外壁塗装ブラウン(茶色)のメリット・デメリット!おしゃれなブラウンはこれ

株式会社マルミ美装工芸の代表、田里友貴です。

職人集団による経営に拘っている弊社の経験に基づき、外壁塗装をブラウン(茶色)系で仕上げる際のポイントや注意点などを紹介します。

ちなみに当サイトが外壁塗装した384人にアンケートした『外壁塗装で人気の色ランキング』では、ブラウンは第5位という結果でした。

このページの執筆・監修者

株式会社マルミ美装工芸代表取締役社長。外壁塗装に係わるリフォーム業界歴17年。火災保険の申請に関するお手伝いも得意としており、累計で600件以上の申請実績あり。監修者として外壁塗装でブラウンに関してこのページを執筆・監修しました。外壁塗装の専門家として私の言葉で注意点やポイントを説明しています。

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外壁塗装ブラウン(茶色)のメリット・デメリット

外壁の色でお悩みのお客様に私がいつも伝えることは、『明るい色と暗い色のメリット・デメリット』と『立地による選定』です。

『明るい色と暗い色のメリット・デメリット』ですが、外壁塗装を行なった10年後以降からいわゆるチョーキング現象というものが始まります。

チョーキング現象とは、塗料に含まれる顔料が表に出てきてしまうことを指しているのですが、どの色を選んでも基本的に白い粉のような状態で表に出てきます。

つまり明るい色の場合はこのチョーキングが目立ちにくく、暗い色だと目立ちやすい(劣化を感じやすい)ことです。

反対に外部からの汚れの付着(砂埃や排気ガス)などは明るい色ほど目立ちやすく、暗い色では目立ちにくいといったこともあります。

『立地による選定』がここに関係してきますが、周りを畑に囲まれている場合や幹線道路沿いである場合はあまり明るすぎる色はお勧めしていません。

さて、外壁塗装ブラウン(茶色)のメリット・デメリットは前述したこととほとんど重複しますが、

メリット:外部からの汚れ(砂埃や排気ガス)が目立ちにくい

デメリット:明るい色と比較すると将来チョーキング現象が起きた際にそれが目立ちやすい

といったところでしょうか。

おしゃれなブラウン(茶色)にするポイント

外壁の色を単色で考える場合はご自身の好みで選んで良いと思いますが、建物の上下で二色に分かれていたり、タイル調のサディングで目地色と分けたい場合などは組み合わせを考える必要があります。

上下で二色に分かれているようなタイプは、上に明るい色を入れ、下にブラウン系の色を入れるとしっくりとくることが多いです。

タイル調サイディングの場合は目地色を明るくしたいのか、それともメインのブラウン系に寄せた色合いで少しだけ差を作りたいのか、施工業者さんとしっかりと打ち合わせを行いましょう。

メーカー別ブラウン(茶色)系の種類

ブラウン(日本ペイント)
ブラウン(日本ペイント)

日本ペイントの標準色に含まれるブラウン(茶色)です。

日本ペイントだと、ND-343、ND-322、ND-376、ND-375、ND-342あたりがブラウンです。

ブラウン(エスケープレミアムシリコン)
ブラウン(エスケー化研)

エスケープレミアムシリコンの標準色に含まれるブラウン(茶色)です。

エスケー化研だと、OSR-168、OSR-169、OSR-109、OSR-132、OSR-413、OSR-414ががブラウンです。

エスケー化研はブラウンの種類も多いです。

ブラウン(スズカファイン)
ブラウン(スズカファイン)

ウォールバリア(スズカファイン)の標準色に含まれるブラウン(茶色)です。

スズカファインだと、A272、A273がブラウンです。

ブラウンと一言にいってもさまざまな種類が存在します。

比較的落ち着いたブラウンの『モカブラウン』、濃いブラウンの『ダークブラウン』、ブラウンとベージュの中間色『モカベージュ』などがあります。

お客様の人気が高くブラウンのイメージに近いのは『モカブラウン』であることが多いです。

塗料やメーカーごとに同じブラウンでも名前が異なることがあります。

ブラウンの色選びに迷った際には各塗料メーカー共通の日本塗料工業会が出版している塗料用標準色(通称ニットコー)を参照して下さい。

ブラウン(茶色)と相性の良いツートンカラー

ブラウン×ベージュ
ブラウン×ベージュツートン

ブラウン(茶色)と相性が良く人気のツートンは白に近い色やクリーム系の明るい色です。

ブラウンの濃淡ツートン
ブラウンの濃淡ツートン

同系色のブラウン(茶色)系で濃淡をつけるパターンもシックな仕上がりで良いですね。

色分けを行う際にはその境界線をしっかり吟味し、必要があればカラーシミュレーションを依頼するとより鮮明にイメージが湧きますのでおすすめです。

個人的にブラウン(茶色)のツートンで相性が良いと思う色は白系からクリーム系の色ですね。

外壁塗装でブラウン(茶色)にして後悔したお客様の紹介

ブラウン系外壁塗装の後悔で一番多いのは『イメージしていた色合いと違った』との感想を抱かれることです。

ただし、イメージ違いの後悔はブラウンに限った話ではなく他の色でもあることかと思われます。

カラーシミュレーションを利用し納得のいくまで色探しをすることをおすすめします。

外壁塗装ブラウン(茶色)施工例

外壁塗装ブラウン施工例
外壁塗装ブラウン施工例
外壁塗装ブラウン施工例
外壁塗装ブラウン施工例
外壁塗装ブラウン施工例

外壁塗装ブラウン(茶色)まとめ

ブラウン(茶色)系はいつの時代も人気な色ですね。

各塗料の基本色だけでなく、日本塗料工業会が出版している塗料用標準色(通称ニットコー)の中から選ぶとなるとブラウン系だけでも多くの選択肢がありなかなか決めきれないと思います。

是非何度もカラーシミュレーションを行なって、一番好きなブラウンをお選び下さい。

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