屋根の形状によるところであれば、屋根交換を機に屋根の形状を変更することも可能です。
また、屋根によって耐震性、耐久性、断熱性、防音性も変わってきます。
屋根リフォーム種類まとめ
- 足場の設置費、既存撤去費がかかるため、外壁のリフォームも一緒に行えないか検討する
- 屋根の状態によっては塗装によるメンテナンスはできない
- 塗料のグレードによって耐用年数は大きく違う
屋根のリフォームをするきっかけで雨漏りなどの不具合が発生してから行うという方がとても多いですが、不具合が目に見える形で発生しているケースでは、かなり費用も高くつく傾向にありますのでおすすめしません。
また、費用だけでなく大規模なリフォームでは生活にもある程度の制限(騒音、職人の出入り、足場の設置)が加わりますのでストレスもかかります。
出来れば、こまめに点検して外壁塗装と一緒に手入れしてしまうのがおすすめです。
屋根のメンテナンスを外壁塗装も一緒に行うと、足場代の節約です。
屋根も外壁同様に定期的に手入れをしてやって、できれば同時期に行うことをおすすめします。
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